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updated: 2024 

バスレク30選!幼稚園児・小学生・中高生のバスレク一覧

バスレク30選!幼稚園児・小学生・中高生のバスレク一覧

遠足や修学旅行など、バスで園児や生徒を引率するときに実施するレクリエーション(※)は、略して「バスレク」と呼ばれます。

バスレクを企画する際は、楽しめる内容はもちろん安全性に配慮したレクリエーションを選ぶことで、園児や生徒を退屈させずに、場を盛り上げることができます。

 本記事では、幼稚園児、小学生、中高生の年齢別に、座りながら安全に楽しめるバスレクを30選紹介します。また、バスレクをおこなう際のポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 (※)レクリエーションとは……緊張や疲れを癒したり、リフレッシュしたりする目的で実施されるアクティビティの総称。

 

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幼稚園児におすすめのバスレク一覧

まずは、幼稚園児におすすめのバスレクを紹介します。

 1.みんなで歌おう

みんなで歌おうとは、バスのなかで、みんなで元気よく歌うレクリエーションです。いつも幼稚園で歌っている歌でも、普段と違う環境で歌うことで違った楽しみが味わえ、盛り上がります。

「グーチョキパーでなにつくろう」、「ひげじいさん」など、手遊び歌にしても盛り上がります。

 2.〇×クイズ

〇×クイズとは、事前に問題を準備し、〇か×かの2択で答えてもらうレクリエーションです。

幅広いテーマからクイズを出してもよいですが、バスの決まりごとやマナーから出題すると、子どもたちにバスのルールについて理解を深めてもらいやすくなります。

  • 1「バスが動いている最中に立ち上がってはいけない」正解は「〇」
  • 2「バスの運転士さんにいきなり話しかけてもよい」正解は「×

3.言葉探しゲーム

言葉探しゲームとは、「『〇(五十音)』からはじまる言葉はなに?」と先生が出題し、出題に対応する言葉を挙げてもらうゲームです。

  • 1「『あ』からはじまる言葉はなに?」→「アイス」「あんこ」「あご」など
  • 2「『さ』からはじまる言葉はなに?」→「さかな」「さとう」「さみしい」など

4.リズム手拍子

リズム手拍子とは、はじめに先生が特定のリズムで手拍子を打ち、子どもたちがそれを真似して、同じように手拍子を打っていくゲームです。

最初は一定のリズムで手拍子を繰り返すといった簡単な難易度から始めて、徐々にリズムを変えてみましょう。後半からは、リズムを早めたり、急に遅くしたりするなどして難しくすると盛り上がります。

5.色探しゲーム

色探しゲームとは、先生がお題となる色を言って、バスのなかや外の景色から、お題となる色を探して答えてもらうゲームです。

  • 1「赤色あるかな~?」→「信号」「ポスト」「消防車」など
  • 2「緑色あるかな~?」→「公園」「芝生」「キャベツ畑」など

6.連想ゲーム

連想ゲームとは、先生がお題を言い、お題に沿ったものを答えていくゲームです。

  • 2「お題は……あまいもの!」→「チョコレート」「どらやき」「プリン」など
  • 2「お題は……黄色い食べもの!」→「バナナ」「オムライス」「レモン」など

連想ゲームは、以下の記事で詳しく紹介しています。

連想ゲームとは?お題(例題)50選・やり方を紹介

7.おーちたおちた

おーちたおちたとは、「おーちたおちた、なにがおちた?」という先生の掛け声からはじまり、その後に出すお題に合った行動を取れれば正解となるゲームです。

具体的な流れは以下の通りです。

  • 全員で手拍子をおこない、「おーちたおちた!」と先生が言う
  • 「なーにがおちた?」と子どもたちが返す
  • 先生がお題となる「落ちてきたも」のを言う
    • 1:「石!」→頭を手で押さえて、頭を守るような行動を取れば正解
    • 2:「あんぱん!」→パクパクといった擬音を付けて、食べるような仕草をすれば正解

