地域・行政防災運動会オンライン

updated: 2024 

おうち防災運動会

【開催事例】「おうち防災運動会」今治青年会議所様

【開催事例】「おうち防災運動会」今治青年会議所様

今回は今治青年会議所様の防災イベントにて実施していただいた、おうち防災運動会についてご紹介します。

ご家族で防災を考えるきっかけを作ることができるイベントとなっております。ぜひ最後までご覧ください!

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おうち防災運動会とは?

おうち防災運動会とは、おうちにいるからこそ考えられる防災をテーマにした、オンラインで実施する「新しい運動会」です。「やらなければならない」から「やってみたい」と思える防災を目指し、地域や職場・家族みんなで防災を考えるきっかけを作ります。防災について興味がない、興味はあるが何からすればいいのか分からない、といった方にもおすすめの、全員参加型のイベントです。


おうち防災運動会で学べるポイントは2つあります。

1つ目は、「非常時における5つのフェーズ」です。
実際に災害が起きた際には、時間の経過とともに必要な防災知識は変わっていきます。それぞれの場面に合わせた競技を体験していただくことで、「生きる防災知識」を楽しみながら学ぶことができます。

そして2つ目は「自助・共助」の考え方です。大きな災害では公的機関の助け「公助」が細部まで行きわたらず、自分の身は自分で守る「自助」、周りと協力して助け合う「共助」が必要になります。

おうち防災運動会では、これまで積み重ねてきた防災知識や準備力を使い、チームで助け合っていただきます。
実際に防災について学ぶため、防災訓練や防災セミナーへ自発的に参加するのはハードルが高いと感じる方が多いのではないでしょうか。そこで、運動会のように馴染みのあるイベントの中で防災に触れることで、防災に興味を持つきっかけにもできるのです。

おうち防災運動会実施の背景

今回は今治青年会議所様におうち防災運動会を実施していただきました。今年創立55周年を迎え、今年度は「朗らか~くちびるに歌を、心に太陽を~」をスローガンに活動されています。

そんな今治青年会議所様は、今回のおうち防災運動会開催に当たって、イベントのテーマが2つありました。1つ目は「防災」、2つ目は「学び」とのことでした。そこでIKUSAのホームページを見つけていただき、テーマに最適なおうち防災運動会開催に至りました。

当日の様子

おうち防災隊長と副隊長

おうち防災運動会では、「防災=堅苦しくてつまらない」といったイメージを払拭するために、プロのMCが楽しい雰囲気を作り上げながらイベントを進めていきます。今回はおうち防災隊長「しなの」と、少し頼りないがしっかりサポートをする副隊長「ふじ」がイベントを盛り上げてくれました。

画面越しにリアルタイムで参加者様と掛け合いをしながら防災について説明をするので、お子様でも楽しむことが出来ます。

3種目にチャレンジ!

今回は『おうち探検!非常食捜索トライアル』『防災間違い探しオンライン』『防災借り物競走!』の3種目をチャレンジしていただきました。

おうち探索!非常食捜索トライアル

『おうち探索!非常食トライアル』は、5つのフェーズのうち「事前準備」と「避難生活」にフォーカスした競技です。

ご自宅の備蓄食料を持ち寄り賞味期限の長さを各チームで競います。

この競技では防災の知識として必要な「ローリングストック」について学ぶことができます。ローリングストックとは、「備蓄する→日常で使う→買い足す」という考え方で、日頃から非常食に慣れ、備蓄することでいざという時の賞味期限切れを防ぐことができます。また、備蓄食料に食べ慣れておくことで、慣れない環境で慣れない食べ物を食べるというストレスを軽減することができます。

 

防災間違い探しオンライン


続いて「防災間違い探しオンライン」です。こちらの競技は5つのフェーズのうち、「事前準備」、「災害発生」、「生活再建」にフォーカスしています。

オリジナル動画の中で、「防災の観点から間違ったもの」を見つけ出し、正しい答えを出せた数で競います。とある一般家庭を舞台にした物語のため、自宅で役に立つ防災知識を身につけることができます。

