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updated: 2024 

オンライン会社飲み会の幹事がすべきこと、おすすめツール8選

オンライン会社飲み会の幹事がすべきこと、おすすめツール8選

新型コロナウイルス感染症の流行を受け、気軽に会社の飲み会を開催しづらい時期が続いています。
会社の飲み会は、必ずしも必要なものではありません。しかし、社内のコミュニケーションを円滑にしたり、仕事外の雑談をすることで人間関係が構築できたりと、いい面もやはりあるものです。そこで、2020年から徐々に増え始めたのが、インターネット環境を使用した宅飲み、つまりオンライン飲み会です。本記事では、会社の飲み会をこれからオンラインでやってみたい方に向けて、オンライン飲み会の開き方やおすすめツールを紹介します。

 

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会社の飲み会をオンラインで行う利点

新型コロナウイルス感染症の流行を受け、一気に世間の認知度を上げたオンライン飲み会。確かに、店での飲み会とは異なり、宅飲みで行うオンライン飲み会は感染リスクとなる3密を防げます。しかし、会社の飲み会をオンラインで行う利点は、感染症予防だけではありません。

コミュニケーション不足の解消

感染予防以外のメリットとして、まず挙げられるのはコミュニケーション不足の解消です。オンラインツールの発達に伴い、リモートワークを導入する会社が増えています。こちらも新型コロナウイルス感染症の影響を受けての変化のひとつですね。
特に、2020年に急遽在宅でのリモートワークが基本スタイルとなった人の中には、環境の変化にストレスを感じ、うつ状態に陥っている人もいます。オフィスで勤務していたときのように気軽に雑談を交わせないことは、思っている以上に精神的にストレスを与えるものなのです。

また、特にストレスを感じていなかった場合においても、コミュニケーションの密度が減ることで、同僚や部下、上司が何をどう考えて連絡、指摘をしてきたのかが見えにくくなってくるといった弊害も起こっています。口頭で言えば何らこじれることなくすぐに済んだ話なのに、オンライン上だけでのコミュニケーションであったがためにトラブルになってしまった……といった経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
オンライン飲み会は、こうしたコミュニケーション不足からくる人間関係への悪影響を抑えるためにも役立ちます。特に入社以降、誰とも顔を合わせたことがない新入社員にとって、まず大切なことは同期や先輩社員との関係作りです。オンライン飲み会での雑談は、「あ、この先輩って実はおもしろいんだ」といった気付きにもなることでしょう。

参加ハードルの低さ

二つ目のメリットは、参加ハードルの低さです。今までであれば、時短勤務や定時ですぐに帰社しなければならず、なかなか会社の飲み会に参加できなかった子育て、介護中の社員も、自宅から参加できるオンライン飲み会であれば比較的参加しやすいもの。
開始時間から終了時間に幅を持たせておけば、寝かしつけを終えたあとに覗きに来たり、途中で離脱したりしやすくなります。

 

会社のオンライン飲み会の幹事がすべきこと

会社のオンライン飲み会も、従来の飲み会と同様、幹事を立てて企画しましょう。幹事が行うべきことは、「日程調整」「費用面での会社制度確認」「当日のスケジュール・企画の決定」「当日使用するツールの用意」の4点です。

日程調整

日程調整は、効率的に進められる専用ツールを使用すると良いでしょう。日程調整ツールのひとつ「調整さん」は、ログインなしに参加者の出欠を集めることができます。使用方法は、社内コミュニケーションツールを使って「調整さん」のURLを送り、回答してもらうだけ。ネットに不慣れな方でも、比較的容易に入力してもらえるのではないでしょうか。

費用面での会社制度確認

店での飲み会とは異なり、オンライン飲み会には基本的に「会費」が存在しません。飲食費用は個人が自分のいる分を用意すればいいためです。しかし、店での社員同士の飲み会に一定額を助成していた会社の中には、社会の変化を受け、オンライン飲み会でも何らかの援助制度を作っているところもあります。知らないままではもったいないため、初めてオンライン飲み会を企画する際には、ぜひ自社に使える制度がないか確認してみてくださいね。

