updated: 2024
オンライン懇親会のおすすめツール13選
目次
オンライン懇親会を実施する際には、Web会議ツール、コミュニケーションツールなどを活用することで、よりスムーズにコミュニケーションを取れるようになります。また、謎解きなどのアプリケーションを利用して楽しみながらコミュニケーションを取ることもできます。
今回は、オンライン懇親会におすすめのツールを13種類紹介します。
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オンライン懇親会におすすめのWeb会議ツール
オンライン懇親会では、多くの場合にWeb会議ツールが使用されます。Web会議ツールを選択する際には、標準的な機能が揃っていること、参加者が20~100名程度の大人数でも全員が問題なく動作することなどが主なチェックポイントになります。
Web会議ツールには、参加者をグループ分けできる「ブレイクアウトルーム機能」、プライバシーを保護する「背景設定機能」、文字を書ける「ホワイトボード機能」などがあるものもあり、オンライン懇親会に適した機能が多くあります。
以下では、おすすめのWeb会議ツールを紹介します。
※各Web会議ツールの仕様は記事執筆当時のものです。アップデートにより仕様が変更になっている可能性もありますので、実際に使用する際は最新の仕様をご確認頂くことをおすすめします。
1. Zoom
Zoomは、オンライン飲み会でも多くの人が活用するWeb会議ツールで、多機能なのでリモートワークで行う打ち合わせなどでも利用されています。オンライン懇親会に自宅から参加する人が多い場合にもプライバシーを保護しやすい背景設定機能があり、セキュリティ対策も施されているため会社としての利用もしやすくなっています。
また、ブレイクアウトルーム機能があるため、オンライン懇親会でグループワークやゲームなどを行う際に、参加者をグループ分けすることもできます。懇親会では、参加者同士の親睦を深めることを目的とすることも多く、コミュニケーションを取れることが重要です。Zoomを利用すれば、複数のグループをつくれるため、参加者の人数が多くてもグループワークやゲームを実施できます。
Zoomはセキュリティ面の脆弱性が指摘され、利用を控えている会社もありました。しかし、Zoom5.0がリリースされて以降、暗号化通信が実装され、その後もセキュリティ面の改善に取り組んでいるため、セキュリティ不安は解消されてきています。ツールが比較的軽いためスペックの低いデバイスでも動作しやすいこともあり、オンライン懇親会におすすめのWeb会議ツールの一つといえます。
- アカウント作成:ホストのみ
- ゲストのアカウントログイン:可
- URLの発行:可
- ブラウザからのアクセス:可
- 接続可能な人数:100人以上
- 接続時間の制限:40分~24時間
- 画面に表示できる人数(パソコン):25人
- 画面に表示できる人数(モバイル):4人
- 画面共有の機能:可
- チャットの機能:可
- ホワイトボードの機能:可
- セキュリティ:暗号化通信
2. Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、接続時間の長さや接続人数の多さ、機能の豊富さなどが特徴のWeb会議ツールです。機能面やセキュリティ面で優れており、オンライン懇親会を実施する際には十分なWeb会議ツールの一つといえます。
やや動作の面で不安があり、低スペックや古いデバイスではスムーズに動作しない場合もあります。オンライン懇親会で使用する場合には、事前に当日の参加者全員で同時に接続してテストをしておく必要があるでしょう。オンライン懇親会の前にデバイスを再起動しておいたり、不要なアプリケーションを削除してメモリに十分な空きがある状態にしておいたりするなどの対策を参加者に行ってもらうことが重要です。
- アカウント作成:ホストのみ
- ゲストのアカウントログイン:可
- URLの発行:可
- ブラウザからのアクセス:可
- 接続可能な人数:300人
- 接続時間の制限:24時間
- 画面に表示できる人数(パソコン):9人
- 画面に表示できる人数(モバイル):4人
- 画面共有の機能:可
- チャットの機能:可
- ホワイトボードの機能:可
- セキュリティ:暗号化通信
参照:ビデオ会議、ミーティング、通話 | Microsoft Teams
3. Google Meet
Google Meetも前述の二つのツールと同様に機能面は十分に備わっています。他のツールと比べると比較的動作が軽いことが特徴ですので、ややスペックの低いデバイスからでもスムーズに動作しやすいでしょう。
