updated: 2024
ワークショップでの集客方法!ポイントからおすすめワークショップまでご紹介
ワークショップを開催するためには参加者の存在が必要不可欠です。皆さんは集客する際にどんなことに気をつけ、どんな方法で呼びかけていますか?思ったように集客につながらず頭を悩まされている方もいるのではないでしょうか?ちょっとした工夫で集客率は上がります。今回はワークショップを開催する際に気をつけてほしい集客の仕方や、告知するポイントをお伝えします。またワークショップを外部で探されている方におすすめしたいワークショップもご紹介します。
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ワークショップで集客がうまくいかない原因
急な告知や期間にゆとりのない告知
突然告知されても予定が調整できず、集客にはつながりません。
中には「行きたかったのに行けなかった」という方もいます。そういった急な告知ばかり続けていくと不親切な対応をする会社というレッテルを貼られてしまうので十分な注意が必要です。
けれど、逆に期間に余裕がありすぎても予定が立てにくく、予約したものの、その予定を忘れてしまって、キャンセルになってしまうケースもあります。
告知媒体の間違い
告知が対象者の目にとまらなければ意味がありません。
パソコンやスマホ世代ではない方対象に行うワークショップであれば、SNSを活用していてもイベントを知ることなく終わってしまいます。
逆に若者に向けて発信する際に無作為にフライヤーを配るといってもなかなか難しいでしょう。
また、告知媒体が一つというのも集客ができない要因としてあげられます。
一つの告知方法だとすれば、そこから知ってもらう手段というと、目にとまった人から他者への紹介や偶然に見つけたという確率だけです。
告知媒体の間違いや告知方法が単発なのは集客するうえで致命的な結果を生んでしまいます。
過去のイメージ図が載っていない
人はイメージできないものを体験しようとすることに抵抗を感じてしまいます。
それはイベントも同じで、いくら素敵なタイトルであり、そそられる内容であったとしても、雰囲気が伝わらないと判断できないものです。
イメージがないと人は、怪しさを感じたり、魅力が感じられなかったりします。
また、視覚からの情報は、印象に残りやすいのですが、文字ばかりの告知になってしまうインパクトに欠け、記憶に残りにくいという問題点があります。
個別の告知不足
自分が来てほしい、親しい方だとイベントに参加してからも周りに宣伝してくれることもあります。
けれど、そんな方たちへの個別の告知ができておらず、全体的な告知だけを行ってしまうと、その人たちが見てくれているかわかりません。
親しい方への告知不足から、後々「声をかけてほしかった」「参加したかった」と言われてしまうこともあるでしょう。
そんなことが続けば、距離が離れていってしまうことにもつながります。
ワークショップで集客する方法
ゆとりある告知期間をとる
告知には十分な期間をとる必要があります。
数十名のイベントであれば、3週間前に告知を開始できれば十分でしょう。
1ヶ月かけられれば、さらにゆとりを持つことができます。
だからと言って、先ほど述べたように、逆に何ヶ月も前から告知をしても、予定が組みにくく、予約しても直前でキャンセルということも増えてきます。
ただし、数百名以上の大規模なイベントであれば、1ヶ月以上の余裕をみて告知を始めた方が、集客率が上がることでしょう。
簡潔で魅力的なタイトルをつける
タイトルは最初に目に触れる情報であり、そこで対象者の興味関心を惹かなくてはいけません。
イベントのコンセプトやプログラム、またそれ以外の魅力がわかりやすく、伝わるように表現できたほうが対象者は関心を抱きます。
ただし、説明的すぎるタイトルだと、イベントへの面白さや魅力が感じられなくなってしまうので注意しましょう。
タイトルだけで全てを伝えるには限界があるので、タイトルからイベント内容に興味が湧くようなものにするのが理想です。
タイトルはインパクトをつけ、説明的なサブタイトルをつけるというのも手法の一つでしょう。
対象者が参加しやすい日時と会場を選ぶ
日時設定や会場選びも、集客に影響する要因です。
対象者に合わせた曜日と時間帯を考慮することで参加率があがるでしょう。
例えば、社会人対象の場合、経費を使って業務の一環として参加できるイベントなのであれば、平日の日中などの業務時間帯に設定して問題ありません。
それ以外だと、土日がやはり参加しやすく、集客率が上がります。
また公共交通機関を使って行けるようなアクセスの良い会場を選ぶといいですね。
会場も、アクセスだけではなく、使用する施設によっても参加者の印象は変わります。
敷居が高そうに感じてしまう重厚感があるビルはなかなか入りにくいものです。
会場の設備も事前に調べておくといいでしょう。
親子向けであれば、授乳ルームがあったり、キッズスペースがあったりすると喜ばれます。トイレや喫煙ルーム、自販機などの設備、近隣のお店もチェックしておいた方がいいでしょう。