 

防災借り物競走

最後に「おうちであるもので防災対策!防災借り物競走!」です。こちらの競技は5つのフェーズのうち、「災害発生」と「発生直後」にフォーカスしています。

日常的に使うアイテムが、いざという時にどんな使い方があるのかを考えていただき、そのアイディアの数で競っていただきます。例えば新聞紙です。体に巻くことで暖を取ることができるだけでなく、スリッパを作ることもできます。この新聞紙スリッパは実際に、避難所でも活用されており、他にも様々な使い方があります。

日頃からどれだけ防災準備が出来ているかが重要な競技もありますが、事前知識がなくとも高得点チャンスがある競技もあり、最後までどのチームが1位になるか分からないドキドキの運動会でした。
また、防災士の資格を持ち、防災知識のあるスタッフが採点するので、お題に合わせて厳密な採点を行っています。そして回答の中からいくつか抽出し、MCによる解説を行うので、より深い知識を得られます。

参加者様の様子


当日は親子一緒に参加されるチームが多く、ご家族みんなで楽しまれていました。MCの声掛けにも積極的に反応してくださり、楽しい雰囲気の中でイベントが進んでいきました。

また、防災プチクイズのコーナーでは、お子様達が率先して回答してくれました。普段の生活の中で、見慣れない防災グッズの名称をピタリと当てる様子は、とても頼もしかったです。大人になると防災訓練等に参加する機会も少なくなりますが、小学生の参加者様は学校で毎年防災訓練を体験しているので、より防災が身近なものなのかもしれません。

おうち防災運動会のメリット

オンラインでも盛り上がる

おうち防災運動会は、おうちだからこそ楽しめる内容となっております。専門的な防災知識がなくても、家の中でできる備えはたくさんあります。新しい知識の会得や、備えの再確認ができるだけでなく、プロのMCが運動会を盛り上げるので、オンラインでも楽しく交流することができます。
新型コロナウイルスが流行し「おうち時間」が増えた今だからこそ、もう一度ご自宅でできる防災について、楽しみながら考える機会が必要かもしれません。

防災知識が身につく


日本は世界屈指の災害大国です。そのため、「何か備えなければならない」という意識を持っている方は多いです。しかし、何からすればいいのか分からないという声が多いのも現状です。そんな防災を、実際に体を動かし頭を使いながら学ぶことができるのがおうち防災運動会です。

また、防災は住んでいる地域や場所によって必要な備えが変わっていきます。さらに、環境の変化により、発生する災害の種類や頻度が変わってきており、現在新しい防災グッズの開発も進んでいます。防災知識にもアップデートが必要なため、再確認することが大事です。
地域に合わせた防災知識を育むために、競技種目のカスタマイズなど、ご要望に合わせたプログラムでお届けします。

家族で楽しめる

おうち防災運動会では、家族みんなで一つのチームとなり参加いただけます。いざという時には家族みんなで一致団結して危機を乗り越えなければなりません。しかし、日常の中で、家族で非常時の対応について話し合う機会はなかなかないものです。おうち防災運動会をきっかけに、「どこに防災グッズがあるのか」や「非常時はどこに集合するのか」など、家族で再確認する時間を作っていただけます。

まとめ

今回は、今治青年会議所様のイベントで行ったおうち防災運動会についてご紹介しました。


「防災について楽しく学びたい」
「防災に興味を持ってもらいたい」
「オンラインでも盛り上がるイベントがしたい」


このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひIKUSAにご相談ください!

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この記事を書いた人

シカ
”アソビコンサルタント”のシカです。
遊びの誘いにはいつも二つ返事で了承するので、
友人から「フットワーク綿あめ」の称号をもらいました。
IKUSAの魅力を発信します!!
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