- アカウント作成:可
- ゲストのアカウントログイン:可
- URLの発行:可
- ブラウザからのアクセス:可
- 接続可能な人数:100人
- 接続時間の制限:1時間~
- 画面に表示できる人数(パソコン):16人
- 画面に表示できる人数(モバイル):5人
- 画面共有の機能:可
- チャットの機能:可
- ホワイトボードの機能:可
- セキュリティ:暗号化通信
参照:Google Meet – オンラインのビデオ会議とビデオ通話(Duo の機能)
オンライン懇親会におすすめのチャットコミュニケーションツール
チャットコミュニケーションツールは、チャットで会話をしたり、データを送受信したりできるツールです。グループ分けをすることもでき、オンライン懇親会を実施する際に、チャットで会話をする場合には必要になるでしょう。
以下では、チャットコミュニケーションツールを紹介します。
4. Chatwork
Chatworkは、ビジネス向けでの利用者が多く、グループチャットを作成できるチャットコミュニケーションツールです。Chatworkは一見してどこに何があるのかを把握しやすいデザインとなっており、初心者でも利用しやすいことが特徴です。内定者懇親会のように若い世代や社会人経験の浅い参加者が多い場合には、とくに適しているツールといえるでしょう。
参照:Chatwork – 中小企業向けビジネスチャット 国内利用者数No.1
5. Slack
Slackは、Chatwork同様にビジネスシーンで利用する人も多いコミュニケーションツールです。Chatworkに比べて、ツール自体がやや複雑なため初心者には利用することが難しい場合もありますが、機能の面はすぐれています。また、チャンネルを作成できるため、オンライン懇親会用のワークスペースを作成しておけば、実施中のコミュニケーションがスムーズになりやすくなります。
参照:Slack をあなたの Digital HQ に | Slack
6. Discord
Discordは、ゲームをする際に利用することに特化したコミュニケーションツールです。チャットによるコミュニケーションだけでなく、一対一や複数人での通話、画像や動画の共有、ほかのアプリケーションを立ち上げている状態での利用などができます。オンライン懇親会でグループワークやゲームなどを行う際には、Web会議ツールとは別に使用し、実施する内容によって使い分けることで、進行がスムーズになる場合があります。
参照:Discord | 会話や交流が楽しめるプラットフォーム
オンライン懇親会におすすめのアンケート・質疑応答ツール
オンライン懇親会の実施後にアンケートを取ったり、実施中に質疑応答に応じたりする場合には、ツールを利用すると簡単に行えます。
以下では、アンケート・質疑応答を取る際に活用できるツールを紹介します。
7. Slido
Slidoは、イベント開催時に利用できるプラットフォーム作成ツールです。参加者はアカウント登録やアプリケーションのダウンロードをしなくても利用できます。また、事前に作成しておくことで、アンケートやクイズを簡単に実施できます。オンライン懇親会を実施する際には、新入社員が参加する場合もあり、さまざまな疑問点を持っていることもあります。Slidoを利用すれば、オンライン懇親会で質疑応答をすることができ、フィードバックも得られます。
8.Live!アンケート
Live!アンケートは、無料で手軽に利用できるアンケートツールです。ブラウザ上で完結するため、デバイスとインターネット環境さえあれば簡単に使用できます。Zoomに組み込むこともでき、Web会議ツールを利用してオンライン懇親会を実施する際にも利用可能です。また、クイズの作成機能もあり、オンライン懇親会でクイズゲームを行う場合には、Live!アンケートを利用するだけで簡単に実施できます。ライブ感や一体感を持てることを重視したツールなので、アイスブレイクやチームビルディングになるオンライン懇親会にすることが目的であれば、とくに適したツールといえるでしょう。
参照:Live!アンケート | エンゲージメントを向上させる!リアルタイムアンケート
オンライン懇親会におすすめのオンライン・コミュニケーションツール
オンライン・コミュニケーションツールは、テーブル型や会場型のアプリケーションを利用し、オンライン上であっても実際に会っているような感覚でコミュニケーションを取れるツールです。オンライン懇親会で、会話だけをしていると、画面と話しているような感覚になる場合があり、一体感が薄れてしまうこともあります。オンライン・コミュニケーションツールを利用すれば、チームビルディングになることを期待できます。