対象者にあわせて媒体を選ぶ
ワークショップが行われる地域に合わせた告知媒体も必要です。
小学生向けの企画を考えているのであれば、保護者の承諾が必要になる場合があるので、学校の掲示板など、目に触れそうな場所にフライヤーを設置してもらうことも有効です。
また、単一の媒体、単発の告知で決めようと思ってはいけません。告知文を初めて見た段階ですぐに申し込む人は稀ですから、イベントを知るために何度も対象者の目に触れるように、いろんな角度からアプローチができるように複数の媒体を活用して、繰り返し告知をしていくことが重要です。
イベントレポートを報告し、ポートフォリオを作成する
継続してイベントを実施していくことで、集客効果が得られます。
そこでせっかく行ったイベントを無駄にしないために、イベントの様子を写真や映像などできちんと記録することが大切です。
その写真や映像を使って、レポートを作成して公開しましょう。
告知でもそうですが、どうしても文章だけでイベントの価値を伝えるのには限界があり、イメージが湧きにくくなります。
過去のイベントの記録を残していき有効に活用することで、実績を知らせていくことが大切です。
記録を重ねていき、実績のポートフォリオを構築していくことが長期的な集客効果につながっていくのです。
個別の告知をする
自分が来てほしい、親しい方への告知は大勢の方と同じように一斉の告知をしてしまうと、伝わらない場合があります。
なので、自分が来てほしい、親しい方への告知は個別で行うようにすると効果が得られます。
また、イベントが終わった後日レポートとともにお礼の連絡を入れることを忘れないように心がけましょう。
告知文における書き方の注意点
重要な情報はなるべく冒頭に書く
告知文は、日時や会場、実践の概要など、参加の判断に必要な多くの情報をすべて掲載する必要があります。
どれも大切ではありますが、その中で最も重要にしてほしいのは告知文の冒頭に掲載する情報です。
告知文は想像以上に読んでもらえません。
読み手というのは、読み進める中で、内容が理解できず、自分にとっては価値がないと判断すると、最後まで読まずに途中で読むのを止めてしまいます。
そのためにも冒頭の情報は重要になってくるのです。
対象者にとって魅力となる情報を冒頭に書くことを意識づけましょう。
申し込み特典や参加することで得られるメリットを記載する
イベントに参加特典がつけられている場合は、必ず告知内容に入れるようにしましょう。また特典がない場合でも、このイベントに参加することで得られるメリットについて、できるだけ多く書き込むようにします。
イベントの告知文においても、ただ概要を説明するだけでなく、イベントに参加することで得られるメリットを言語化し、最低限提示することは重要です。例えば、どういうテーマについて学びが深まる可能性があるのか、どういう属性の人達と交流が深まるのかなど、当たり前のことであっても書いておくべきです。
けれど、あまりにメリットを誇張しすぎて書いてしまうと、信ぴょう性に欠けてしまう告知文になるので注意しましょう。
誰に向けて書いているのかを明確にする
告知文に限らず、誰に向けて書いているのかを明確にすることは文章の基本です。
集客が目的ではありますが、対象となる方に見てもらえなければ意味がありません。
そのイベントには、どういう人にとって役立つものなのか、どういう人にとってどんなメリットがあるのかをはっきりと明記しましょう。
対象者を明記する際は具体的に書くことが大切です。
例えば、「身体を動かしたいと思っている方」ではなく、「初心者でもできるヨガ教室を探している方」などということです。
具体的に書くことによって人の欲や悩みに共感する文章となり、ピンポイントにアプローチができるのです。
なので、イベントに来てほしい人をイメージした上で書くように心がけましょう。
開催時に抑えておきたいポイント
店舗や施設を会場にする
ワークショップの会場は、普段から商売を行っている店舗や施設にするのがおすすめです。
お店の場所を覚えてもらうきっかけになり、イベント後の再来店につなげる効果も期待できます。
しかし、広さの確保が厳しい場合などは、公共施設などを間借りしても大丈夫です。
その場合は、実際の店舗の所在地などが参加者の方に周知できるようにしましょう。
講師は従業員や外部パートナーで行う
ワークショップの講師は、お店の従業員が務めることで、従業員の人柄を知る機会になります。
そうすることで、お店の従業員への親近感が湧き、お店に対する信頼感アップの効果が期待できるからです。
ただし、ワークショップの内容によっては専門家を招く必要があります。
専門家の知識でイベントを盛り上げてもらいましょう。
そういう場合は、取引先など信頼できる外部パートナーの協力を得ると、開催の段取りや内容の調整などがスムーズです。
参加費はできるだけ割安に設定する
参加者に負担していただく費用はできるだけ割安にしましょう。
セミナーやワークショップはあくまで、ワークショップ後にお店に足を運んでもらうためのきっかけ作りです。
イベント参加費で収益を出そうとしてはいけません。
