updated: 2025
New!アクロバットショーの企画アイデア30選
目次
アクロバットショーとは人間が体を使った難しい技や華麗な動きを披露するパフォーマンスのことです。パフォーマーや観客の安全を確保する体制が必要ですが、視覚的なインパクトもあるため華やかさを演出するイベントに適しているといえるでしょう。
本記事では、アクロバットショーの企画アイデアを道具あり・道具なし・体験系など5つに分類し、計30選紹介します。
【道具あり】アクロバットショーの企画アイデア8選

ここからは、道具を用いて行うアクロバットショーの企画アイデアを8選紹介します。
スケートボード
スケートボードのトリックやパフォーマンスを披露するアクロバットショーです。軽快な音楽に合わせてジャンプやスピンなどのダイナミックな動きを見せることで視覚的に迫力を感じさせ、観客に高揚感を与えるでしょう。また、ストリートカルチャーの魅力を伝える効果も期待できます。
観客・周囲の安全確保やトラブル発生時のリスク軽減のため、会場には専用の防護ネットを設置しましょう。
スラックライン
スラックラインという、二点間に張り渡した細いラインの上で歩いたり座ったりジャンプしたりするパフォーマンスのアクロバットショーです。細いラインの上を飛んで跳ねる動きが特徴的で、スラックラインならではの魅力が観客にインパクトを与えるでしょう。
安全確保のためクッションマットや補助スタッフを配置し、体験コーナーを設ければ、より充実した内容になることが期待できます。
バトントワリング
スティック状のバトンを投げたり回したりしながら演技するバトントワリングのアクロバットショーは、優雅さと力強さを兼ね備え、会場の雰囲気を華やかに演出するでしょう。チーム演技やコラボレーション演出を取り入れることで、イベントの一体感や完成度を高める効果が期待できます。
また屋内外を問わず実施できますが、バトンを投げる余裕のあるスペースを十分に確保することが重要です。
フラフープパフォーマンス
フラフープパフォーマンスでは、全身を使ってフラフープを回したり、複数本のフラフープを同時に操ったりします。たとえば、お団子にした髪の毛でフラフープを回すなど、斬新で高度な技が用いられることもあります。
また、パフォーマンスに音楽や照明を組み合わせることで、観客を引き込む華やかさがあり、子どもにとっても身近な玩具のためファミリー層からも親しみを持たれやすいでしょう。
チェアーアクロバットショー
椅子を積み上げて行うチェアーアクロバットは、高さとバランスの極限に挑むスリリングなアクロバットショーです。積み上げた椅子の上で逆立ちをしたり、片手でバランスを取ったりする緊張感のある演技が観客の視線を惹きつけ、ショーのクライマックスとしても印象を残す効果が期待できます。
また、屋内外問わず実施できますが、転倒時に備えて補助スタッフやマットの配置、椅子や機材の安全点検、会場の環境整備にも配慮が必要です。
ジャイアントバルーンショー
ジャイアントバルーンショーは、パフォーマーが巨大な風船の中に入り、弾む・跳ねる・形を変えるなど、予測不能な動きで観客を楽しませるアクロバットパフォーマンスです。たとえば、コミカルな演出や照明を組み合わせることで、子どもから大人まで笑顔になれるショーに仕上がるでしょう。
BMXパフォーマンス
BMXとは、「Bicycle Motocross(バイシクルモトクロス)」の略称で、競技用の自転車を使ったアクロバットショーです。専用の小型自転車でジャンプやスピンなどの技を披露し、スピードとテクニックの両方で観客を魅了します。
また、観客に干渉しない距離と障害物のないスペースを確保するため、屋外イベント会場や広場での実施がおすすめです。
バランス芸
バランス芸とは、額やあごにワイングラスやカップ、お皿などを載せてバランスを取る繊細なアクロバットショーです。集中力と体のコントロールが求められるパフォーマンスで、緊張感のある展開が目を引くでしょう。また、屋内で実施する場合は天井高が求められる一方で、省スペースでも実施しやすいため、屋内イベントにも適しているといえます。
【道具なし】アクロバットショーの企画アイデア4選

