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2020 09.03

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いま大注目のマーダーミステリーとは!?500人以上を物語へ導いたゲームマスターがその魅力を解説!

リッキー
いま大注目のマーダーミステリーとは!?500人以上を物語へ導いたゲームマスターがその魅力を解説!

皆さん初めまして。本日の司会進行を務めます、ゲームマスターのあふろと申します。

突然ですが、皆さんの中で『マーダーミステリー』という言葉を聞いたことがない方はいますか?…はい、正直にありがとうございます。無理もありません、このゲームは昨年頃に日本で流行し始めたばかりです。

続いて、聞いたことはあるけれど実際に遊んだことがない人はいますか?…こちらも結構多いですね。確かにこのゲーム、詳しい情報が出回りにくく、参加のハードルが高く感じられます。

しかし、この記事をご覧になっている流行に敏感なあなた!せっかく興味を持ったのに、遊んだことがないなんてもったいない!これから≪私がマーダーミステリーとは何たるか≫を解説いたしましょう。この記事を見て、多くの方がマーダーミステリーと出会いますように。

 

Ⅰ.マーダーミステリーとは

マーダーミステリーの概要

マーダーミステリー(Murder Mystery)は、殺人事件を題材にした体験型の推理ゲームです。殺人と聞いて怖い印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません。(私もグロやホラーは苦手です)しかし、実際は探偵ものの漫画を読む程度の心持ちで大丈夫です。

マーダーミステリーには物語とルールが定められた専用のシナリオを使用します。物語はシナリオごとに異なり、その中で殺人事件が起きます。

参加者は事件に関係するキャラクターの1人になりきり、全員で協力して真相を解き明かします。推理小説に登場する容疑者や探偵を演じながら犯人捜しをする、とイメージしてください。

もちろん、参加者の中に事件の犯人が潜んでいることでしょう。犯人役の人は真相がバレないように嘘をつき、追及を逃れる必要があります。

しかし、多くのキャラクターは犯人捜し以外にも、目的や秘密をもとにしたミッションを持っています。犯人以外の人も一枚岩ではないため、議論はスムーズに進みません。

最終的にミッションに定められている点数が最も高い人もしくは、物語を楽しんだ人が勝者です。

犯人を見つけることができるか、関係性や疑惑を暴けるか、誰が主人公となるか。それらは全て参加するあなた次第となる、とても自由なゲームです。

 

マーダーミステリーの歴史

マーダーミステリーが日本で遊ばれるようになったのは、つい昨年頃のこと。ではマーダーミステリーはどこで始まったのでしょうか?

その起源は、20世紀初頭の欧米で親しまれたディナーパーティーゲームだと言われています。服装の指定があったり、俳優をキャスティングしたりなど、劇の要素が強いものでした。

のちに中国で独自の進化を遂げ、推理ゲーム・ボードゲームのジャンルとして確立されました。現在日本で遊べるシナリオの中にも、中国語を翻訳したものや、中国での形式を踏襲したものが多く存在します。

日本の中だけでもマーダーミステリーは日々進化を遂げており、歴史は今まさに更新されています。最近では『人の死なないマーダーミステリー』という驚きのシナリオも公開されており、常識の通用しないマーダーミステリー業界に私も翻弄され続けています!

 

なぜマーダーミステリーが流行しているのか

・一生に一度の、特別な物語体験

マーダーミステリーは一度遊ぶと全ての秘密が明らかになってしまうため、同じシナリオは一生に一度しか遊ぶことができません。この点は謎解きや脱出ゲームと似ていますね。

また、参加者の行動によって話の展開やエンディングが変化し、その場限りの物語が紡がれていきます。この点はTRPG(Tabletalk Role-Playing Game)やLARP(Live Action Role-Playing Game)と似ています。

ところが、多くの要素を併せ持つマーダーミステリーは、そのどれとも異なる全く別のゲームです。いやゲームと呼ぶことすら違和感があるかもしれません。『体感する映画』、『演じる推理小説』と例えられることもあるほど、唯一無二の物語体験としても注目されています。

 

・手軽に演技を楽しめる

マーダーミステリーでは、キャラクターになりきって振る舞う体験も醍醐味の一つです。演技と聞くと緊張してしまうでしょうか?「推理小説が好きで遊びに来たけど、演技は不安」というような方を私もたくさん見てきました。

しかしご安心ください。そのような方々でも、物語を通して自然に口調や性格が変わっていくものです。例えば『金欠のキャラクター』がお金を求めて交渉を仕掛けるだけでも、立派にキャラクターが宿っています。