8.後出しじゃんけん

後出しじゃんけんとは、先生が最初にじゃんけんの手を出し、それに勝てる手を出すゲームです。

勝てる手以外にも、先生がじゃんけんの手を出した後に「勝ってー!」「負けてー!」「あいこにしてー!」と指示を出すことで、難しさを調整できます。

9.中身当てゲーム

中身当てゲームとは、中身が見えない箱に手を入れてもらい、箱のなかになにが入っているかを当ててもらうゲームです。

事前に箱と中身を用意しましょう。箱の用意が難しい場合は、巾着袋など、中身が見えないものであれば問題ありません。

中身は、お弁当箱やぬいぐるみ、歯ブラシなど、身近なもので、危険性がないものを選んで複数入れましょう。

前の席から順番に後ろの席へと箱を回していきます。全員に回し終えたら箱になにが入っていたかをみんなに当ててもらいましょう。 

10.今どんな気持ち?

今どんな気持ち?とは、今の気持ちを発表してもらうレクリエーションです。行きのバスであれば遠足のなにが楽しみであるかを、帰りのバスであれば遠足の感想を1人ずつ言ってもらいましょう。

小学生におすすめのバスレク一覧

次に、小学生におすすめのバスレクを紹介します。

11.なぞなぞクイズ

その名のとおり、なぞなぞを出題して、わかった子は挙手をして回答するゲームです。

本やインターネットなどで、あらかじめ「なぞなぞ」を探しておき、学年に応じた難易度のクイズを用意するとよいでしょう。

12.バス到着時間当て

バス到着時間当てとは、バスが目的地へ到着する時間を子どもたちが紙に書いて当てるゲームです。

紙に「○時○○分」と到着時間を予測して書いてもらい、到着したら時間を発表するようにしましょう。到着時間に近い時間を書いた子が勝ちですが、1分でも過ぎていたら失格です。

13.じゃんけん大会

じゃんけん大会とは、担当の先生を親として全員でじゃんけんし、先生の出した手に勝った子だけが勝ち残るゲームです。最後の1人まで残る、あるいは「全〇回」と決めた回数まで残った子が勝ちで、そこまでを1つのラウンドとします。負けとあいこは脱落となり、そのラウンドは参加できなくなります。

先生の手が見たくなったり、興奮して座席から立ち上がったりしやすいため、座席からお尻が離れた子も「負け」とするルールも入れておくとよいでしょう。

14.「あー」ゲーム

「あー」ゲームとは、みんなで一斉に手を挙げ、どこまで「あー」と言い続けられるかを競うゲームです。

「あー」と言えなくなったら手を下げ、最後まで残った子が勝ちとなります。「あー」以外の言葉、好きなものやキャラクターの名前でおこなっても面白いでしょう。

15.すれ違いクイズ

すれ違いクイズとは、設定した時間内に何台のバスとすれ違うかを予想するクイズです。

5分」や「10分」など時間を設定し、子どもたちにバスの台数を予想してもらった後、計測開始から時間制限まですれ違うバスをカウントしましょう。

16.ナンバーズゲーム

ナンバーズゲームとは、115の数字から1つを選んでもらい、選んだ数字が誰とも被らないことを目指すゲームです。以下の通りに進めます。

  • 子どもたちに115の数字から1つ選んでもらいます。公平にするために選んだ数字を紙に書いてもらうのもよいでしょう。
  • 先生が1から15まで順に数字を言っていき、それぞれが選んだ数字のところで手を挙げてもらいます。
  • もっとも手を挙げた人数の少ない数字を選んだ子が勝ちです。1人しかいない数字を当てた子には、みんなで大きな拍手をしましょう。

17.逆さクイズ

逆さクイズとは、ある単語や絵などを逆さまにしたものを見せて、それが何かを当ててもらうゲームです。

たとえば、「りんご」の文字列をさかさまにした画像をあらかじめ作っておき、「これはあるものを逆さにしたものです。一体何でしょう?」と出題して、みんなに当ててもらいます。

