地域・行政合戦リアル

updated: 2024 

チャンバラ合戦

【開催事例】「チャンバラ合戦」鹿児島県日置市〜ひおきの乱〜

【開催事例】「チャンバラ合戦」鹿児島県日置市〜ひおきの乱〜

こんにちは!たまこでございまする。

さて、2019年10月26日(土)、鹿児島県日置市の市役所前にて、チャンバラ合戦-戦IKUSA-〜ひおきの乱〜が開催されました。
初開催となった鹿児島でのチャンバラ合戦は、ひおきPR武将隊のみなさまも交えまして大変盛り上がるイベントとなりました。

此度はその開催の様子をレポートいたしまする!

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島津義弘ゆかりの地・鹿児島県日置市

島津義弘とは

島津義弘は、1535年に鹿児島県日置市に生まれました。

幼い頃から武芸に秀でており、多くの戦で戦功をあげた島津義弘。
そんな彼を一躍有名にしたのは、「敵中突破」のエピソードでございます。

時は戦国、1600年。
天下分け目の戦いといわれる関ヶ原の戦いで、島津義弘は大きな決断に迫られていました。

石田三成率いる西軍として参戦した島津勢でしたが、合戦は敵・東軍の勝利。
1500名が属する島津勢は総崩れし、周囲を敵に囲まれてしまいます。

戦中に敵に四方を塞がれ絶体絶命となった島津勢。
もはや逃げ道はないと思われたその時、大将の島津義弘は大胆な行動に出ます。

「その猛勢の中へあい駆けよ」
という言葉とともに、なんと敵の本陣を突っ切ったのです。

この大胆不敵なエピソードは今もなお語り継がれておりまする。
島津義弘は、日置で愛される勇猛果敢なヒーローなのでございますね。

ひおきPR武将隊

ひおきPR武将隊は、そんな伝説の戦国武将・島津義弘の没後400年を記念して、ゆかりの地である鹿児島県日置市を盛り上げるべく結成された武将隊です。
日本全国へ日置の魅力を発信すべく、日々その活動に取り組んでおられます!

此度は、そんなひおきPR武将隊のみなさまとチャンバラ合戦のコラボが実現。
チャンバラ合戦-戦IKSUA-〜ひおきの乱〜の様子をレポートいたします!

甦る戦国-sengoku come back-

2019年10月26日(土)、島津義弘公の没後400年記念事業「甦る戦国」が日置市にて行われました。
チャンバラ合戦以外にも、日置市の歴史にまつわるイベントが目白押しでございました。

 

妙円寺詣り
鹿児島の三大行事のひとつである、妙円寺詣り。
その由来には島津氏の「敵中突破」が大きく関わっているのでございます。

先ほども触れましたが、「敵中突破」とは、1600年の関ヶ原の戦いで西軍として戦った島津勢が、大胆にも敵陣の中央を突破して鹿児島に帰還したというエピソードです。
この事実を知った当時の鹿児島城下の武士たちは、島津勢の苦難をしのび、毎年関ヶ原合戦の前夜になると鎧を身にまとい妙円寺へ参拝するようになりました。これが妙円寺詣りの始まりといわれております。

当日には甲冑や鎧に身を包んだみなさんによる武者行列や地域の民俗芸能などが披露されました!

 

薩摩日置鉄砲隊による砲術披露
日置市を中心に活動していらっしゃる、薩摩日置鉄砲隊。私たまこ、お恥ずかしながら初めて砲術披露を拝見しましたが、その迫力にびっくりです!
あまりにかっこよく、合戦の準備そっちのけで見入ってしまいました……。

ドゴォーン!という銃声に大興奮でございました

チャンバラ合戦-戦IKUSA-〜ひおきの乱〜


さて、此度のチャンバラ合戦ですが、午前と午後の二部制で行われました。

今回は赤・黄・青・緑の4軍に分かれての戦いです。
受付で配布された紙兜を被っていたり、武将のコスプレをしていたりと、みなさま気合い十分でございますね!

チャンバラ合戦、鹿児島では初開催だったのですが、100名を超えるたくさんのお侍様に集まっていただきました。ありがたき幸せでございます!

チャンバラ合戦とは

チャンバラ合戦は、スポンジ製の刀を持ち、相手の腕についた命と呼ばれるボールを落とす遊びです。
チームメンバーとともに軍議(作戦会議)と合戦を繰り返しながら、戦国気分を味わうことができます。

ひおきPR武将隊の登場!