当日のスケジュール・企画の決定

オンライン飲み会は、しっかり時間を区切って行わないと、だらだらしたり、気まずい時間が流れたりしがちです。終了時刻は必ず事前に決めておきましょう。

また、参加者が楽しめる企画を用意することで、グダグダになったり沈黙になったりする事態を防げます。ぜひオンラインならではの企画を考えてみましょう。

「オンライン飲み会なんて初めてで、どうしたらいいのかわからない……」
そのような方には、「オンライン社内イベントプロデュース」がおすすめです。

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企画内容は、オンライン謎解き「リモ謎」や研修要素もある「合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE」などの本格的なイベントから、ビンゴ大会、クイズ大会といったライトなものまでさまざまです。

また、参加者の自宅にフードを宅配する「オンラインフードデリバリー」のサービスも行っており、まさにオンライン飲み会をトータルでプロデュースする体制が整っています。

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当日使用するツールの用意

店探しの代わりに行うのが、当日使用するツールの用意です。会社でオンライン飲み会に使ってもいいツールのアカウントが用意されていれば、そちらを利用しましょう。なお、オンライン飲み会と聞いてまず思い浮かぶのはZoomかもしれませんが、現在、オンライン飲み会に使えるツールはたくさんあります。それぞれ特徴やメリットが異なるため、ニーズに合ったツールを使ってみましょう。

オンライン飲み会ツール8

オンライン飲み会に使えるツールは、無料有料合わせ多種多様です。会社で使えるアカウントを所持している場合は、そちらを使えばスムーズでしょう。しかし、デジタル化をあまり進めていない会社の場合、Zoomでのオンライン会議も未経験、といったケースがあるかもしれません。ここでは、オンライン飲み会に使えるツールを8種類紹介します。簡単に使えるものも多いため、ぜひ会社のオンライン飲み会の参考にしてみてくださいね。

たくのむ

「たくのむ」は、発行されたURLにアクセスするだけでオンラインビデオツールが立ち上がり、オンライン飲み会を始められるツールです。URLへのアクセスだけで参加可能という点は、ネットにあまり詳しくない人にとって、参加ハードルを下げられるといえます。オンライン飲み会ツールによっては、使う前に参加者側にもアプリのダウンロードを求めるものがあるためです。
利用料金は基本的に無料。しかし、無料の枠内で使えるのは12名までです。時間制限はありませんが、飲み会のルームURLを発行する際、飲み会時間の設定をすることも可能。終了時にポップアップで時間を知らせてくれるため、何となくだらだら続けてしまうといったオンライン飲み会ならではの区切りのなさを防止できます。

パソコンから利用する際には、背景をチェンジできるバーチャル背景の利用も可能です。「たくのむ」の名からわかるように、このサービスはオンライン飲み会での利用をはじめから想定したものです。そのため、オンライン飲み会が急激に広まった2020年には、多くのメディアに取り上げられています。今後、さらにオンライン飲み会を楽しめる追加機能ができる可能性もあるでしょう。

たくのむ

Zoom

オンラインツールと言えば、まず思い浮かぶのはZoomなのではないでしょうか。オンライン飲み会のことをZoom飲み会と言う人もいるほど、多く使われているオンラインコミュニケーションツールです。オンライン会議に用いられることが多いため、会社でアカウントを持っているところも多いでしょう。
たくのむにも付いていた、カメラに映る背景を変えられるバーチャル背景機能も利用可能。公式の背景以外にも、さまざまな会社やサービスからZoom用背景が提供されています。話題のネタ作りとしてはもちろんのこと、プライバシー保護の点から考えても、バーチャル背景は画期的な機能だといえるでしょう。

利用は無料有料いずれでも可能ですが、URLを用意するホストが無料アカウントの場合、時間制限なく使えるのは一対一の場合のみ。3人以上では時間制限が生じてしまうため、有料アカウントでなければ飲み会としての活用は難しいでしょう。なお、有料アカウントであれば時間だけではなく、参加人数にも制限はありません。
ちなみに、パソコンから参加する場合はブラウザから利用できるため、アプリのダウンロードは不要です。しかし、スマホの場合はあらかじめZoomアプリをダウンロードしておく必要があります。

Zoomミーティング – Zoom

LINE

プライベートでも利用している人が多いコミュニケーションアプリLINEも、小規模なオンライン飲み会であれば活用可能です。ビデオ通話可能な人数は、スマホ版で4人、パソコン版で16人まで。ただし、参加メンバーがすべてLINEアカウントを所持し、LINE IDを交換しておく必要があります。