以下では、オンライン・コミュニケーションツールを紹介します。
9.reBako
reBakoは、オンライン上にイベント会場をつくれるアプリケーションです。会場レイアウトを自由に決めることができ、実際にイベント会場で懇親会を実施しているような仮想空間をつくれます。reBakoはブラウザアプリケーションなので、デバイスさえあれば誰でも簡単にアクセスできます。また、会場にはテーブルを配置でき、着席すると同じテーブルに着席している人と音声通話やビデオ通話ができます。もちろんチャット機能もあります。その他、Zoomなどのツールと連携できたり、絵文字や短い言葉を表示するエモーションを使えたりする機能などもあります。
reBakoは1000人規模の大規模なイベントでも利用可能なため、オンライン懇親会に限らず、全社研修などの社内イベントにも適しています。コロナ禍の影響でイベントの実施が難しくなり、全社員が参加するイベントの実施方法がなく、会社の一体感が薄れてきていたり、社員のコミュニケーション不足に陥っていたりする会社も少なくありません。reBakoを利用すれば、Web会議ツールを使用しなくてもコミュニケーションを取れるため、300人を超えるイベントもオンラインで実施できるようになります。
また、reBakoは複数の会場を用意することもできます。実施する内容に応じて、参加者が行き来することができ、大規模なイベントとしてオンライン懇親会を企画することも可能です。たとえば、部署単位でコミュニケーションを取ってから他部署との交流をしたり、いくつかの企画を用意して希望する会場に参加したりすることもできます。reBakoを利用すれば、Web会議ツールで会話をしたり、簡単なゲームをしたりするだけでなく、実施できる内容の幅が広がります。
アイスブレイクやチームビルディングになるオンライン懇親会にするには、参加者同士で多くコミュニケーションを取れるようにすることが重要です。reBakoを利用すれば、実際に会って話すようにしてコミュニケーションを取れるため、他者との距離感が近づきやすくなり、アイスブレイクやチームビルディングの効果が高まることを期待できます。
参照:reBako.io(リバコ) – イベント開催をオンラインで簡単に。
10.SpatialChat
SpatialChatは、オンライン上の仮想空間に配置されたアイコンを動かし、他者と会話によるコミュニケーションを取れるオンライン・コミュニケーションツールです。距離の概念があり、遠くの会話は音量が小さく聞こえるため、実際にイベント会場にいるときのような臨場感があります。
SpatialChatはアイコンを動かして操作しますが、アイコンの部分にビデオを表示することもできます。そのため、実際に会って会話をしているような感覚でコミュニケーションを取ることができます。無料版と有料版がありますが、10名程度であれば、無料版でも十分に活用できます。少人数でオンライン懇親会を実施する際にとくに適しているオンライン・コミュニケーションツールです。
参照:SpatialChat | Collaborative online workspace
11.Remo
Remoは、テーブル型のオンライン・コミュニケーションツールです。仮想空間のイベント会場が用意されており、着席すると同じテーブルにいる参加者と会話できます。複数のイベント会場を作成し、行き来することもできるため、懇親会の内容に応じて参加者がほかの会場にいくこともできます。自分の意思でテーブルに着席してコミュニケーションを取るため、能動的に会話をすることを期待できます。
オンライン懇親会におすすめ!謎解きを楽しめるコミュニケーションツール
コミュニケーションツールのなかには、謎解きを楽しめるものもあります。謎解きは若い世代の人気が高く、他者と協力して考えることができるため、アイスブレイクやチームビルディングにもなります。
以下では、謎解きを楽しめるコミュニケーションツールを紹介します。
12.リモBako
リモBakoは、オンラインで実施できる謎解き脱出ゲームの「リモ謎」とreBakoがコラボレーションした新感覚のオンライン謎解き脱出ゲームです。専用のブラウザアプリケーションを使用し、仮想空間のなかで謎解きをしているような感覚になれます。また、reBakoを利用するため、オンライン上の仮想空間にある会場のなかに入って、テーブルに着席して謎解きを行ったり、会場のなかを動いたりすることもできます。