左右を反転させる鏡文字や、一部の文字が欠けている虫食い文字も追加することで難易度を調整できるため、学年に合わせて作問してみましょう。

お題は、紙に書いたり、バスのモニターに映したりする方法があります。

18.絵しりとり

絵しりとりとは、文字を使わずに絵だけでしりとりをおこなうゲームです。

紙とペンを用意し、バスの横一列の子どもたちが順に絵を描いていき、しりとりをおこないます。

たとえば、最初の子が「いちご」の絵を描いたら、次の子は「ご」から始まる言葉の絵を描きます。

ただし、文字を書いたり、絵について発言したりしてはいけません。質問も禁止です。

何巡か書き終えたら1人ずつ順番になにを書いたか発表します。正しくしりとりが成立している列が勝ちです。

 絵しりとりは、以下の記事で詳しく紹介しています。

絵しりとりとは?やり方・実施するメリットを紹介

19.風船運び

風船運びとは、バスの縦一列対抗でおこなうレクリエーションです。膨らませた風船を一番後ろの席の子まで手で送り、その速さを競います。

縦の列分の風船を用意し、開始の合図で先頭の子から後ろの子に片手で風船を渡していきます。

風船を両手つかむ、強くもつ、立ち上がるといった行為は禁止とし、風船が床に落ちてしまった場合は立ち上がらず、近くの子が拾ってあげるルールにしましょう。

20.音当てクイズ

音当てクイズとは、出題された音が、何の音かを当てるゲームです。

事前に水の音や、セミの鳴き声、お湯が沸騰する音、鳥の声など用意し、バス内に流します。最初は短く再生し、正解が出なければ徐々に再生時間を長くしていくとよいでしょう。

21.丸書きリレー

丸書きリレーは、バスの縦一列でおこなうレクリエーションです。制限時間内に紙に丸(まる)をリレー形式で順番に書いていきますが、前の子が書いた丸と重ならないように小さい丸を書く必要があります。書いていく丸は徐々に小さくなりますが、重ならず、たくさん書けた列が勝ちです。

22.スピードクイズ

スピードクイズとは、出題された問題に対して素早く答えるゲームです。簡単なクイズでも、素早く答えることを意識すると、焦りが生まれ、間違いが増えるところが面白いゲームです。

問題の難易度は低めにし、時間をかけて考えればわかるものを用意するのがおすすめです。

  • 1「信号の色は赤、青、もう一つはなに?」→「黄」
  • 2110番は警察、救急車は?」→「119番」

人数が多いと素早く答えられた子の判断が難しいため、バスの縦列や横列ごとに問題を出していくとよいでしょう。

23.タイムキーパー

タイムキーパーとは、30秒や1分などの時間を指定し、子どもたちは体感で時間を測りながら、指定した時間になったら手を挙げるゲームです。全員でおこない、最も指定した時間に近かった子が勝ちです。

時間を正確に測る必要があるため、ストップウォッチを用意しましょう。

24.テーマビンゴ

テーマビンゴとは、テーマにそった縦3マス×横3マスのビンゴを参加者が各々で作り、縦・横・斜めいずれかがそろうのを目指すゲームです。

たとえば、「遠足」をテーマにした場合、事前に、子どもが各自「お弁当」や「バス」など、遠足にまつわるキーワードを考え、1つのキーワードを1つのマスに記入していき、ビンゴを作成します。

テーマに沿ったキーワードを子どもたちが1人ずつ順番に挙げていき、そのキーワードが書いてあった子はマスを埋めることができます。縦・横・斜めいずれかのマスが埋まり、ビンゴを宣言できた子が勝ちです。

25.バラバラ単語当てゲーム

バラバラ単語当てゲームとは、とある単語をバラバラに入れ替えたものを見せて、本来はなんの単語かわかったら挙手してもらい、当ててもらうゲームです。

  • 1:問題「ンレシリクスーョエバ」→正解「バスレクリエーション」
  • 2:問題「しょこうくうがゅり」→正解「しゅうがくりょこう」

中高生におすすめのバスレク一覧

最後に、中学生から高校生におすすめのバスレクを紹介します。

26.当て字クイズ

当て字クイズとは、出題する単語を漢字の当て字で表現し、もととなる単語がわかったら挙手をして回答し、当てるゲームです。

  • 1:問題「半場唖愚」→正解「ハンバーグ」
  • 2:問題「紺砂亞都」→正解「コンサート」

漢字は、紙に書いたり、バスのモニターに映したりする方法があります。

27.1人を目指せ

1人を目指せとは、生徒に「○○が好きな人」や、「○○な人」などのお題を出してもらい、該当する人に手を挙げてもらいます。該当する人が少なければ少ないほどよく、1人しか該当しないお題を探すゲームです。

