updated: 2024
【開催後インタビュー】「防災コンセンサスゲーム・クイズ大会」LINE Growth Technology様
今回は、これまでにIKUSAにて計3コンテンツをご利用いただいている「LINE Growth Technology」様に行なったイベント実施後のインタビューをお届けします。
先日実施した『リモ謎』に続き、防災コンセンサスゲーム『帰宅困難サバイバル』と『クイズ大会』を実施いただいたLINE Growth Technology様。幹事さまや社員の皆さまの積極的なご参加もあり、毎回とても楽しいイベントになりました。
そんな2つのイベント実施後のお声を、加藤さま(写真向かって右上)と黒木さま(写真下)にうかがってきましたので、ぜひ最後までご覧ください。
LINE Growth Technology様について
――まず御社の事業内容について教えてください。
黒木さま
我々はLINE Growth TechnologyというLINEの子会社で、事業内容としては、「LINE」サービスの成長領域に関わる開発を行なっています。LINEには多くのサービスがありますが、それらの1→10、10→100のフェーズを担っているところが事業の大きな特徴になっています。
――御社は開発全般に携わられているとのことですが、私どもにもわかりやすいところでいうと例えばどのような開発に携わっていらっしゃるのでしょうか?
黒木さま
分かりやすいところで言うと、サービス管理画面などの運営で利用するためのシステム開発ですかね。この領域は、ただ開発するだけではなく、サービスの特徴に合わせた運営フローなども考慮した開発が重要だと考えています。
――なるほど。ユーザー体験をより良くするための裏側の管理システムを構築されているようなイメージですね。
――では次に、社風や社員の皆さまの雰囲気、特徴などについて教えてください。
黒木さま
LINE Growth Technologyはもともと設立が2018年の6月なので、現在で2年半くらいなんですよね。全員が中途採用で入ってきているメンバーなので、バックグラウンドがさまざまで、いろいろな考え方を持った人が集まっているというのが今のフェーズかなと思います。
また、我々の関わる事業領域って「これ」という特定の括りがないんです。LINEの注力領域を中心にさまざまなサービスに対して関わっていて、例えば『LINE NEWS』や『出前館』など、チームによって違う事業領域を担当していることが多いので、組織横断のつながりを持つ頻度が他の組織に比べると少ないのはあるかなと思います。
――サービス毎にプロジェクト単位でやっていくような形ですかね?
黒木さま
そうですね。
なので、それぞれのチーム内のコミュニケーションはすごく活発にあるのですが、チーム同士のコミュニケーションや、組織全体のコミュニケーションっとなるとやはり薄くなってくるんですよね。
そのため今回のイベントも、組織コミュニケーションの一つの取っ掛かりになればという想いで取り組んだような感じです。
――そうなんですね。ありがとうございます。
社内コミュニケーションについて
――このコロナ禍において、社内コミュニケーションはどのように取られていますか?
黒木さま
今は状況が状況なので、日々の業務のコミュニケーションもそうですし、今回実施した全体会みたいなコミュニケーションも含めてすべてオンラインで行なっています。
あとは、拠点が東京/福岡/札幌の3拠点あるので、今回のイベントも3拠点からそれぞれ参加してもらっていました。今はオンラインなのであまり拠点は関係ないですが、もともと通常時から拠点をまたいだコミュニケーションを行なっていたので、オンラインへのシフトはある程度スムーズにできた方かなと思います。
――では、コミュニケーション向上のための取り組みなどはされていましたか?
黒木さま
コミュニケーション向上でいうと、ランチ会などの企画を行なっています。ランチを食べながらの雑談的なコミュニケーションをすることを目的としてます。
あとは、社内勉強会も取り組みの一つとしてあげられるかなと思います。業務で学んだ事とか、興味があって調べたものものなどを発表してもらうような取り組みで、月に1〜2回ほど行なっています。
社内イベントについて
――これまでにはどのような社内イベント・レクリエーションを行なってきましたか
黒木さま
今回のように社外に委託するというのはあまりしていなくて、基本的に社内でやることが多かったと思います。
加藤さま
例えば1周年イベントの時はみんなでビリッカーをしましたね。あとはオンラインだと、前回はIKUSAさんの「リモ謎」をさせていただきました。
黒木さま
月一で行う全体会といった全員で集まる機会はありましたが、レクリエーションという形の集まりは年に1,2回程度ですかね。
――その中で、今回の社内イベントを行おうと思った目的やきっかけはどのようなことでしたか?
