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updated: 2023 

事務や販売などの就業人口77%を占める職業を体験できる親子向けワークショップ「キッズタウンビルダーズ」をリリース

事務や販売などの就業人口77%を占める職業を体験できる親子向けワークショップ「キッズタウンビルダーズ」をリリース

あそび総合カンパニー株式会社IKUSA(本社:東京都豊島区、代表取締役:赤坂大樹)は、親子向け職業体験ワークショップ「キッズタウンビルダーズ」を2023年12月21日(木)より提供開始します。

「キッズタウンビルダーズ」で体験できる職業は、日本の就業人口全体の77%を占める「事務職」「専門技術職」「生産工程従事職」「販売職」「サービス職」の5種です。施設や地域などのイベントで開催することで、集客や人手不足などの課題解決に寄与します。

キッズタウンビルダーズ 公式サイトはこちら

キッズタウンビルダーズの目的や背景

日本のキャリア学習において、体験を軸にすえたプログラムはすでに世の中に存在します。

たとえば、消防士の制服を着て消火活動を疑似体験できる職業体験施設、創業者やプロスポーツ選手といった著名な方による講演活動など。

これらの多くは、いわゆる”体験映え”するものや、わかりやすく”すごい”と感じられるような職業をテーマにしています。

しかし現状に目を向けると、日本全体の7割以上の方が、事務、技術者、生産工程の仕事、販売職、営業職、サービス業といった、日常にありふれている職業に従事していることがわかります。

【出典参考】 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/chart/html/g0006.html

独立行政法人 労働政策研究・研修機構が発表している職業別就業者数によると、全体の20%が事務従事者、19%が専門的・技術的従事者、13%が生産工程従事者、12%が販売従事者、同じく12%がサービス職業従事者と、調査結果が出ています。

わたしたちは、こうした日本社会を多く支える職種にフォーカスすることで、「仕事」と「社会」の本質を早期の段階で理解し、将来職業選択をする際の一助となってほしい、選択肢を広げてあげたい、という想いから”リアル”な職業体験にこだわり開発しました。
早期段階で職業観を育むことで、採用時のミスマッチを防ぎたい企業側のニーズにも応えます。

キッズタウンビルダーズ 詳細

「キッズタウンビルダーズ」は、事務や販売といった、日本の就業人口77%を占める”ありふれた”職業をあそびながら体験する親子参加型ワークショップです。
実際の職業内容をベースにした学習プログラムを設計し、仕事を追体験する中でリアリティのある仕事観を形成することを目的としています。

・自分自身が大事にしたい価値観や考え方と、リアリティのある仕事がどのように接続するのか
・その仕事が自分の人生の中でどのような意味を持つのか

といった本質的な仕事観を育むことができます。

はんこの達人(事務職体験)

事務員になって、色々な書類に合ったハンコをひたすら押していこう!たくさん押したら勝ち!
でも、中には契約してはいけない書類が混ざっていたみたいだ!
今度は、書類をしっかりとチェックしながら間違えないようにたくさんハンコを押していこう!

カラフルクリエイター(専門職・技術的職業体験)

デザイナーになって、ロゴを好きな色でとにかく塗っていこう!
でも、色にはイメージや組み合わせの法則があるみたいだ!
今度は、お客さんの希望するイメージにあった色の組み合わせを考えて、素敵なロゴを完成させよう!

カツカツファクトリー(生産工程体験)

工場の責任者になって、機械を設置し、働く人も配置して、
商品をたくさん生産していこう!
でも、人を働かせすぎると疲れてしまうし、特定の作業がすごく得意な人もいるみたいだ!
今度は、働く人に得意な作業を割り当てて、しっかりと休憩をとらせて、商品をたくさん生産していこう!

セールスクエスト(販売従事者体験)

フルーツを売るバイヤーになって、質問カードでお客さんに聞きながら、どんどん売っていこう!
でも、お客さんの事情をもっとしっかり聞かないと、お客さんの本当に欲しいものを売ることができないみたいだ!
今度はお客さんの事情がわかるように質問して、お客さんが本当に欲しいものを売っていこう!

パニックレストラン(サービス職体験)

レストランのスタッフとして、次々に来るお客さんを座席にどんどん案内していこう!
でも、お客さんをやみくもに案内するとアッという間に満席になって、みんなが不満をもってしまった!
次はお客さんをよく観察して、うまく案内して、みんなを幸せにして売上をたくさん伸ばしていこう!

キッズタウンビルダーズの特徴

体験中の様子

①思わず熱中するワークショップ体験

年間1,000件以上のイベントを支援するIKUSAがもつノウハウを活用し、没入して取り組める世界観、仕掛け、ルールなどで参加者が熱中できる体験を創出します。

②心を動かし、学び、好きになる探究学習のデザイン

ただ遊ぶだけでなく、体験の合間にその職業をどうやったら面白がれるかという観点でフィードバックを与えることで、参加者自身の気づきを促し、学んでいただくことができます。

③5種類のワークショップからニーズにあったものを選べます
イベントのテーマに沿って、5つの職業体験ワークショップから好きなものをお選びいただけます。

④SDGsへの取り組みとして開催できます

あそびを通して仕事観の早期育成の機会を提供し、こども達が将来職業選択する際のヒントを提供できるワークショップです。

今後の展開

将来的には企業様ごとの職業体験プログラムをつくれるようなコンサルティングサービスも考えています。

企業の中に存在する仕事を題材とし、組織体制や会社のビジョンといったあらゆる側面をコンテンツに落とし込むことができるため、企業のブランディングやファンマーケティングにも期待できます。

監修者コメント

やまがたアルカディア編集社 Learning Experience Designer 福井健

日本の産業・労働を取り巻く環境は刻一刻と変わり続けており、”働きがい”をもって、主体的に仕事に取り組むことができる労働価値を生み出していくことは喫緊の課題となっています。
企業はこうした課題に対し、福利厚生制度や社内研修などで労働価値を高めようとしていますが、自身の価値観と実際の仕事がどう結びつくのか、という職業観を労働の前段階で育むことができると考えています。
こうした背景をもとに、企業が提供者となり、「働く」ことについて学ぶ機会を創出する仕組みとして「キッズタウンビルダーズ」を考案しました。

このプログラムは、ありふれた題材をおもしろがりながら学べる体験をつくる技術「LXD」と「あそび」を融合し、楽しく遊んで気づいたら「働く」ことの秘められた魅力に気づけるように設計されています。
職業のテーマは職業別人口で上位の職業を選定、体験”映え”するもの、コスチュームを着て写真を撮りたくなるような表層的なコンテンツではなく、より社会の実態に近い仕事をテーマにしています。
一見輝いては見えない当たり前の仕事(事務、生産工程職、営業職、サービス業など)に秘められたおもしろさを体感することで、子どもたちが将来自分で職業をデザインする際に、自分らしく生きることと、社会の中で役割を担うことに対し、納得感を持って取り組んでいけるような未来を実装したいと考えています。

キッズタウンビルダーズ 公式サイトはこちらキッズタウンビルダーズのお問い合わせはこちら

この記事を書いた人

まほ
IKUSA広報担当のまほです。
あそびで地域活性化、防災・SDGsの浸透、チームビルディングなど…
あそびの可能性について広報します。
幼少期からストリートダンス継続中、週一でダンスしてます。
お菓子大好きです。
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