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2018 03.22

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「行きたくない社員旅行」を「行きたい」と思わせる7つの条件

チョビベリー
「行きたくない社員旅行」を「行きたい」と思わせる7つの条件

社員旅行の幹事を任され、企画をたてたけれども社員の反応は思っていたより薄め。当日を迎えても出席率は低く、あまり楽しくなさそうな人もチラホラ……。つまらない社員旅行を引き起こす原因は、幹事がきちんと社員の気持ちを考えて企画しなかったことが挙げられます。

実際に社員旅行と聞いたときに、「行きたい!」と心から喜んで参加する人は多くありません。だからこそ幹事は社員の“社員旅行に行きたくない”と思われる原因をしっかりと把握し、“行きたくなる社員旅行”へシフトすべく、きちんと対策を練る必要があります。

プレッシャーを与えるつもりはありませんが、社員旅行が成功するかどうかは、幹事の手にゆだねられていると言っても過言ではありません。そして、成功するかの分かれ道は企画段階で決まってしまいます。

そこで今回は、社員旅行幹事の経験者である筆者が、奇しくも社員旅行の幹事になってしまった担当者に知っておいていただきたい「社員旅行へ行きたい」と思わせるためのハウツーを紹介します。

 

社員旅行、2人に1人は「行きたくない」

2012年に日本労働組合総連合会が20代から50代の男女1000人を対象におこなった調査によると、社員旅行に対して「参加したい」と答えた人は約44.3%。2人に1人は社員旅行に行きたくないと思っているのが現実です。

どこの企業でも社員旅行の主な目的は、社員同士のコミュニケーションをよくすることでしょう。しかし、社内の半数が「行きたくない」と思っているならば、その旅行が社員にとってプラスになるのか分かりません。世代や性別によって考え方や価値観が異なるため、なるべく全員が満足するような社員旅行をおこなうにはそれなりの努力が必要なのです。

そのため、社員旅行の幹事は「昔からやってるイベントだから」などと惰性で引き受けてはいけません。全員が100%満足できるような完璧な社員旅行は存在しませんが、社歴を重ねた部長クラスや新入社員を問わず、旅行前は当日が待ち遠しくなり、旅行についての話題でコミュニケーションが生まれることが理想です。そして、終わったあとは「また行きたいね」と言ってもらえるような企画をたてるべきなのです。

社員旅行に行きたくない理由とは?

社員が「社員旅行へ行きたくない」と思う理由は1つではありません。企画された社員旅行があまり魅力的ではない場合、原因はいくつか考えられます。そこで、幹事が社員旅行を企画する前に把握しておくべき“社員旅行に行きたくない理由”を紹介します。納得の理由や、幹事が気づかない盲点だった部分もあるかもしれませんよ。

その1.団体行動が苦手

学生時代から「団体行動が苦手」という人は必ずいます。特に社員旅行の場合は、苦手な人や上司や部下と一緒に朝起きてから夜寝るまで、食事の時間も移動もほとんど集団で行動する必要があります。そのため、スマホを自由に触ることもできず、トイレもなかなか好きな時間に行くことができません。

また、女性の場合はメイクを落とすときや入浴の際にプライベートな部分を知られるのがイヤな人もいます。団体行動が苦手な人にとっては、社員旅行が長期にわたるほどストレスになる可能性が高くなってしまうのです。

その2.上司や部下に気をつかう

社員旅行は旅行であるものの、あくまでも会社が主体のイベント。多くの場合、費用も会社負担で行われるので主導権は会社にあります。そのため、普段の仕事と同じ程度か、それ以上に自分の上司や部下に気をつかう場面も出てきます。

特に宴会の場では女性なら社長や部長にお酌をして回り、自分が上司の場合は部下にねぎらいをかけに行くなど、気疲れする部分がどうしても出てきてしまうもの。さらに普段の業務とは違い拘束時間が長いため、周囲に気を使わなければいけない時間が大幅に増えることがストレスになってしまいます。

その3.プライベートの時間をつぶしたくない

社員旅行の日程に土日や祝日を組み込む、平日を使った分は有休を消化させるなど、社員の休日を返上してのスケジュールは避けたいもの。特に新入社員など就業時間以外はプライベートなものと考えている若手社員たちは、社員旅行のことを“会社に強制されるもの=仕事”ととらえています。

そのため、社員の休日を社員旅行に使ってしまうと「会社に自分の時間を奪われたくない」「自分の休みを使ってまで社員旅行に行きたくない」と社員から不満が出てしまうのです。

その4.仕事の延長のイメージがある

会社の外に出て私服を着ているとはいえ、上司は上司、部下は部下。いつも仕事で顔を合わせているメンバーと旅行中もずっと一緒に行動していれば、どうしても空気が仕事中のイメージになってしまいます。

たまに会話が弾まないからといって仕事の話をしてしまう上司などがいますが、こういう場合は「旅行にきてまで仕事の話をしたくない」と特にイヤがられてしまうので注意が必要です。

