updated: 2024
モチベーションアップに繋がるグループワーク9選
企業がビジネスを成功させるための要素として、社員のモチベーションも重要なものの一つです。
やるべき業務に対する生産性を高め、業績に貢献していけるような優秀な人材がいる会社は、時代に適応した活躍ができるでしょう。しかし、実際にモチベーションを高く保つことは容易ではありません。そこで会社としても何かしらの施策を打つ必要があります。
解決策の一つがグループワークです。会社のメンバー間の交流を促進し、チームの中での自分の役割を再確認できます。また、普段は得られない刺激が得られることから、リフレッシュ効果も高いのが特徴です。
今回は、モチベーションアップに使えるグループワークを8つ紹介していきます。
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モチベーションを保つためには
グループワークを紹介する前に、モチベーションを高く保つためのポイントを要素に分けて考えていきましょう。
会社での業務に対して意欲的になれるかどうかは、会社の環境や各個人が置かれている状況によって変わります。何が動機となっているのかを理解して、グループワークを効果的に取り入れていきましょう。
グループ内での役割があるか
会社というグループの中での役割があることは重要です。
社員自身に「自分は必要のない人間だ」という意識がある場合、仕事に対して意欲的になれないでしょう。そのため、自分が必要とされていることや自分がいることで貢献できているものがあることを知ってもらう必要があります。
それが数字的な評価でも、場を和ませられるムードメーカーとしての評価でも構いません。自分が会社の一員である役割を見出してあげることが、モチベーションに繋がります。
メリハリのある関わりができているか
仕事中とそれ以外では、スイッチを切り替えて接するなど、社内の人間関係にメリハリを持たせることも意識しましょう。
仕事上での関係性構築は、ただの馴れ合いにはない刺激があります。普段交友が深い間柄であっても、お互い仕事に取り組んでいる姿勢を目の当たりにすれば、自ずとやる気になるでしょう。
会社内に切磋琢磨できる存在がいることは、モチベーション向上にも大きく繋がります。
居場所があるか
モチベーション向上に不可欠な要素が会社での居心地です。
どれだけ仕事ができる人だったとしても、会社での居心地が悪ければ、やる気が出ないのは容易に想像ができます。社員が安心して働ける環境と、社員同士の関係性の補助を行うなど、モチベーション向上の前に、仕事に専念できる土台となる労働環境を構築することが必要です。
環境が整備され社員同士の交流が盛んになれば、会社での居場所ができてくるでしょう。その結果、次第に仕事に集中できるようになるため、業務全体の生産性も高めることが可能です。
モチベーションアップのためのおすすめグループワーク9選
このようにモチベーションを高めるためには、従業員が会社の中での役割を認識していくことや居場所を見つけることが重要といえます。
そこで登場するのがグループワーク。社員同士の交流を促進するとともに、自分が役割を担って行動することから、刺激が受けられます。
自分にできることを再認識するきっかけにもなるので、社員のモチベーションアップのために積極的に取り入れていきましょう。ここではおすすめのグループワークを8つ紹介します。
リーダーシップ研修「グレートチーム」
「グレートチーム」は、IKUSAのリーダーシップ研修の中で行うビジネスゲームです。「プロジェクト」の割り当てや、様々な状況に対して決断する「リーダーズチョイス」を行い、チームで協力して高い売り上げを上げることを目指します。
リーダーの立場をゲームを通して擬似的に体験することで、リーダーシップやマネジメントについて学ぶことができます。さらに、アクティビティの前後にはリーダーシップに関する講義も受けていただくため、学んだことをしっかり定着させられることも特徴です。
楽しいだけでなく、スキルアップもできるグループワークですので、お仕事に対するモチベーションもより向上するでしょう。
マーダーミステリー研修
「マーダーミステリー研修」は体験型の推理ゲームです。参加者は事件の登場人物になりきり、物語の中で役割を演じながら目的の達成や、真実を見つけ出すことを目指します。参加者は臨機応変に自分の意見や立場を相手に明確に伝えたり、時には駆け引きする力も試されます。
社会人の基礎的な力をはじめ、主体的な行動力、論理的な思考力、交渉力を身に付けられる内容になっています。
カイジ×チームビルディング ~悪魔的社内研修を生き延びろ!~
⼈気漫画・アニメシリーズ『賭博黙⽰録カイジ』の世界に入り込み、カイジのゲームを通してチームビルディングができる、新体験型イベントです。
常に極限の状態に置かれる『カイジ』のスリリングな緊張感の中で、心理戦や戦略立ての過程でチーム内の活発なコミュニケーションや信頼関係の構築を促進します。『カイジ』が好きな方はもちろん、そのストーリーを知らない方も楽しめる内容となっています。
実施ゲームは以下の通りです。詳細はリンクよりご確認ください。
- 限定じゃんけん
- 地下労働
- 鉄骨渡り
- スリー・ポーカー
- Eカード
謎パ
謎パはリアルでもオンラインでもできる謎解きとパズルを組み合わせた「全員協力必須」の謎解きゲームです。参加者全員でチームを組んで、謎のかけらを集めて謎を解いてミッションのクリアを目指します。
