updated: 2023
【開催事例】「LINE謎解き」サントリーホール様
目次
2023年4月2日（日）に開催されたサントリーホール様主催のイベント「オープンハウス」。
IKUSAでは、その催しの1つとして周遊型LINE謎解きを担当させていただきました。
本記事では、導入背景や詳しい実施内容、導入後の成果などをお伝えいたします。
イベント合間の待ち時間に、好きなタイミングで楽しんでほしい
今回周遊型LINE謎解きを実施いただいたのは、東京都港区のコンサートホール、サントリーホール様。例年開催している無料音楽イベント「オープンハウス」の催しとして謎解きイベントのご相談をいただきました。
ご担当者様はイベントの開場前や待ち時間の合間のアクティビティとして楽しめる謎解きイベントを検討されており、またホール内や同時開催されている周辺エリアでのお祭りの周遊も目的の一つでした。そこで、参加者が好きなタイミングで楽しめる、LINEを使ったオリジナルの周遊型謎解きイベントを導入いただきました。
サントリーホールの知識を学べる、「周遊型LINE謎解き」を企画
「オープンハウス ～サントリーホールで遊ぼう！」とは
サントリーホールは、東京で最初のコンサート専用ホールとして、1986年10月12日に開館。ホールの設計に際し、世界的指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンからもアドバイスをもらい、音響に徹底的にこだわり設計されました。「世界最高峰のホール」として、国内外のアーティストに愛されています。年間約600のコンサートが開催されており、2021年9月には、開館時からの累計来場者数が2,000万人を突破しました。
サントリーホール主催「オープンハウス」は、2005年より毎年、サントリーホールがあるアーク・カラヤン広場でアークヒルズさくらまつりと同時に開催されている無料イベントです。コロナの影響で、しばらくはオンライン形式での開催や事前申し込み者のみの参加など、開催形式に一部制限を設けていましたが、4年ぶりに、事前申し込み無く参加できる無料イベントとして開催されました。
カラヤン広場のさくらまつりの様子
オープンハウス ～サントリーホールで遊ぼう！
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/article/detail/001128.html
謎解きなら、各イベントの合間の待ち時間も楽しんでもらえる
周遊型LINE謎解きとは、LINEを使用して謎を解きながら指定されたエリアを周遊し、クリアを目指すゲームです。
今回は、「LINEで謎解き～サントリーホールの不思議なうわさ～」というタイトルで、サントリーホールにまつわるオリジナルストーリーや世界観、キーワードを謎解きにしたオリジナルイベントとして開催しました。
謎解きを進めると、サントリーホールの知識を学ぶことができ、自然とホールに詳しくなれます。途中でホール内やさくらまつりの会場を周遊して特定の場所でパネルを見つけ、LINE上の情報と組み合わせて解く謎もありました。
- 対象年齢：中学生以上
- 時間：30分〜1時間程度
- レベル：謎解き初心者向け（各謎にはヒントあり）
延べ8,500人を超える来場で、イベントは大盛況
スタッフ扮する、大作曲家たちもお客様をお迎えします。
天気にも恵まれ、開場前には多くのお客様がお並びになっていました。
会場に用意されているLINE登録の2次元コードを読み取ると、周遊型LINE謎解きがスタート。ホールで開催されているコンサートやワークショップの待ち時間にも謎解きを体験するお客様が多くいらっしゃいました。
ホールに設置した、謎解きパネル
サントリーホール様からのコメント、アンケート結果
イベント実施後、参加者の皆様にアンケートを実施しました。
参加者の年齢と性別
謎解きの満足度
平均満足度は5点満点中4.29点
幅広い年齢層のお客様に参加いただき、謎解きが年齢に関わらず参加しやすいイベントであることが分かりました。満足度は、謎解きが得意なお客様には物足りないという意見もありましたが、おおむねどの年齢層のお客様からも満足いただく結果でした。
お客様の感想
- 楽しかったです。次回も参加したいです。
- サントリーホールのこだわりが分かりました。
- 最後の問題がヒネリが効いていた。
- 難しすぎず、かんたんすぎなくて良かったです。
- とても難しかったです。頭のトレーニングになりました。
- スタンプラリー程度を予想していたのですが、きちんとした謎解きで楽しめました。
サントリーホールさまからの評価
4年ぶりに事前予約不要の形で開催したオープンハウスは、のべ8,500人を超えるお客様にご来場いただき、イベント全体として大変盛り上がりました。謎解きにはお客様全体の約5％にあたる幅広い年代の方にご参加いただき、1日あたりの登録者数はIKUSA様の実績の中でもトップクラスとお聞きしましたので、こちらも期待通りに盛り上がったと感じています。
実際にホールに来場されたお客様がコンサートの待ち時間に参加でき、ゲームで楽しみながらサントリーホールの情報に詳しくなれる、という点において、従来にはない新しいオンラインイベントになりました。
IKUSA様には音楽やサントリーホールに詳しいスタッフもいらっしゃったのでコミュニケーションがスムーズで、クイズの建付けや難易度など知見に基づいた的確なアドバイスをいただき大変感謝しています。
お客様が楽しめるアプローチで、PR施策を検討していただける
IKUSAはどのような会社におすすめだと思いますか
真面目な企業情報も、知的好奇心をくすぐる遊びに換えて訴求していただくことができると思うので、BtoCの会社であればお客様が楽しめるアプローチで、PR施策を検討していただけるのではないかと思いました。
IKUSAに期待したこと、期待することはありますか
謎解きイベントを通して、クラシックコンサートの一般的な客層よりも若い世代にアプローチして、サントリーホールのことを楽しく知ってもらうことを期待しました。オープンハウスという家族連れが多いイベントだったため、12歳以下、40－44歳がメインになっていましたが、今後その間の世代（13～39歳）にももっとアプローチできるようなコラボレーションの可能性も探ってみたいです。
商業施設での集客にお悩みの方には、LINEで手軽に参加できる謎解きイベント「LINE謎解き」がおすすめです。
今回の事例のような周遊型イベントでの利用だけでなく、「LINE上で謎を解いてもらい、正解者にクーポンを発行して来客を促す」といったキャンペーンでの活用も可能です。
ましぇり
先生
お鶴
IKUSA.jp編集部
千流
