updated: 2024
人気のワークショップ20選!手軽に開催できるアイデアを紹介
参加体験型グループ学習を意味するワークショップ。参加者が受動的になりがちなセミナーと異なり、共同作業を通した能動的な学びと創造のスタイルとして注目を集めています。
ワークショップは、開催目的を明確にして企画をすると、集客や話題作り、参加者同士のコミュニケーションの活性化など、さまざまな効果が期待できます。
本記事では、人気のワークショップ20選を、子ども向け、クラフト系、ゲーム系、オンラインの4つに分けて紹介します。
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親子で取り組める子ども向けワークショップ4選
戦国ワークショップ
戦国ワークショップは、戦国時代をモチーフにしてさまざまな体験を通して歴史を感じることのできるワークショップです。オリジナル刀工房、流鏑馬射的、かんざしづくりなど、その内容は多岐にわたります。特に人気なのが、布甲冑作り。正面には自分の好きな家紋や絵柄を描き入れることができます。布製で折りたためるため、段ボールなどよりも手軽に持ち帰ることができます。
「親子連れ向けのイベントを開催したい」「地域の歴史を知ってもらいたい」「外国人観光客にも参加してもらいたい」などという方におすすめです。
SDGsアドベンチャー
SDGsアドベンチャーは、体験を通じてSDGsを学べるワークショップです。参加者は島に見立てた数々のワークショップを体験していき、すべての島をクリアするとSDGs缶バッジがもらえます。各ワークショップは約5~15分で体験できるので、子どもでも飽きることなく体験できます。「SDGsを広めたい」「家族連れ向けのワークショップを開催したい」という方におすすめです。
防災ヒーロー入団試験
防災ヒーロー入団試験は、体と頭を使いながら防災について学んでいくワークショップです。防災スリッパ作り、迷路、間違い探しなど、各15分ほどのコンテンツを通して防災の知識を学ぶことができます。地域に合わせた内容にすることも可能で、実際に参加した家族連れからは、「大人も勉強になった」との声も多数あります。
キッズタウンビルダーズ
キッズタウンビルダーズは、職業の本質的要素に自ら気づくことを目指す親子参加型ワークショップです。
事務職が体験できる「はんこの達人」、デザイナーのような体験ができる「カラフルクリエイター」など、ゲーム感覚で楽しみながらリアリティのある職業を体験することができます。ニーズに合わせたものを選んで開催することもでき、子どもたちの仕事観の育成や職業選びのヒントに繋げることができます。
モノづくりがテーマのクラフト系ワークショップ5選
ROOTOTE「TOTE AS CANVAS」
トートバッグ専門ブランドROOTOTE(ルートート)が手がけるワークショップです。
世界にたったひとつしかない、自分がデザインしたトートバックを作ることができるワークショップです。もともとトートバッグの生地はキャンバス地であることに着目し、バッグをキャンバスに見立てて絵を書いたり、素材を貼り付けたりしてバッグを装飾します。子どもが夢中で手軽に楽しめるシンプルな内容で人気を博しています。
参考:TOTE AS CANVASとは < トート・アズ・キャンバス | ROOTOTE.jp
グルーデコ
グルーデコとは、カラフルな接着粘土を使ってさまざまな形をつくり、ビーズなどでデコレーションをしてアクセサリーなどを作ること。発想次第でいろいろなものが作れますが、その基礎を学習するワークショップは人気です。
思い思いの本格的なオリジナルアクセサリーが作れて、愛着も沸きます。講師になることを目指す教室もあります。
ワイヤークラフト
コストをかけずにワークショップをしたい方に、おすすめなのが、ワイヤークラフトです。ワイヤークラフトとは、ワイヤーを自由自在に曲げて作品を作るDIYのこと。ワイヤーとラジオペンチだけで多彩な作品が作れるので、低コストでワークショップを開催できます。
ワイヤークラフトはシンプルなワイヤーを使うので、男女ともに親しみやすいワークショップになります。ワイヤークラフトの作品だけを掲載すると無機質に見えるので、イメージに合ったインテリアに溶け込ませた画像を使うと雰囲気が伝わりやすく、お洒落に見えます。
ハーバリウム