参加者同士で一丸となってパズルを解くので、達成感を味わうことができます。参加者全員で交流できて、社員の士気向上に繋がるゲームです。リモートワークで希薄化したコミュニケーションの改善を図りたい企業様におすすめです。
- チーム人数:全員で1つのチーム
- 全体人数:10〜600人
- 求められるスキル:コミュニケーションスキル(要点を伝える・ほかの人の話を聞くなど)、ひらめき力など
ペーパータワー
「ペーパータワー」は、30枚のA4用紙を使って自立するタワーを作るゲームです。
時間を計測して最終的な高さを競うため、チームでの協力とアイデアが求められるグループワーク。手軽に導入できるので、試験的にグループワークを試したい企業にもおすすめです。実際にIKUSAでもプレイした動画があるため、参考にしてみてください。
NASAゲーム
「NASAゲーム」は、月に不時着したという設定で、離れた母船に戻るため15個のアイテムの優先順位をつけるゲームです。
個人での思考の段階と、チームでの思考の段階があり、アイデア力だけでなく協調性も強化できるものとなっています。システムによってはオンラインで回答を管理できるので、データの集計も簡単に行えるでしょう。
ワークスタイルトランプ
「ワークスタイルトランプ」は、52枚のトランプに書かれた「働き方」に関するワードから、理想とする働き方を考えるグループワークです。
トランプの色によって仕事と私生活のどちらを重視するか分類分けされており、カードを選択した理由をお互いに共有することで価値観の理解を促します。
職種の異なる社員同士での交流企画
実は意外と効果があるのが、職種の異なる社員同士での交流です。
普段交わることのないスキルや思考を持った人々が一つの目標を設定して協力する過程で得られる刺激は、会社のチームとしての団結力を高めます。普段見ることのない他部署の人間との交流によって、会社としてのまとまりを実感するきっかけとなるでしょう。
グループワークの内容は、自社が目指している方向性にマッチしたものを選択しましょう。コンセプトを統一して行うことで、より強固なモチベーションアップに繋がります。
Moving Motivators
「Moving Motivators」は10種類のモチベーションカードを活用したポーカーです。
一つテーマを決め、それに対して自分で適していると思うものを選択し順番を決めます。そして、選んだものを理由と共にチームに発表します。自信の考えを伝えることで、チームでの相互理解を深められるでしょう。
取り扱われるやる気の種類は以下になります。
- 受容「私の周りの人が、私がやっていることや私らしさを認めてくれる」
- 好奇心「調査したり、考えたりしたいことがたくさんある」
- 自由「私は自分自身の仕事と責任で他人から独立している」
- 地位「私の職位は優れていて、いっしょに働いている人たちから認められている」
- ゴール「私の人生の目的が、私がしている仕事に反映されている」
- 名誉「私個人の価値が私の働き方に反映されていることを誇りに思う」
- 熟達「私の仕事は難しいが、まだ能力の範囲内にある」
- 秩序「安定した環境のための十分な規則と方針がある」
- 権力「私の周りに起きることを自分で左右できる裁量がある」
- 関係性「私は仕事でかかわる人々と良好な社会的繋がりを持っている」
グループワークをする際の注意点
グループワークを実際に行う際の注意点についても押さえておきましょう。やり方を知るのは簡単ですが、いざやってみるとトラブルが起きやすいもの。
特に会社のような多くの人が関わる場所では、事前準備が必要です。円滑にグループワークを完遂するためにも、確認しておきましょう。
目的を明確にする
まずは始める前に目的を明確にしましょう。何を目的にグループワークをするのかが不明瞭だと、効果が得られず時間を無駄にしてしまいます。今回であれば自らの役割を認識して、仕事のモチベーションを高めてもらうことです。最初にゴールを設定して、それに向かっていくためのグループワークを設計していきましょう。
事前準備を行う
ゲームによっては準備が必要な場合があります。そのため会社でグループワークを行う日程を決めることと、使うものを準備しておくことを徹底しましょう。当日になって開催できないとなると、次回の日程をあらためて決めるなど、不要な手間が発生してしまいます。準備を入念に行い、定期的な開催が可能となる体制を作っていくのが重要です。
全員が参加できる工夫を施す
グループワークを実施するにあたっては、誰かが参加できない状況を作らないことを目指しましょう。必ず全員が発言することや、個人での作業とグループでの作業を分けるなどできることはいろいろあります。
全員で参加してこそのグループワークなので、ゲームの効果により確実性をもたせるためにも、参加できない人を極力減らす努力を行いましょう。
グループワークを有効活用してチームワークを高めよう
モチベーションアップに使えるグループワークについて紹介しました。グループワーク一つとっても、複数の種類が存在します。今回紹介したもの以外にも無数にゲームは存在し、オリジナルで考えている企業もあるほど。
自社の目的に合った方式で、社員のモチベーションが高まるものを見つけてもらえれば幸いです。
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