黒木さま
コロナ以前って、ランチタイム中に雑談が自然に発生していたり、すれ違うときに少し話したりなどという形で横のつながりが生まれていたのですが、そこがコロナ禍になって全くなくなってしまったということもあって……
社内でも、「雑談ができない」とか「横の意思疎通が取れていない」などという声も聞こえてきたので、そういった横のコミュニケーションを拡充させるために、どういうものがあるかを探しました。
社内でもまだ知見がなかったので、Webで探したところ、IKUSAさんを見つけたという流れですね。他にも同様のいろいろなサービスはあるかと思いますが、その中でもクオリティーが高そうだったので。
――そうなんですね!ありがとうございます。
――コンテンツを選ぶにあたって重視していたのは他にどのようなポイントでしたか?
加藤さま
やはり双方向のコミュニケーションという意味では、チーム単位で何かを達成するためのワークが盛り込まれているような内容のコンテンツが良いかなと思っていました。コミュニケーションが取れて、学びもあるようなコンテンツですね。
――たしかに双方向のコミュニケーションにおいてワーク形式は最適ですよね。
『防災帰宅困難サバイバル』について
複数人で合意形成をとる過程と要点を、実戦を通して学べるのがコンセンサスゲーム。
『帰宅困難サバイバル』では、災害発生時の必要物資について話し合う。
――コンセンサスゲームである『防災帰宅困難サバイバル』をお選びいただいた決め手について教えてください。
黒木さま
以前すでに『リモ謎』は実施していたのですが、リモ謎はどちらかというとフランクなコミュニケーションだったのに対して、『防災帰宅困難サバイバル』はコンセンサスということで、誰か一人の意見に押されるわけではなく、みんなで合意形成をとるというところは日々の業務でも使うものですので、それをより意識してもらうために選んだという経緯があります。
あとは防災関係の知識を得る、防災について考えるきっかけになる点も良いなと思いました。
――実際に実施してみて、幹事様のご感想をお聞かせいただけますでしょうか?
黒木さま
最初に個人ワークをやったところで、私のチームはけっこう意見がバラバラだったので、「これコンセンサスとれるかな……?」と不安も正直ありました(笑)ただ、いざやってみると意外とそれぞれに意見と根拠がしっかりあって、合意形成がとりやすかったというところには発見がありました。
加藤さま
私も、自分と全く違う他者の意見が気づきとなって、決められた時間の中でお互いに納得できる答えを導くという進め方が形式的に学べたり、体感できたりしたのがよかったと思っています。
――ありがとうございます。当日も黒木さま、加藤さまはそれぞれチームに入って参加されていましたよね。
特に黒木さまのチームは、はじめは誤差が大きかったですね!(笑)
黒木さま
そうですね……
私のチームは他のチームとは異なる目標を設定してコンセンサスをとってしまっていたので、誤差が大きくなってしまったかもしれないですね(笑)
とはいえ、うちのチームは取締役を含むチーム構成だったのですが、特定個人の意見に引っ張られるのではなく全員がフラットに話し合うことができていました。
――役職も関係なくフラットにコミュニケーションがとれるというのはいいですね。
弊社MCがストーリーテラーとなり、設定からコンセンサスの極意までしっかり伝授。
――他には何か「防災帰宅困難サバイバル」についてのご感想はございますか?
加藤さま
それで言うと、LINEって東日本大震災をきっかけに生まれたサービスであって、今年ちょうど10年目なんですね。そのためLINE社全体としても防災意識を高めているところなんです。
そういうこともあって、IKUSAさんのコンセンサスの2パッケージである「ジャングルサバイバル」と「防災帰宅困難サバイバル」で社内で多数決をとったのですが、「防災帰宅困難サバイバル」が多数となったことがまずよかったなと思っています。
――それは私どもとしても意外な結果で、基本的には「ジャングルサバイバル」の方が人気なんです。防災って苦手意識を持っている人も多いと思うのですが、御社は防災意識の高い社員さまが多いんだなと感じました!
『クイズ大会』について
クイズ大会のZoom画面。専門のMCが進行を盛り上げる。
――今回、『クイズ大会』の実施をご決定いただいた決め手はどんなところでしたか?