以下では、道具を使わずにできるアクロバットショーの企画アイデアを4選紹介します。
ハンドバランス
ハンドバランスは、倒立を基本としたアクロバットショーで、片手倒立でのパフォーマンスといった強い体幹とバランス感覚を魅せます。観客は緊張感のある身体表現に非日常のスリルを体験することが期待でき、イベントの印象を強めるのにも効果的でしょう。
なお、実施の際には、十分なリハーサルと観客との距離を確保することが必要です。
バク宙
バク宙を中心としたアクロバットショーは、地面に手をつかずに回転するダイナミックなパフォーマンスです。後方抱え込み宙返りや後方屈伸宙返りなど、ジャンプの高さとスピードが求められる迫力ある動きで観客の記憶に残る効果が期待できます。
また、ステージや屋外広場など、空間を活かした演出が可能ですが、パフォーマーの安全を確保するため、マットや補助スタッフを配置し、事前のリハーサルを十分に行いましょう。
バク転
バク転を中心としたアクロバットショーは、地面に手をついて回転するパフォーマンスで、後方倒立回転跳びやロンダートをはじめとした連続技やチーム演技などが特徴です。体全体を使ったパフォーマンスにより、イベントに活気をもたらす効果が期待できるでしょう。
また、ステージや屋外イベントでも実施しやすいですが、パフォーマーの安全確保のため、高さのあるステージは避け、マットの使用や補助スタッフの配置が必要です。
トリッキング
トリッキングは、宙返りやテコンドー、カポエイラなどさまざまな分野の技術を組み合わせたスポーツ・パフォーマンスで、速度や高さ、危険さ、華麗さといった要素を持ち、観客にスリルと興奮を与えます。平坦なステージでも実施でき、音楽や照明と合わせた演出でさらに迫力を高められるでしょう。
実施する際には、滑りにくい床や十分なスペースを用意し、安全管理に努めましょう。
【サーカス系】アクロバットショーの企画アイデア9選

ここからは、サーカスでよく披露されるアクロバットショーの企画アイデアを9選紹介します。
エアリアルショー
空中での身体表現に加え、ロープや布、ループ、球体などを用いたエアリアルショーは、優雅かつ迫力あるアクロバットパフォーマンスです。美しい表現とスリルが融合し、観客に非日常的な体験を提供するでしょう。また、照明や音楽を組み合わせることで幻想的な演出が可能で、イベントの象徴的な演目として印象を残す効果が期待できます。
空中ブランコ
空中ブランコは、高所で複数のブランコを飛び移りながら行うアクロバットショーです。ブランコ間で行われる宙返りでの乗り移りやキャッチ技が見どころで、照明や音楽を用いて幻想的な雰囲気も演出できます。また、非日常なスケールで高揚感を提供し、イベントの印象を残す効果が期待できるでしょう。
安全確保のため、十分な天井高と落下防止ネットの設置が不可欠です。
ジャグリング
ジャグリングは、手を使ってボールやクラブ、リングなど複数の物を投げたり、取ったりするアクロバットショーです。リズミカルな動きで観客を惹きつけ、軽快な音楽に合わせた演出も楽しめるため、子どもから大人まで幅広い層に親しまれやすく、イベントを明るく盛り上げる効果が期待できます。
また屋内外問わず実施可能ですが、周囲との距離を十分に取り、安全なエリアを確保することが重要です。
ローラーバランス芸
ローラーバランス芸は、筒に載せた板の上に、さらに椅子を重ねて座るなど、ローラーで不安定な中バランス感覚を披露するアクロバットショーです。また、額やあごで物を支えるバランス芸を組み合わせることで、よりステージを華やかに演出し、観客の注目を集める効果が期待できます。
実施の際はマットの設置やパフォーマーの周囲にスペースを確保し、安全管理を心がけましょう。
ストラップアクト
ストラップアクトは、天井から吊るしたストラップを使い、空中で回転や吊り下がりの技を披露するアクロバットショーです。力強さと優美さを兼ね備え、照明や音楽との組み合わせで演出効果を高められます。非日常的な空間を作り出し、イベント全体のクオリティを引き上げる効果が期待できるでしょう。
実施する際にはパフォーマーの安全のため、器具の固定や高さの確認を徹底することが重要です。
軟体芸
軟体芸は、体の柔軟性で成り立つアクロバットショーです。全身の関節や筋肉を駆使し、人間離れしたポーズを披露するパフォーマンスでは、静かな緊張感と美しさが観客を惹きつけるでしょう。なお、ステージでは滑りにくい床や安全マットを用意し、体調に影響が出ないよう温度管理にも留意しましょう。
一輪車ショー
一輪車ショーは一輪車に乗り、バランスを取りながらパフォーマンスを行うアクロバットショーです。背丈を超える高さの一輪車を用いたり、複数人でパフォーマンスをしたりすることで演出の幅を広げられるため、子どもから大人まで楽しめるイベントに適しています。また、観客・パフォーマーの安全確保のため補助スタッフの配置や広いスペースの確保が必要です。
足芸
足芸は、逆立ちや背中を床につけた仰向けの姿勢になり、足を使ってものを操るアクロバットショーです。足の裏で傘を高速で回したり、人を支えたりするなど、高度な技が続きます。全身のバランス感覚と集中力が求められるパフォーマンスで、イベントを活気に彩る効果が期待できるでしょう。
実施する際は、観客・パフォーマーの安全を確保するため、ステージの安定性と観客との距離を確保することが重要です。
ポールアクト
ポールアクトは、垂直の支柱(ポール)に登って、滑ったり回転したりしながら技を繰り出すアクロバットショーです。全身の筋力と柔軟性を駆使した美しい身体表現は力強さと優雅さが融合したパフォーマンスとして、イベントにインパクトと芸術性をもたらす効果が期待できます。
実施する際には、器具の固定を入念に行ったうえで周囲のスペースを十分に確保し、安全管理に努めましょう。
【体験系】アクロバットショーの企画アイデア5選

