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【開催事例】「防災ヒーロー入団試験」イオンモールりんくう泉南様
こんにちは!寒い季節はおいしそうなチョコレートのお菓子が多くて、誘惑に抗えませんね!ライターのましぇりです。
今回は2022年9月23日(金)と9月24日(土)にイオンモールりんくう泉南で実施いただいた、「防災ヒーロー入団試験」の様子をお届けいたします。
イオンモールりんくう泉南とは?
「イオンモールりんくう泉南」は、大阪府泉南市にある大型ショッピングセンターです。2004年にその前身となる「イオンりんくう泉南ショッピングセンター」が開店し、多くの周辺地域住民の方々の暮らしの場の中の1つとして今現在も親しまれ続けています。
関西空港の近くにあるという立地のため、海外からの観光客の方も多いのが特徴です。施設のすぐ近くには有名な「SENNAN LONG PARK(泉南ロングパーク)」が広がっています。2020年にリニューアルされた施設内のフードコートは、美しい海と夕日を一望しながら食事を味わうことができるおすすめスポットです。
イオンモールりんくう泉南公式ホームページ (rinkusennan-aeonmall.com)
防災ヒーロー入団試験とは?
防災ヒーロー入団試験は、子供から大人の方までお楽しみいただける、親子で参加可能な体験型防災アクティビティです。アクティビティを通して、体と頭の両方で防災を学ぶことができます。
防災を「事前準備/災害発生/発生直後/避難生活/生活再建」の5つのフェーズに分けて考え、それぞれのフェーズに応じた競技を体験可能です。「防災ヒーロー」を目指して、入団試験の競技をクリアしていきましょう!
実施背景
2022年の9月16日(金)から9月27日(火)にかけて全国のイオンモールで「イオンモールのSDGsフェス」が開催されました。こちらのイベントは、各地域の店舗でオリジナル企画を実施して、持続可能な社会の実現に貢献する取り組みの1つです。
SDGsの中での防災への目標は、ゴールの11と13に相当します。
IKUSAの「防災ヒーロー入団試験」は、イオンモールりんくう泉南のSDGsフェスの一環として実施いただきました。本イベントはSDGsの活動として、地域全体の災害に対するレジリエンス(強靭性)の向上に寄与するものとなっております。
サステナビリティ | イオンモール (aeonmall.com)
当日の様子
本イベントはイベントスペース1階「セントラルパーク」にて、2日間にわたって実施いたしました。
泉南市の危機管理課に監修いただいたため、より泉南市における災害の想定に特化した防災イベントを開催することができました。
本イベントにて実施した試験は「防災リュック間違い探し」と「防災クイズラリー」です。この2つをクリアすることで『防災ヒーロー』に認定され、防災ヒーロー入団証となる缶バッジを手作りできます。それでは、今回実施した各競技の紹介をしていきます。
競技その1【防災リュック間違い探し】
「防災リュック間違い探し」は防災グッズを詰めるリュックサックに、必要なものと実は不要なものを制限時間内に考える競技です。今回は、1分間で10個の正しい防災グッズを判断していただきました。参加者様自身の判断で実際に取捨選択をし、選んだものから試験官によって正誤判定と解説がなされます。
各御家庭で防災グッズを準備するきっかけになる上に、これまでに用意していた防災グッズの見直しにもつながります。当日はお子様から大人の方まで、多くの方々が頭を悩ませながら真剣に取り組む様子が見られました。
競技その2【防災クイズラリー】
防災クイズラリーは周遊型クイズゲームとなっています。会場内にあるクイズのパネルを順番に回って、クイズを解いていきます。次のクイズのパネルに前のクイズの答えがあるので、そこで答え合わせができます。
防災クイズラリーはお子様でも参加できる内容になっていますが、大人の方でも頭を悩ませるような実践的な内容になっています。今回、実際に出題された問題を1問出題いたしますので、ぜひ一緒に考えてみてください!
Q:イオンモールりんくう泉南でお買い物中に地震が発生!津波警報も発令されました。正しい行動はどれ?