ハーバリウムはもともと「植物標本」を意味しますが、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを入れたインテリアアイテムとして人気があります。瓶の中に花材とハーバリウムオイルを詰めるだけで完成するため、見た目が華やかで、SNSでも目立つでしょう。
グリーンやドライフラワー、プリザーブドフラワーだけでも素敵な作品ができますが、オリジナリティを出すなら季節感を取り入れるのがおすすめ。例えば夏がテーマなら爽やかな色合いの花に貝殻などを加えたり、冬ならクリスマスカラーにしたりすると、作る過程も良い思い出になります。
参考:ワークショップ〜オリジナルハーバリウム作り〜|那須ハミルの森【公式】|那須高原のグランピングで自然を感じ五感で楽しめる本格派グランピング、那須ハミルの森
蝶矢梅酒づくり
梅酒で知られる「チョーヤ」が梅体験専門店として構える店舗「蝶矢」では、その場でオリジナルの梅シロップまたは梅酒を作ることができます。材料の梅や砂糖を好みのものから選んで組み合わせて簡単に作ることができ、梅を漬け込む楽しさを手軽に楽しむことができます。
漬け込んだ後の梅はお菓子や料理にも使えるので、梅活用レシピも公開されており、店舗を訪れた後も長く楽しめるのもいいところです。
親睦が深まるゲーム系ワークショップ7選
チャンバラ合戦
チャンバラ合戦は、スポンジ製の刀で腕につけた命と呼ばれるボールを落としあうアクティビティです。
戦国時代の世界観をモチーフにしていて、スタッフは戦国武将や忍者の衣装を着て世界観を表現します。2組以上のチームで合戦を行い、敵軍のボールをよりたくさん落としたチームが勝利します。
ルールがシンプルでわかりやすいので誰でも参加しやすく、非日常体験ができてとても盛り上がります。
合戦と合戦の合間にはチームで軍議(作戦会議)をし、作戦を立てて勝利を目指すので、メンバー内の交流やコミュニケーション、一体感や達成感の醸成にぴったりです。
謎解き脱出ゲーム
「謎解き脱出ゲーム」は、チームで協力して謎を解きながら脱出することを目指す遊びです。
脱出するためにはチームで協力して謎を解く必要があり、コミュニケーションが促進されます。また、リーダーシップを発揮する人、周囲をフォローする人、謎解きを先に進めるためのアイデアを出す人などが必要で、一人ひとりが役割を担って主体的に取り組めることが特徴です。
謎解き脱出ゲームは大人同士のチームビルディングを目的として実施される研修や社内レクリエーションなどで活用されています。
マーダーミステリー研修
マーダーミステリー研修は、近年流行している体験型推理ゲームを研修に応用しています。
参加者は事件の登場人物になりきり、物語の中で役割を演じながら真実に辿り着くことを目指してゲームに挑戦していきます。 限られた時間で参加者は臨機応変に自分の意見や立場を相手に明確に伝え、様々な可能性を考慮する上では駆け引きが必要になることも。
そのようにして、参加者同士でコミュニケーションをとって推理を進める中で、経済産業省が提唱する「社会人基礎力」や、「交渉力」を養えるので、大人にとっても学びのある内容になっています。
ワールドリーダーズ
ワールドリーダーズは、企業経営を擬似体験できるビジネスゲームです。一チームが一企業となり、企業の利益をどれだけ上げられるかを競い合います。
利益は、労働力や資本を使って上げることができますが、このゲームでは闇雲に利益を追求するだけでは勝利できず、勝利のためには、社会や環境など、様々なことを考える必要があります。
経営者として「経営」を体感することで、SDGsを学ぶだけでなく、戦略の立て方、交渉の仕方などのさまざまなスキルを身につけることが可能です。
合意形成研修コンセンサスゲーム
合意形成研修コンセンサスゲームは、物語を通して複数人で合意形成をする過程と要点を実践しながら学べる研修です。設定されたいくつかのルール(「相手の意見を否定しない」「多数決はしない」「直感で物事を決めない」など)を順守してゲームを進めていきます。
自分の意見をプレゼンする力、合意を取るためにコミュニケーションをとり、交渉する力、自分と他人の考え方や価値観の違いに気付く力、一つのゴールに向かってチームで協力する力等を体感的に学ぶことができるワークショップになります。
株式会社IKUSAでは、この「コンセンサスゲーム」をオンライン、リアルでもどちらでも実施できるので、開催方法から検討している企業様にもおすすめです。
サバ研