その5.お金を使いたくない

会社で決めた行先やホテルに対して費用が全額実費や積立で参加させるなど、負担額が大きい場合や支払いに強制力があるほど社員旅行への不満は大きくなります。また、行先が自分の行きたい場所でなければさらに不満が溜まってしまいます。

「せっかく稼いだお金を会社のイベントに使いたくない」「どうせ自腹なら自分が行きたいところに行きたい」という意見はもちろんのこと、「お金を使いたくないから不参加」という社員が出てくる可能性もあるでしょう。

その6.レクリエーションなど出し物をやりたくない

一般的に「レクリエーションや出し物をするのが得意・やりたい」という人はあまり多くなく、社内でもごく僅かの人に限られます。

そのため、社員旅行の夜などに演芸会やレクリエーションの時間がある場合、「人前で出し物をやりたくない」「準備が面倒くさい」とイヤがる社員がでてきてしまいます(実際に筆者の知人にも、レクリエーションがイヤで参加しなかった人がいました)。また、レクリエーションがあることでストレスになり、せっかくの旅行が楽しめなくなってしまう社員も出てきてしまいます。

その7.旅行先や食べ物を選べない

社員旅行の行先は会社が決定するため、社員が個々に行きたいと思っている場所へ行けることはほとんどありません。ただし、あまりに一方的に行き先を決定してしまうと「北海道は何度も行ったから別の場所がいい」「どうせ行くなら沖縄がよかった」「旅行先が私の地元に近いから面白くない」などと不満がでてしまいます。

また、食事は旅行の大きな楽しみの一つですが、大抵の場合は食事場所も団体行動で全員が同じものを食べるために自分が食べたいものを食べられない、嫌いな食べ物やアレルギーがあるといった不満も出てしまいます。

「社員旅行に行きたい!」と思わせる7つの条件はこれだ!

社員旅行にマイナスイメージを持っている社員に対して、「行きたい!」と思ってもらうまでにはいろいろなコツがあります。まず基本的な考え方としては、「〇〇だから行きたくない」と思わせるような原因を取り除くこと。社員旅行に対するマイナスイメージを払しょくすれば、「行きたくない」という感情が自然と「行ってもいいかな」という気持ちに変わります。

さらにそこから「社員旅行へ行きたい」と思ってもらうには、それだけ社員旅行に魅力的な要素が必要です。担当者が企画するときにクリアしておきたい、社員旅行の条件を紹介します。

その1.適度な自由時間の設定

社員旅行中はスケジュールをがんじがらめにせず、昼食と夕食の間など、隙間を見つけて自由時間を設けるのがおすすめです。まず団体行動が苦手で一人でいたい人や親しいグループで行動したい人にとって、一時的にでも“社員旅行”というものから解放される自由時間は大切なもの。

行きたい場所や食べたいものなどがある場合、自由に動ける時間をつくることで参加者の楽しみが増え、無理に行きたくない場所へ案内して不満を言われることも避けられます。また、新入社員はアクティビティ、熟年社員はゆっくり観光など、世代が異なる場合でも社員旅行中にやりたい体験を選ぶことで、社員の満足度があがります。

さらに、幹事にとっては集合時間と場所さえ押さえておけば、何をするかスケジュールを考える手間が省け、当日も自由時間の間は息抜きもできるので幹事にもメリットがあります。

筆者の経験したことがある1泊2日の沖縄社員旅行では、初日の夜の宴会だけ全員集合で、あとはすべて自由行動という夢のような旅行がありました。普段から社員同士のコミュニケーションがとれている場合や、社員に日頃の疲れをとってもらうことをメインにする場合、また2泊以上の場合などは、思い切って丸一日を自由時間にするのもアリでしょう。

その2.無礼講、お酌なしなど女性向けの配慮

女性が少ない職場などでは、宴会や飲み会中は“お酌をして回るもの”といった暗黙のルールがある会社が多いもの。ただ、社員旅行中もそれでは、女性に負担がかかりすぎて「参加したくない」と思われるのも当然です。また、体育会系ノリが強い営業部などの社員も、飲み会で部下の負担が大きい場合があります。社員旅行中はできれば無礼講が望ましいでしょう。

ただし、空気の読める先輩がいる、気の知れた上下関係の間柄などであればいいのですが、そういう訳にもいかないのが会社というものです。可能であれば社長や部長クラスに相談し、事前や当日に「旅行中だし気を使わなくていいよ」などと広めてもらうように相談してみましょう。

その3.土日や連休を避けた日程

社員の参加意欲を上げるため、スケジュールは土日や祝日・有給消化など、できるだけ社員の休日を使わない日程を選びましょう。どうしても会社の都合で社員旅行が休日にかぶってしまうという場合は、できるだけ別日に交代で代休を設けるか、参加者に休日出勤手当を出すなどの工夫をしましょう。これらは社員旅行の事前に連絡事項として伝え、「参加した方がトクかも」と思わせることがポイントです。