① その場にとどまる ② すぐに高台(山の方向)に避難する ③ 海の状態を確認しに行く ④ 情報を集めてから行動を決める |
いかがでしょうか、正しいのはどれか分かりましたか?正解は、②でした。
地震の発生から、すぐに津波が来る地域もありますので、早く高い場所に逃げる必要があります。イオンモールりんくう泉南の目の前にはすぐに海があるように、泉南市は海に面していて地震災害の際に津波の心配もある地域です。当日はこのように、実際の地域の地形に則した防災クイズを行いました。
防災ヒーロー認定証づくり
試練となる競技をクリアしたら、最後にはオリジナルの防災ヒーロー認定証缶バッジを制作できます!自身のお名前と、好きなイラストでデザインをしてもらうことで、本イベント参加の記念になります。ご自身で作った世界に一つだけの缶バッジを作ったら、晴れて防災ヒーローの仲間入りです!
ぜひイベントをきっかけに、これからも防災に取り組んでいってくださいね。
参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
「防災ヒーロー入団試験」をおすすめする理由
防災ヒーロー入団試験は、商業施設や自治体での防災イベントに最適です。今回は、商業施設での開催する上での効果的なポイントを紹介いたします。
ファミリー層の集客効果を期待できる
防災ヒーロー入団試験は、親子でのご参加も大歓迎です。そのままご家庭で実践いただける防災知識を、楽しみながら学ぶことができます。今回実施しなかった試験の中から、2つご紹介します。
- 水消火器射的
水消火器射的は、水鉄砲になっている消火器で的を倒します!実際に消火器を用いる際の手順で行うので、正しい消火器の使い方が身に付く、実践的なアクティビティです。
- 防災スリッパ作り
防災スリッパ作りは新聞紙でスリッパを作って装着し、がれきに見立てたイボイボロードの上をゴールまで歩くという試験です!まずは何も履かずにイボイボロードを歩いていただきますが、特に大人にとってはこれがなかなかに痛いものです。しかし新聞スリッパを実際に装着して歩いてもらうことで、その違いを体感できるアクティビティとなっております。
この他にも様々な試験がありますので、お気軽にご相談ください。楽しめるアクティビティを通して参加体験型の学習となっており、「学ぶ」と身構えなくても「遊び」を通して自然と知識を身につけていただけます。防災を考えるきっかけとして、大人の方からお子様まで、楽しみながらの参加が可能です。
カスタマイズで『地産地防』の防災イベントが可能
『地産地防』とは、地域での災害に対して、地域の力で対応していくことです。防災ヒーロー入団試験は、『その地域で起こりうる災害』を想定した防災を取り入れたイベントにカスタマイズ可能です。今回は泉南市危機管理課に監修いいただき、海が近い地域であることから、地震災害による津波に関する防災についてピックアップしました。
地域に根差した防災イベントをお考えの場合はぜひお気軽にIKUSAにお問い合わせください。
SDGsを学ぶきっかけづくりに
SDGsと防災は無関係に感じますが、実はとても密接に関係しています。「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現を目指す中で、災害の被害抑制への活動はゴール11「住み続けられるまちづくりを」や、ゴール13「気候変動に具体的な対策を」に向けての取り組みにつながっていきます。
SDGsや防災というと、少し難しそうでハードルの高いテーマのように感じるかもしれません。しかし、IKUSAでは、そういったテーマに対して、興味を持つきっかけづくりのお手伝いをいたします!
防災とSDGsについてより詳しく知りたい場合は、以下の記事もぜひ参考にご覧ください。
防災とSDGsの関係性とは?CSRのPRにも有効な防災の取り組みをご紹介 | あそび防災プロジェクト (asobi-bosai.com)
まとめ
今回はイオンモールりんくう泉南で実施させていただいた、防災ヒーロー入団試験の様子を紹介いたしました。イオンモールりんくう泉南の皆様、この度は誠にありがとうございました。
IKUSAでは、アクティビティを通して、防災を気軽に学べるイベントをリアル・オンライン問わず多数手掛けております。ぜひお気軽にご相談ください。