多くの人が該当しすぎず、かといって誰も該当しないようなお題にはならないように、バランス感覚をもってお題を出す必要があります。

ただし、恥ずかしいお題や、誰かを傷つけるようなお題を出すことは避けるルールとしましょう。

28.テーマしりとり

テーマしりとりとは、テーマを設けてそれに沿っておこなうしりとりです。全員参加でおこないます。

たとえば、「3文字の単語のみ」「食べ物のみ」といった制限を設けることで中高生でも楽しめるしりとりになるでしょう。

29.私は誰でしょう

私は誰でしょうとは、「兄弟の有無」「好きな食べ物」「嫌いなもの」「ニックネーム」などの情報をヒントに、クラスの誰であるかを当てるゲームです。

まずは、生徒たちに自分の情報を事前に紙に書いてもらい、回収します。回収した用紙からランダムに1枚えらび、各情報を順番にヒントとして出していきます。途中で誰のことかわかった人がいれば挙手してもらい、回答してもらいましょう。

もちろん、情報を書いた本人が「自分です」と明かすのは禁止です。

30.多数決ゲーム

多数決ゲームとは、お題に当てはまる人だけが手を挙げ、多数派が残っていくゲームです。

出題者が出したお題に対して、「手を挙げた人(当てはまる人)」「手を挙げなかった人(当てはまらない人)」を数え、人数が多い「多数派」のみがゲームに残ります。反対に、人数が少ない「少数派」は脱落となり、以降のゲームには参加できません。

繰り返しお題を出していき、最後に残った2人が勝ちです。

  • お題の例:「魚より肉が好きな人」、「毎朝7時までに起きる人」など

バスレクをおこなう際のポイント

ここでは、バスレクをおこなう際に押さえておきたいポイントを2つ紹介します。

移動中、常にバスレクをおこなう必要はない

遠足や修学旅行は、目的地に着いてからが本番です。バス移動を楽しく過ごすことは大切ですが、安全を第一に考えることを念頭におきましょう

また、バスレクの途中で目的地に着いてしまうと、ゲーム自体が消化不良に終わってしまう場合もありますし、バスレクが多いと子どもたちも疲れてしまうでしょう。

バスでの移動中、常にバスレクをおこなう必要はなく、外の景色を眺めたり、友達との会話を楽しんだりできる時間も用意するようにしましょう。

バス酔いに配慮する

小学校入学から、乗り物酔いの程度には個人差が生じやすくなり、高学年になるほど乗り物酔いする子が増える傾向にあるといわれています。特に、乗り物に対する不安がある子は酔いやすい傾向があるようです。

(参考:乗物酔いしやすい人とは?|アネロン

動きを伴うバスレクや、視点を一か所に集中するようなバスレクをおこなうと、乗り物酔いしやすい子は酔ってしまうこともある点に注意が必要です。

乗り物酔いに配慮するのであれば、動きが少なく、文字を読まないバスレクを選び、酔いやすい子どもに対してはバスレクへの参加を強要しないといった配慮が必要です。

また、子どもだけでなく、バスレクの進行を務める先生にも配慮が必要です。進行方向とは反対を向いてバスレクの進行をおこなうため、人によっては酔いやすくなります。

事前に酔い止めを飲む、交代制で進行をおこなう、乗り物酔いに強い先生が進行を担当するなどの工夫が必要でしょう。

まとめ

本記事では、年齢別にバスレクを30選紹介してきました。バスレクはしっかりと準備し、安全に実施すれば、子供たちにとっての楽しい思い出作りになります。楽しめるバスレクを企画することで、目的地に到着してからもより楽しめるでしょう。

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この記事を書いた人

湯川 貴史
1989年生まれ。趣味でゲームを作ったり、文章を綴ったりの日々。前職はゲーム開発関連に携わる。現在は素敵な妻と、可愛い二人の子どもと共にフリーランス生活を謳歌。
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