会場にはサポート専用のテーブルが配置され、不明点がでてきた場合にもすぐに質問をすることができます。オンライン懇親会を実施する際には、参加者がツールの扱いに慣れておらず、進行が止まってしまう場合があります。リモBakoは進行を止めずに、わからないことがある人のサポートもできるため、安心して実施しやすいコンテンツです。また、謎解き脱出ゲームを行う際の進行はイベント会社のスタッフが行います。
リモBakoは10人程度の少人数から、200人程度の大人数まで実施可能です。必要なものはインターネット環境とデバイスのみです。謎解きを行うアプリケーションをパソコンで立ち上げ、reBakoをスマートフォンやタブレットなどのデバイスで利用することもできます。
リモBakoは、チームビルディングやアイスブレイクなどを目的として懇親会を実施する際に適しています。謎解きを行う際には、謎解きの得意な人や状況に応じて適切な助言ができる人、リーダーシップを取れる人などが主体的に行動し、コミュニケーションを取ることが求められます。一人だけではすべての謎を解くことが難しく、複数人の発想力や想像力を活用して意見をだし合う必要があります。そのため、懇親会の参加者のように関係を構築できていない場合であっても、積極的にコミュニケーションを取りやすくなります。
さらに、リモBakoは謎解きを行うアプリケーションだけでなく、reBako上にも謎解きのヒントが散りばめられている可能性もあり、多角的な視点で取り組む必要もあります。論理的思考力だけでなく、想像力を働かせて取り組む必要があるため、謎解きに自信のある人も本気で取り組めるようになっています。
リモBakoに興味がある方はぜひお気軽に問い合わせください。
13.リモ謎
リモ謎は、オンライン上で謎解き脱出ゲームを楽しめるコミュニケーションツールです。ZoomなどのWeb会議ツールを利用し、他者とのコミュニケーションを取りながら謎解きを行って脱出することを目指します。全員が共通の目標に向かうため、チームビルディングになります。また、リモ謎は英語バージョンのコンテンツもあり、英語が社内言語になっている会社や、社員が海外に滞在している場合にも、適した環境で実施できます。
リモ謎には、「閉ざされた電脳都市からの脱出」、「燃え盛る本能寺からの脱出」などのオリジナルストーリーがあります。実施する際には専任のスタッフが進行役を担当するため、懇親会の幹事さんの負担を軽減できます。イベントを多数手がけた会社が独自の世界観を盛り込んで開発したコンテンツのため、ストーリーも楽しみながら取り組めます。また、謎解きクリエイターが謎を制作しており、謎解きが得意な人でも難しさを感じられる仕上がりになっています。
リモ謎は、子ども向けのものや、短時間で実施できるもの、会社に関する情報を盛り込んだオリジナルの謎解き問題を作成できるものなどもあります。さまざまな社内イベントで活用できるコンテンツとなっており、環境や参加者の年齢層などに関わらず楽しめます。
リモ謎は、懇親会に限らず、研修や全社会議などでも利用されています。独自開発のリモートワーク研修として、リモ研というサービスも提供しています。リモ研では、リモートワークに必要な知識も学べます。コロナ禍の影響もあり、リモートワークを導入する会社も増えていますが、コミュニケーション不足や、リモート環境での業務能率の低下などに課題感を持っている会社も少なくありません。
リモ謎やリモ研に興味のある方は、ぜひお気軽に問い合わせください。
まとめ
オンライン懇親会に関連するツールを紹介しました。
オンライン懇親会でツールを活用することにより、コミュニケーションの幅が広がったり、進行がスムーズになったりします。Web会議ツールを利用するだけでなく、その他のツールについても利用することを検討してみてください。懇親会ではアイスブレイクやチームビルディングになることが重要ですが、さまざまなツールを組み合わせることにより、実際に会ってコミュニケーションを取るイベントに劣らない内容にすることも十分に可能です。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
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企画から司会、会場装飾、食事手配まですべておまかせ!
社員の一体感を醸成する「懇親会・社内パーティープロデュース」とは?
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