演じることに上手さは必要なく、ドラマのように台詞や感情が決められてもいません!あなたが感じたままに発言し、行動して良いのです。自分が1人のキャラクターとして悩んで行動することには、これまで感じたことのない楽しさがあります。娯楽として演技を楽しむ文化をぜひ味わってみてください。

※マーダーミステリーの中には台詞や行動が指定されているものがあり、これをクローズ型と呼びます(欧米作品はクローズ型が中心)。反対に、自由に会話や調査ができるものをオープン型と呼びます(中国作品はオープン型が中心)。また、オープン型であっても、自己紹介やエンディングで台本が用意されていることもあります。一般に流通しているシナリオの多くはオープン型であり、当記事では主にオープン型について紹介しています。

 

・色々な趣味の人が熱中できる

上記の通り、演じることが好きな人はマーダーミステリーの素質があります。しかし他にも、推理や謎解きが好きな人、小説や映画が好きな人にもオススメです。推理作家や劇作家が筆を執ったシナリオもありますので、その完成度はお墨付き。

おっと、推理も演技も苦手、ですか?大丈夫ですよ。多くのマーダーミステリーには、私のようなゲームマスターと呼ばれる進行役が存在します。不安なことは何でも相談できるほか、全員の体験感が向上するためのファシリテーター役も担いますので、安心してゲームを楽しめます。

 

・リアルなハラハラ感を楽しめる

マーダーミステリーでは『互いに疑いあう』という現実離れしたシチュエーションを味わえます。誰が犯人か分からず誰と協力すべきかわからない、このハラハラ感はマーダーミステリーならでは。

ちなみに『互いを疑いあう』という特徴から、マーダーミステリーは人狼ゲームに似ていると言われます。確かに人狼ゲームも非常にハラハラしますが、物語要素や設定の自由度に大きな違いがあります。

私は嘘や熱い議論が下手で人狼ゲームに苦手意識がありましたが、マーダーミステリーにはそんな意識を感じる間もなくハマりました!

 

Ⅱ.マーダーミステリーの流れとルール

マーダーミステリーの流れとルール

マーダーミステリーはシナリオによって様々な形式があります。「マーダーミステリーといえばこう!」という決めごともありません。そのため、ここでは日本で遊ばれている多くのシナリオに共通する、基本的な要素をご紹介します。

事前準備

準備はゲームマスターが行うため、参加者が用意すべきものはありません。ただ、話していると大変喉が渇きますし、頭は甘いものを求めます。飲み物やお菓子があると快適にプレイできるでしょう。

また、シナリオの世界観に入り込むため、服装や小物を工夫すると大いに盛り上がります。例えば、幕末が舞台のシナリオに着物で参加し、1人称を「拙者」にすると雰囲気ばっちり!楽しむための準備は惜しまずに!

 

ルール説明

マーダーミステリーはシナリオによってルールが異なります。進行役の説明をよく聞き、不安な点はここで全て確認しましょう。

マーダーミステリーが初めての人は、ゲームマスターにその旨を伝えてもよいでしょう。いつもよりも丁寧に教えてくれますし、周りの人も優しく接してくれます。

ゲーム中に分からないことがあった場合やルールの間違いがあっても大丈夫です。そのためにゲームマスターがいますから!間違いを恐れずにのびのびと物語に没入しましょう。

 

配役&キャラクターシート(個別シナリオ)の読み込み

参加者がどのキャラクターを演じるのか、ほとんどは当日その場で決まります。キャラクターの性別・年齢・職業などの情報を聞き、演じたい役に立候補しましょう。

強い希望がない場合はゲームマスターに配役をお願いするのもアリです。シナリオを熟知しているプロのキャスティングに外れはないでしょう!

担当するキャラクターが決まったら、専用のキャラクターシートが配布されます。ここには、キャラクターの性格や事件当日の行動が記載されています。この後の推理パートではこれをもとに議論を進めていくため、見落としがないように読み込みましょう。キャラクターにミッション持ち物がある場合も、この時間内に確認します。

 

推理パート

ストーリーの読み込みが終わったらいよいよ推理開始です。この推理パート中にできるだけ情報を集めて、真相を解明しましょう。ミッションを達成するために暗躍することも忘れずに!