実際に筆者も休日に社員旅行がかぶった際、1日あたり5千円支給された事がありますが、そのときは「旅行に行けてお金ももらえる」と喜ぶ社員が多く、参加率がかなり高かった記憶があります。

その4.グループ、席決めなどの配慮、仕事を連想させない工夫

社員旅行は社員に普段の業務とは離れ、仕事を忘れて楽しんでもらうことが大切です。また、普段は話す機会がない人とコミュニケーションをとるチャンスを与えてあげるのも幹事の役割です。

たとえば食事やバスの座席、部屋割りや行動グループなどは“普段から一緒だから”と安易に上司と部下を一緒にせず、部署の違う人どうしで隣どうしにするのはいかがでしょうか? 普段から仕事のやりとりが少ないぶん上司や部下・先輩後輩といった垣根が浅いほか、新鮮味を持ってコミュニケーションをとることができます。

たとえ普段の仕事の話になっても深い部分までは話すことは少ないため、話す方・聞く方にとってもお互いあまり負担にならず、別の部署の仕事を把握することで普段の業務に活かすきっかけづくりにもなります。

その5.支払いは会社の経費が基本

ただでさえ行きたくないと感じる社員が存在するのに、社員旅行が実費や積立というのはナンセンス。社員旅行は社員へ日頃の疲れを癒してもらう意味もあるため、社員に無理な負担をかけてまでおこなうものではありません。

社員に余計な不満を抱かせないよう、社員旅行を企画するのであれば会社の経費を優先して使い、移動や宿泊・食事まで極力全ての支払いを会社で負担することを基本としてすすめるようにしましょう。

予算的に経費での負担が難しいようであれば、旅行を日帰りにする・今期はあきらめて来期など利益のある時期に再検討するなど、社員に負担のない方法を検討するのが賢い選択です。

その6.負担のないレクリエーション

社員旅行中のレクリエーションは定番のカラオケなどでお茶を濁さず、できるだけ性別や世代、上下関係を問わず全員が楽しめるものを探しましょう。練習が必要な出し物や準備に時間がかかるものなど、一部の社員に負担がかかってしまうレクリエーションもなるべく避けた方が無難です。

日頃からコミュニケーションがしっかりとれている会社であれば、上長や社長へ相談し、思いきってレクリエーションをなくすということも検討しましょう。社員に日頃の疲れをとってもらうことが社員旅行の目的であれば、ただみんなで旅行へ行くというだけでも会社に対する信頼度があがります。また、レクリエーションが苦手な社員が参加しやすくなるため、次回開催時の参加率も一気にあがります。

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その7.おいしい料理、誰もが行きたくなる場所

旅行の楽しみは、自分の行きたい場所へ行き、食べたいものを食べること。社員旅行なので全員の意見を反映することはできませんが、できるだけ社員の意見を組めるように、

“国内・海外ならどちらがいいか”

“日帰り・1泊・それ以上ならどれがいいか”“アクティビティか観光のどちらがやりたいか”

など、事前にアンケートをとって社員の行きたい場所や日程、予算感を把握するのがオススメです。

予算だけ決まっている場合は、「沖縄か北海道かどちらがいいか」など似たような金額の場所から選ぶなどでもかまいません。幹事にとっては労力を伴いますが、社員はアンケートを入力することで、「こんな場所だったら行きたい」などとアンケートをとる前よりも社員旅行に対するプラスなイメージを持つことができます。

また、個々の食べ物のアレルギーや好き嫌いなども事前に入力してもらうことで社員の好みもわかるほか、現地でのトラブルも避けることができます。

社員旅行のデメリットを徹底的につぶすべし!

どこの会社にも「社員旅行に行きたくない」という人は必ずいます。自分が社員旅行の幹事になった場合はそれを念頭に置いて、“社員旅行に行きたくなくなる要素”を企画段階から一つひとつ減らしていくようにしましょう。

行きたくない人に「行きたい」と思わせられれば社員旅行は半分成功したようなもの。一度成功すれば社内の社員旅行に対する信頼度があがり、次の旅行を楽しみにする社員も増えるため、次回、そのまた次の社員旅行と企画が進めやすくなります。そして、社員旅行が成功するということは、社内間のコミュニケーションもとりやすくなって事業がうまくいく流れにもつながります。

あなたの企画した社員旅行が成功するよう、検討を祈ります!

 

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参考サイト:

日本労働組合総連合会|調査結果ニュースリリース

この記事を書いた人

チョビベリー
1982年生まれ。京都市立芸術大学日本画専攻卒業。柔道・ボクシング・極真空手の経歴をもつ普通のOL。複数のWEBサイトで記事を執筆するかたわら、自身の恥をかきさらす意識ぬるい系ブログ『チョベリグ!』を更新中。特技は速読、ダメ出し、絵を描くこと。

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