ここからは、体験系のアクロバットショーを5選紹介します。
アクロバット体験
アクロバット体験は、プロの指導を受けながらアクロバット技に挑戦できる体験型イベントで、前転やバク転などを通じて、アクロバットを楽しく体感できます。年齢や身体能力に応じたプログラムを設定すれば、子どもから大人まで参加してもらいやすいでしょう。
アクロバット技を成功させる達成感を味わってもらえることで、イベント全体に活気を生み出す効果が期待できます。なお、参加者の安全を確保するためマットのうえで実施し、補助スタッフを配置するようにしましょう。
パルクール体験
パルクール体験は、街中を舞台に走る・跳ぶ・登るといった動作を通して自由に体を動かすパルクールを体験できるイベントです。体幹やバランス感覚を養う基礎的な動きから安全に体験できる内容にすることで、運動が苦手な人でも挑戦的に楽しんでもらいやすいでしょう。
実施の際は、マットや難易度に応じた障害物を設置し、安全指導を徹底することが重要です。
忍者体験
忍者体験は、忍者の動きや修行をモチーフにした企画です。たとえば手裏剣投げや忍び足、軽い跳躍やバランス練習など、ハードすぎず楽しみながら体を動かせる内容であれば小さな子どもでも参加しやすく、ファミリー向けのイベントにも適しています。
また、開催する際は安全マットの設置やスタッフに応じて人数制限を設け、安全に実施しましょう。
サーカス体験
サーカス体験は、実際のサーカスで使われる道具や技を体験できる企画です。ジャグリングやバランス芸など、内容に段階を設けることで年齢や身体能力に応じて参加してもらいやすく、安全に楽しめる内容にもなるでしょう。
また、開催する際はマットや安全補助を準備し、無理のない範囲で実施することが重要です。
トランポリンアクロバット体験
トランポリンアクロバット体験は、トランポリンを使った跳躍や回転技を体験できる企画です。初心者でも挑戦しやすい基礎的なジャンプから、インストラクターのサポート付きで簡単な宙返りや難易度の高い技に挑戦するプログラムを用意するのもおすすめです。
また、全身を使うことで運動不足の解消やストレス発散にもつながるため、大人向けプログラムの需要も見込めるでしょう。
【フリースタイル系】アクロバットショーの企画アイデア4選

以下では、フリースタイル系のアクロバットショーの企画アイデアを4選紹介します。
フットバッグ・フリースタイル
フットバッグ・フリースタイルは、中に粒状のビーズなどが入った小さなボールを足元で操りながら、音楽に合わせて多彩なトリックを披露するパフォーマンスです。リフティングだけでなく、膝や太もも、背中など全身を使った技が見どころです。
ボールが柔らかく安全性が高いため観客と近い距離の小さなスペースでも実施しやすいでしょう。
フリースタイルフットボール
フリースタイルフットボールは、サッカーボールを自在に操り、リフティングやトリックを組み合わせたアクロバットショーです。音楽に合わせてパフォーマンスすることで、スピード感とリズムが一体となる演出ができます。
また、技の美しさや個性を競う形式もおすすめで、エネルギッシュなパフォーマンスとして集客効果が期待できるでしょう。なお屋内外どちらのイベントにも適していますが、観客・パフォーマーの安全を確保するため、滑りにくい床や十分なスペースを用意することが重要です。
フリースタイルバスケットボール
フリースタイルバスケットボールは、手を使ってバスケットボールを回したり、投げたりする技を披露するアクロバットショーです。たとえば、音楽に合わせたリズミカルなパフォーマンスやチームでの連携技など、スポーツとダンスを融合した演出も魅力です。また、迫力あるパフォーマンスで観客を惹きつけ、イベントを活気づける効果が期待できます。
フリースタイル・ダブルダッチ
ダブルダッチは、2本の縄を使って行う縄跳び競技で、フリースタイル・ダブルダッチは向かい合った2人が縄を回し、ジャンパーが飛びながら技やダンス、アクロバットを繰り出すパフォーマンスです。音楽にあわせたリズミカルな動きとチームの一体感が会場を盛り上げるでしょう。
実施する際には、大縄を回せる広いスペースを確保しましょう。また、安全に実施するため床の状態にも配慮しましょう。
まとめ
ここまで、アクロバットショーの企画アイデアをフリースタイル系・体験系など5つに分類し、計30選紹介しました。アクロバットショーを企画する際は、安全管理と演出のバランスが重要です。本記事を参考に、盛り上がるアクロバットショーの企画アイデアを考えてみてください。
“普通の企画”では物足りない、そんなイベントに。 IKUSAでは、チャンバラ合戦や謎解き、ワークショップ型アクティビティなど、企画映え・体験価値の高いコンテンツを100種類以上ご用意。コンセプトや会場に合わせて柔軟にカスタマイズ可能です。 「体験要素を入れたい」「参加者の記憶に残る演出がほしい」といったご相談も歓迎です。

まむし
IKUSA.jp編集部

こっとぅね

佐々江 美也香