参加者が推理パート中にできる行動は、大きく分けて【会話】と【調査】の2つです。

【会話】

他のキャラクターと協力し、積極的に情報交換をしましょう。マーダーミステリーは1人の視点からでは事件の全貌が理解できないため、自由に行える会話がとても大切です。

会話の方法は主に2つ。まず、机を囲んで全員で話す全体議論。そして、全体で話す前に「先にこの人にだけ確認しておきたい事柄」がある場合、少数で密談ができます。口裏を合わせたり、交渉をしたりして情報戦を有利に進めましょう。

【調査】

事件現場の状況やキャラクターの持ち物を調査することで、新たな情報が手に入ります。調査にはチップやコインを用いることが一般的で、これを1つ消費することで調査結果をカードとして入手します。

事件現場や怪しいと思う人を調べて有力な情報を握りましょう。ここで得た情報は全体に公開するも自由、交渉に使うも自由です。

 

これらの【会話】と【調査】に順番はありません。推理パートが始まったら、各々自由なタイミングで情報を集めていきます。自由すぎて何をすべきか分からなくなった場合はミッションを読み直すか、ゲームマスターに助けを求めましょう。

 

投票、エンディング

調査が終わったら犯人だと思う人へ投票を行います。投票方法は解答用紙や挙手制など様々です。その結果を受けて自分たちだけの結末へとたどり着き、物語は終了します。

 

解説、得点計算、感想戦

ゲーム終了後、ゲームマスターから事件の全貌が明かされます。各々がバラバラに行動した末にできた展開を全員で明らかにします。その後ミッションごとに得点計算を行い、点数の高い人が勝者です。

また、マーダーミステリーは感想戦がとても盛り上がります。「このときこうしていれば良かったー!」「そんなことを考えていたの!?」と、互いの考えを伝えあうことも醍醐味です。マーダーミステリーは基本的にネタバレ禁止のため、その日の仲間と存分に語り合いましょう!

 

Ⅲ.マーダーミステリーを行う際の注意事項

マーダーミステリーを行う際の注意点

嘘の有無

会話の中で犯人のキャラクターは自由に嘘をつくことができます。しかし、それ以外のキャラクターについてはシナリオごとに異なるためご確認を。

もし誰でも自由に嘘をつくことができても、余り多くの嘘をつくと真相が遠ざかってしまいます。嘘の取り扱いには十分お気を付けください。

 

キャラクターシートの読み上げ

手元にあるキャラクターシートは覚える必要はありません。ゲーム中にいつでも中身を確認できます。

しかし、書いてあることを相手に伝える際、そのまま読み上げてはいけません。読んでいることが分かれば没入感が薄れるのはもちろん、「書いてあるから嘘ではないんだな」と察してしまうでしょう。

ゲーム外の部分で犯人の絞り込みをするのは本質的な楽しさではありません。自分の記憶を自分の言葉として伝えると没入感もUPです!

 

マーダーミステリーの多様な楽しみ方

マーダーミステリーの楽しみ方は人それぞれ。点数を取ることを一番に考える人もいれば、物語がより良い結末にたどり着くことを求める人もいます。マーダーミステリーは決して1人ではできません。他者の楽しみ方やスタンスを尊重してプレイしましょう!

ちなみに、私がゲームマスターをする公演では「この場に集まった全員で1つの物語を創りあげることが醍醐味」とお伝えしています。ぜひ色々な楽しみ方を見つけてください!

 

Ⅳ.マーダーミステリーを遊ぶには

マーダーミステリーを遊ぶには

ここまで読んでくれたあなたは、きっとマーダーミステリーを遊びたくなっていることでしょう!

では、実際に遊ぶにはどうすればいいのかをご説明します。

店舗公演に参加する

マーダーミステリーを遊ぶなら、やはり店舗での公演に参加することが基本です。シナリオを知り尽くしたゲームマスターがいるため安心して遊べます。また、店舗ならではの凝った演出もあり、シナリオを一層楽しむことができます。

マーダーミステリーは固定の人数が集まらなければ開催できないため、ほぼ全ての店舗は事前予約制です。遊びたいシナリオが開催される日時を調べて予約をしましょう。人数を集めなくても、1人から参加できることが店舗の大きな特徴です。

もし知り合いだけで人数が集まるなら、貸し切り予約をしてみても良いでしょう。人見知りの方も安心です。また、貸し切り予約の場合は開催するための人数が集まらないリスクもありません。

 

マーダーミステリーは主に専門店やボードゲームカフェで開催されています。ここでは有名な店舗を3つご紹介しましょう。もし興味が湧いたら店舗サイトも覗いてみてください!

 

【ディアシュピール】

ディアシュピール

お店のリンクはこちら

日本で初めてマーダーミステリーの定期公演を実施した東中野の店舗で、日本のマーダーミステリーの火付け役。

もともとはボードゲームカフェで、今は同じ建物にマーダーミステリー専用スペースも設けている。

 

【Rabbithole】

Rabbithole

お店のリンクはこちら

日本のマーダーミステリー黎明期に開業した専門店で、新宿・渋谷・池袋に店舗を構える。

「人生初のマーダーミステリーはここ!」という人も多いのでは?店舗公演のほか、オンライン公演の展開にも積極的。

 

【マダミスHOUSE】

マダミスHOUSE

お店のリンクはこちら

全国に展開している人狼HOUSEでもマーダーミステリーを遊ぶことができます。東京まで来るのが難しい方も、お近くの店舗へ足を運んでみては?