まずはオープニングにて、ひおきPR武将隊の皆様の登場です。
弊社合戦MCのルール説明に合わせて、デモンストレーションも一緒にやっていただきました。

そして此度は各軍に2名ずつ、軍を率いる大将としてついていただきました。

白熱の合戦風景をお伝えします!

まずは、生き残りの兵の数を競う全滅戦。

合戦の前に軍議を行い、軍としての戦略を練ります。

チャンバラ合戦はチーム戦ですので、この軍議が勝利の大きな鍵を握っています。

開始前に勝鬨をあげる青軍。えいえいおー!

 

「戦開始ー!」の合図に合わせて合戦スタート!


大人も子供も楽しく遊べるのがチャンバラ合戦の特徴でございまする。

武将も本気!

  
続いては、大将がやられたら全軍撤退となる大将戦。

武将隊のみなさまは命を2つ装着です。

大将の2つの命が落ちたらその軍は撤退となります。
ゆえに、どのように自軍の大将をお守りするか、そして敵軍の大将を狙うかが勝利のポイントとなります!

 

そして2回目の大将戦では、参加者の中から大将を選びました!

がんばれ、ちびっこ大将!

最後には、参加者全員の中から最強の侍を決めるバトルロイヤル戦。

血気盛んなお侍さま

これまでのチームは解体し、個人での戦いを行います。

見事一位に輝いたお侍様には日置市様から景品が授与されました。おめでとうございまする!

参加者の声


今回、参加者の皆様にアンケートを実施いたしました。
その中から、お客様のお声の一部をご紹介いたしまする。

子どもも大人も真剣に楽しく遊べました。

 

おもしろかった!大人でもこんなに楽しめるとは・・・笑

 

午前の部だけの参加予定でしたが、子供達が凄く楽しかったからまたやりたい、との事で午後の部も参加しました。勝てば勿論楽しいけど、負けても笑顔で楽しめるのは凄いと思います。見ているだけでも楽しかったです。近くで開催されたら、是非また参加します!

 

毎年、日置市で開催してほしいです♪

 

みなさま、子供から大人まで混ざってチャンバラ合戦を存分に楽しんでいただいたようです。
「また参加したい」とのお声、とてもうれしゅうございます・・・!!

相性抜群!チャンバラ合戦×地域イベント

圧倒的な楽しさ

刀を振り回し合戦を行う姿はまさに圧巻!
「見ているだけでも楽しい」というお声もいただきますが、実際にやってみると、戦国時代の侍になりきることができてさらにその楽しさを実感できるのでございます。

年齢・性別・国籍関係なし

チャンバラ合戦はルールがシンプルでわかりやすいため、お子様からお年寄りまで、年齢問わずご参加いただけます。また、今回は外国の方にもお楽しみいただきました。

また、チャンバラ合戦勝利の鍵は個人の運動能力よりもチームワークです。
運動が苦手な人や体力に自信がない人でも、能力差を気にせずに楽しむことができます。

地域の歴史に気軽に触れられる

歴史のイベントというと、「小さいお子様の参加が少ない」というお悩みをよく耳にします。
というのも、歴史=過去のものなので、イベント内容はどうしても「見る」だけの、参加者が受け身になるものが多くなってしまうためです。
そのようなイベントの場合、そもそも興味がないと、そのイベントに足を運んでもらうきっかけが生まれないのです。

チャンバラ合戦では、自らが戦国時代の戦を「体験する」ことができます。見た目も華やかで楽しそうなので、小さいお子様でも「楽しそう」という動機を持って参加してくれます。
また、今回のように武将の名前を名乗る武将隊の方々とコラボさせていただいたり、その地にゆかりのある武将や合戦になぞらえたシナリオを用意したりすることが可能です。
チャンバラ合戦が歴史を知るための「入り口」の役割を果たすのでございます。

地域活性イベントについてもっと知りたい方は、ぜひこちらの記事もお読みくだされ!

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鹿児島初上陸のたまこ、新たなお侍さまたちに会えて大変うれしゅうございました。
また次の戦場でお会いいたしましょう!

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この記事を書いた人

たまこ
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年間1000以上のイベントを実施する株式会社IKUSAにて、イベント運営のお手伝いする町娘。
月間10万PVを超えるオウンドメディア「IKUSA.jp」にて記事を執筆中。
また、記事の編集、校正、アナリティクス分析、駆け出し動画編集、WEBデザイン、メルマガ企画など遊びの会社の1人マーケターとしてどたばたまこな日々を送っておりまする。
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