加藤さま
やっぱり忘年会の余興ってけっこう絞られるというか、特にオンラインとなると限られてくるかなと思いました。当初は内製でビンゴ大会でもやろうかと思ったのですが、盛り上がるかどうかが不安な面もあったんですよね。
黒木さま
オンラインでビンゴってけっこうハードルが高いというか……運営側もどう表現していいかわからないと悩んでいて。。だったら、会社ネタを含めたクイズの方がみんなも楽しめていいのかなと思いそちらに決めました
――初めてオンラインでのクイズ大会をご体験いただいて、いかがでしたか?
黒木さま
オンラインでもリアルタイムでしっかりクイズ大会ができていたので、すごく良かったと思いますね。
進行に合わせて、カメラやチャットからの参加者のリアクションでさらに盛り上がる!
――参加者の皆さまの雰囲気やご意見・ご感想などはいかがでしたか?
黒木さま
意外と「難しかった」という声も多かったですね。難しい問題も入れていたのでそこは想定内でした。
あとは、1位の人に対しては「不正してるんじゃないか!?」みたいな(笑)
加藤さま
1問しかハズしてなかったですもんね(笑)
――ものすごい正解率でしたね(笑)
加藤さま
でも総じてけっこう「楽しかった」という意見が多かったですね。二次会でも振り返りをしたのですが、「この問題は間違えちゃダメだよね」みたいな形でネタとして取り上げられたので、よかったです。
――それはよかったです!
問題の出題画面。参加者はZoomにて問題を確認し、スマホから回答することができる。
――そのほか、何か『クイズ大会』について幹事様からご意見やご感想などはございますか?
黒木さま
今回でいうと私は作る側で入っていたのですが、作る側もけっこう楽しかったです。問題を考えるのはけっこう大変なので、何回も開催するのは厳しいですが……(笑)
加藤さま
IKUSAのMCの方もとてもよかったですし、間とかシンキングタイムの調整など、そのあたりの進行もスムーズにできたので、トータルの時間的にも30分枠で、景品とか発表とかまで、ちょうどいいタイムスケジュールだったのではないかと思います。
2つのイベントの総括として
――今回2つのイベントをご実施いただいて、社内のコミュニケーションに変化はありましたか?
加藤さま
「リモ謎」も含めて、今までの3回のイベントを通してですが、あまり喋ったことがない人とのコミュニケーションが生まれて、そのあとに直接連絡が来たりとか、話すきっかけができたりといったことはありました。
黒木さま
社員同士のコミュニケーションのきっかけを作れたのはよかったと思いますね。
――ありがとうございます。
――最後に改めて、お二人のご感想をお聞かせください。
加藤さま
また緊急事態宣言が出たこともあり、しばらくは働き方もオンライン中心の状況が続いていくんだろうなと思うんです。さまざまな会社さんがオンラインのイベントコンテンツを出されてきているのではないかと思うのですが、その中で我々はこれまでIKUSAさんの3コンテンツを利用させていただいて、とてもクオリティが高くて楽しめたなと感じています。
「リモ謎」以外にもどんどんコンテンツが増えてきているかと思うので、また新しいパターンのコンテンツも定期的にやってみたいなと思っています。
黒木さま
社内でもイベントや各種行事がオンラインにシフトしていますが、今回のようにMCの方がいて、空気感も作ってくれて、盛り上げ役もしてくれるみたいなイベントというのは、社内だけではできないと思うんですよね。そういったところを全てお任せできたので、すごく感謝しています。
前回のリモ謎もそうですし、今回のコンセンサスゲームとクイズ大会もそうですが、導入から締めまでとてもクオリティが高くて、楽しめました。
――ありがたいご感想、誠にありがとうございました!
まとめ
今回は、LINE Growth Technology様に2つのイベント実施後のご感想をうかがってきました。
社内でもコミュニケーション促進のための取り組みを積極的にされている企業さまですが、オンライン化の流れの中でなかなか大規模な社内イベントの開催には課題を感じていたようです。この度のイベントで、オンライン開催の楽しさや可能性を見出していただいていたら大変嬉しいですね。
オンラインでの社内イベントをご検討中の企業さま、ぜひ一度株式会社IKUSAまでお問い合わせくださいませ。
IKUSAがこれまでに支援させていただいた社内イベント・研修の事例をPDFにてまとめました。 社内イベント・研修の事例をまとめてご覧になりたい方はぜひご覧ください。
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