参加費は、材料費や会場費など、運営にかかるコストだけが赤字にならないように設定するのがおすすめです。
継続的、定期的に開催する
ワークショップは定期的に開催することで、参加者がお店に継続的に来てもらうことにつながります。
数ヶ月に1度程度でもいいので曜日や時間などを決めておき、定期的に開催していくことで、常連の参加者が徐々に増えていきます。
そして、参加者が知り合いを連れて来るというメリットもあります。
また最近の流行やトレンドにあわせたものや参加者が興味のあるものを、ワークショップの内容として取り入れていくことでより盛り上がっていくでしょう。
外部パートナーでおすすめワークショップ
戦国時代体験ができる『戦国ワークショップ』
戦国ワークショップは、株式会社IKUSAが提供する、戦国時代の歴史を学びながら体験できるワークショップ。スタッフは武将や忍者に扮しているので、戦国さながらの世界観を味わえます。歴女といわれる若い女性や、武将にあこがれる子供にはもってこいです。
ワークショップの内容はどれも作業工程やルールがわかりやすいものばかりなので、老若男女問わず、誰でも楽しむことができます。
缶バッチづくりやオリジナル刀づくりなどのものづくりワークショップのほか、戦国体力測定や手裏剣道場など身体を動かすものまで幅広いワークショップが用意されています。ものづくりワークショップでは作ったものをお土産として持ち帰ることができるので、思い出として残すことが可能です。
現代ではなかなか体験できない戦国体験ができる貴重なワークショップです。
親子で学べる!『SDGsアドベンチャー』
SDGsアドベンチャーは、体験を通じてSDGsを学ぶことができるワークショップです。
複数のワークショップをそれぞれ島に見立て、すべての島をクリアするとSDGs缶バッジがもらえます。ペットボトルキャップを再利用したブローチ作りや、海の環境を学べる魚釣り体験など、楽しみながらSDGsを学ぶことができます。
親子連れを対象にワークショップを開催したい、SDGsをテーマにしたイベントを開催したいという方は、ぜひSDGsアドベンチャーをご検討ください。
大人も勉強になる!『防災ヒーロー入団試験』
防災ヒーロー入団試験は、体と頭を使いながら防災について学べるワークショップです。
防災を5つのフェーズに分けており、それぞれに関したアクティビティで「もしも」を考えることができます。例えば、煙の中を進む迷路や、イラスト内の防災上の間違いを探す「おうち防災間違い探し」などなど。「楽しい」にフォーカスをあてることで、防災に興味のない子どもにも防災を届けます。またカスタマイズも可能なので、地域に即した内容にすることでさらに身近でためになるワークショップにすることができます。
SDGsアドベンチャー同様、楽しみながら学べるワークショップをお考えの方にぜひおすすめしたいワークショップです。
工作キットの通販ショップ『TUKTUK(テゥクテゥク)子供工作館』
ワークショップで使えるおしゃれでかわいいオリジナルのキットを企画開発、販売しています。
講師不要で簡単に制作できるワークショップですが、講師の派遣も可能なので、定期的に開催する場合は1番初めに講師を呼んで進め方を学んでみるのもいいでしょう。
わっぱのカーネーションボックスやこいのぼりの身長計など季節に合ったキットの種類も豊富で、1年を通してワークショップの企画として取り入れることができます。
手軽で簡単に作ることができ、手ごろな値段でインスタ映えする、おしゃれな工作キットで子どもから親子で楽しめるワークショップです。
老若男女問わず身体づくりができるヨガ体験『ポコ★スタ』
健康に良いといわれ、老若男女問わずできる、やってみたい習いごとの一つとされるヨガ。
近年では各界の著名人たちがトレーニングやリハビリ、美容健康維持、神経統一法として取り組んでいます。
さらにマット一枚、ときにはそのマットがなくても開催できる手軽さや、屋内外問わずできるメリットがあります。
健康イメージから各種健康関係のイベントや、アウトドアイベントなどたくさんの人が集まるイベントで人気の高いワークショップです。
ヨガスタジオのポコ☆スタでは、各種イベントや自治体、企業など、希望にあわせてヨガ講師が派遣できます。
年齢や経験を問わず、どなたでも参加できるヨガ!
青空の下で大地を感じながらするヨガ体験は心も身体も健康になることでしょう。
※用意されているヨガマットは数には限りがあるため、ご自身のマットや大判タオルなどがある方はぜひご持参ください。
まとめ
ワークショップは当日だけではなく、事前のイベント内容から会場選び、告知も重要です。
ワークショップでの集客を成功させるには、そういった部分でのちょっとした工夫がポイントとなります。
ぜひ今後のワークショップイベント運営に生かしてみてくださいね。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
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