 

パッケージ版シナリオを購入する

店舗に行かずとも、人が集まればどこでも遊べるパッケージ版シナリオも存在します。パッケージは上記のような店舗や、オンラインショップでお買い求めできます。

代表的なパッケージを2つご紹介します。

 

【何度だって青い月に火を灯した】

何度だって青い月に火を灯した

参加人数:6~7人(ゲームマスター不要) 所要時間:150分

パッケージ版を多くリリースしているグループSNEの王道シナリオ。ハードボイルドなマフィアの世界を体験できます。

 

【約束の場所へ】

約束の場所へ

参加人数:5~6人(ゲームマスター不要) 所要時間:150分

Moaideas Game Designからリリース。市販品としては日本で最古のパッケージシナリオ。

可愛らしいイラストがキャッチーですが、中身は意外と難しいので注意が必要です。

 

オンラインのシナリオを探す

コロナ禍において、オンライン用のシナリオが爆発的に増えました。無料のシナリオも多く公開されており、敷居が低いのもポイントです。

私が個人的に大好きなシナリオを2つご紹介します。

 

【感染拡大!マーダーミステリー】

感染拡大!マーダーミステリー

シナリオのリンクはこちら

参加人数:5人(ゲームマスター不要) 所要時間:120分

可愛いイラストからは想像できない物語が待っています。

専用のサイトからシナリオを閲覧できるほか、マーダーミステリー専用アプリ『マダミ屋』でも遊べます。

‎マダミ屋 on the App Store

 

【Smoker’s Panic】

Smoker's Panic

シナリオのリンクはこちら

参加人数:3人(ゲームマスター不要) 所要時間:100分

「最後の1本のタバコを吸ったのは誰だ!?」という人が死なないマーダーミステリー。もはやMurder(殺人)ではありませんが、きちんとしたミステリーです!身近なシチュエーションにキャッチーなキャラクターで、初心者の方にもオススメです。

 

ちなみに、初めてマーダーミステリーをプレイする際は、ルールを知り尽くしたゲームマスターの同席をオススメします。ゲームマスターが不要のシナリオでも、小さいネタバレや危ない発言を防いだり、細かい相談ができたりなど、快適なプレイに役立ちます。

 

Ⅴ.マーダーミステリーで身につくビジネススキル

マーダーミステリーで身に付くビジネススキル

マーダーミステリーは一般向けの娯楽として楽しまれていますが、実はビジネスの場で役立つスキルも学ぶことができます。ぜひ社内研修などで使用してみてください。

高いレベルのコミュニケーションスキル

マーダーミステリーでは、相手に必要な情報を話させる力、情報を聞き分ける力、要点を端的に伝える力などが必要です。情報戦を制するため、交渉能力も欠かせません。また、大勢での議論となるため、うまく議論に加わり誘導する力も大切です。

 

目的を達するためにどう行動するか思考するスキル

マーダーミステリーでは各目的に点数が定められており、勝利するためには目的の達成が必要です。そのために、ゴールから逆算して何をすべきかを計画する力が養えます。

 

状況をいち早く把握して行動するスキル

議論の状況や相手の求めるものは刻一刻と変化します。自分の嘘がどこでバレるか分かりませんし、いつ自分に矛先が向くかも分かりません。全体の流れを素早く把握し、計画を練り続けなければなりません。予想外の事態への対応力が問われます。

 

Ⅵ.まとめ

ここまで読んでくださった皆さんは、既にマーダーミステリーの全貌を理解しています。ゲームマスターの私が保証しましょう!

しかし、マーダーミステリーは奥深く、例外の塊のような世界です。ここからはぜひ一度遊んでみてから、ご自身の目でお確かめください。きっと「大好きな作品」「愛すべきメンバー」に出会えることでしょう。

驚きのあふれる、めくるめくミステリーの世界をお楽しみください!

 

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この記事を書いた人

リッキー
SEOライターとしてWeb業界に入り、今年で業界4年目のライター兼「ikusa.jp」編集長。
リアルアクティビティ事業とデジタルマーケティング事業を展開する株式会社IKUSAにて、イベント運営、事例記事・ノウハウ系記事の執筆に尽力。
研修・社内イベント・周年イベントなどの現場に触れながら、日々実感しているチームビルディングやコミュニケーションの大切さを記事に書き連ねている。

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