ただし、会社の人にはLINEアカウントを知らせたくない人もいるため、無理強いしないように気を付けたいものです。ふだんからLINEでもやり取りしているメンバーばかりでオンライン飲み会を開催する場合は、LINEでの開催は非常に楽に感じられるでしょう。

LINE

Skype

Skypeも、無料かつ時間制限なくオンライン飲み会に活用できるツールです。しかし、LINE同様、ホスト、参加者全員がアカウントを作成しておく必要があります。アプリのダウンロードも必要です。

Skype

Google Meet

Google  Meetは、Googleが提供している無料コミュニケーションツールです。参加者がGoogleアカウントを持っている必要がありますが、GmailなどGoogleのサービスは多くの人に使われています。そのため、普段からGoogleサービスを利用している人であれば、気軽に使用しやすいのではないでしょうか。

また、発行されたURLをクリックしてもらうだけで参加できるシンプルさもメリットです。ブラウザ上から参加できるため、アプリのダウンロードも不要です。

Google Meet(旧称 Hangouts Meet) – 無料のビデオ会議

メッセンジャー

メッセンジャーは、最大50名まで利用できるオンラインツールです。使用するには、Facebookアカウントを取得しておく必要があります。スマホの場合はアプリのダウンロードも求められます。

メッセンジャー

Whereby

Whereby(ウェアバイ)も、発行したURLをクリックするだけで参加してもらえるツールです。アプリのダウンロードが不要なため、参加ハードルは低めとなります。ただし、参加人数が4名以上になると有料となるため、会社の一部の人間だけで少人数で飲みたいときにおすすめのツールです。なお、時間制限はありません。

Whereby

Remo

Remoは、これまでに紹介してきたオンラインツールとは、大きく異なる特徴を持つツールです。まるでリアル会場のように、テーブルごとに分かれて小グループずつ会話ができる点が最大の特徴。テーブルの会話は、別のテーブルにいる人たちには聞こえません。オンライン飲み会のデメリットとして、オフラインでの飲み会のように同じテーブルにつきながら、少人数ごとの会話が同時多発的に起こせない点が挙げられます。

オンライン上で同時に喋り出してしまうと収集がつかなくなってしまうため、どうしても「話す」と「聞く」がはっきりわかれがちなのですね。その点、Remoであれば全体で大人数であっても少人数ごとに分けられるため、全体に向かって幹事が話す時間を除いては、少人数ずつ話しやすい環境を作れるでしょう。

プランによって多少の人数差がありますが、基本的に1テーブル当たりの最大人数は68人です。テーブル間の移動もできるため、いろいろな人とコミュニケーションを取ることができますよ。時間を区切りながらテーブルを移動させていく進行をすれば、満遍なくいろいろな人とコミュニケーションを取ってもらえるでしょう。なお、Remoは最大850人まで利用できるため、大規模なイベントにも使えます。
年額または月額で利用料金を支払う有料サービスですが、アカウント作成から14日間は無料でお試し利用が可能です。ただし、お試し期間中に利用できる最大参加人数は50名、イベント開催時間は5時間と一定の制限がかけられています。条件に該当する場合、無料お試しで始めてみてはいかがでしょうか。

Remo

まとめ

感染予防の観点で、脚光を浴びているオンライン飲み会。各自が好きな食べ物やドリンクを用意して、カメラ越しに「何を食べてるの?」「おいしそう!」と話しながらまったり飲む時間は、案外悪くないものです。アルコールに弱い人も強い人も、周りに気兼ねなく飲みたいものを飲めるだけ飲める点も、オンライン飲み会のメリットだといえるでしょう。また、「またね」と終えたあと、そのまますぐにふとんに横になれるのも、一度試してみると心地いいものです。

今回紹介したオンラインツールをうまく使い、ぜひ会社のオンライン飲み会を企画してみてくださいね。飲み会ならではの雑談が、社員の心理的安全性の向上にも繋がり、風通しの良い職場づくりにも貢献してくれることでしょう。 

 

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この記事を書いた人

よしふみ
旅行系からビジネス系に至るまで、幅広いジャンルを執筆するWebライター。国内外を旅しながら、記事を書いています。
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