『サバ研』とは、サバイバルゲームでOODA LOOP(ウーダループ)を学ぶことができるワークショップです。
エアーソフトBBガンで行うサバイバルゲームが元になっていて、通常は2チームに別れて行います。勝つための作戦会議が必要ですが、サバ研では米軍で生まれた勝つためのフレームワークとして注目を集める「OODA LOOP」を取り入れています。迅速かつ柔軟な意思決定の流れをみる(Observe)、わかる(Orient)、きめる(Decide)、うごく(Act)という4つのプロセスに分け、状況把握から行動までを迅速に行う流れを戦いの場で実践することができます。
チームでの一体感、連帯感が不可欠であり、コミュニケーション能力やリーダーシップ、各自の主体性など、様々なスキルを学ぶことができるうえ、非日常的な衣装で戦う楽しい経験もできるので、イベントとしてとても盛り上がります。
スポGOMI
スポGOMIは、制限時間内にたくさんゴミを拾ってくるゲームです。
例えば吸い殻は5点、ペットボトルの蓋は8点、という具合にあらかじめゴミの環境負荷に沿ってに点数をつけておき、拾ってきたゴミの重量ではなく、ゴミの合計点数で勝敗を決めます。どこへゴミ拾いにいくか、役割分担をどうするか、などチームの作戦が勝敗を左右するので、チームビルディングにも効果的です。地域が綺麗になるだけでなく、慈善活動にも、運動不足解消にもなるのでおすすめです。
参考:スポGOMIとは|一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ Official Site
オンラインワークショップ4選
ある惑星からのSOS
ある惑星からのSOSはオンラインで楽しめる、SDGsと謎解きを掛け合わせたイベントです。 参加者は「ある惑星」の課題を解決するというミッションを与えられます。 メンバー同士で協力をしながら謎を解いて情報を整理することで、惑星の課題を解決する方法を導き出すことができます。 チームでゲームを進めるなかで、知らず知らずのうちに、今世界で起きている問題や、SDGsの必要性を学ぶことができます。
参加者同士で力を合わせて惑星を救うことで、協力の大切さやミッションを成し遂げる達成感だけでなく、SDGsを身をもって実感できるでしょう。
崩れゆく会議室からの脱出
崩れ行く会議室からの脱出は、オンラインで開催できる防災をテーマとして謎解き脱出です。
会議室にいて巨大地震に襲われたという設定で、チームで協力しながら謎をとき、耐震システムの復旧を目指すストーリーで、遊んでいるうちに防災の知識を身に付けることができます。
オンライン料理教室「シェフレピ」
シェフレピは、プロのシェフにオンラインで料理を教わる料理教室です。プロならではのコツが満載で、お店で食べるような本格的で上級者向けの100のメニューを習うことができます。会費を払えば動画が見放題なので、いつでも好きな時に見ることができます。
料理に使う食材キットを購入することもでき、料理の腕を上げたいという人に親しまれています。
オンライン旅行
旅行会社のHISでは、手軽に楽しめるオンライン旅行ツアーをいくつも用意しています。ツアーは国内から海外旅行まで豊富に用意してあり、費用は500円ほどのもあります。海外旅行へいくには時間がない、言葉や感染症の心配もいらないとあって、手軽に旅行気分が楽しめて人気があります。
例えば「マカオの夜景を見る旅」や「ゴッホの名画を巡る旅」など好みのテーマで選べるので、気になるものを手軽に楽しみたいという人にぴったりです。
参考:オンライン体験ツアー – おうちで海外旅行・国内旅行【HIS】
まとめ
ワークショップを開催すると考えると難しそうに思えるものの、発想次第では普段はできない貴重な体験ができる内容となり、話題作りや集客にも効果が期待できます。
何を目的にするか、どういった場所で開催するか、誰をターゲットにするか、などを明確にしたうえで、企画してみましょう。
株式会社IKUSAでは、上記以外にも様々なワークショップを企画・運営しています。「ワークショップを開催したいけど、どうしたらいいのか…」「うまく運営できるだろうか」といった不安や困り事がある場合は、ぜひ相談してください。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
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