福利厚生

posted:2022 01.23

updated: 2022 10.21

スタートアップ・ベンチャーの福利厚生はどうする?国内の事例を紹介

IKUSA.jp編集部
スタートアップ・ベンチャーの福利厚生はどうする?国内の事例を紹介

スタートアップやベンチャー企業にとって、悩みのタネの一つが「福利厚生」ではないでしょうか。どのような福利厚生を導入すれば、社員の満足度を高められるのかは、人事担当者にとって大きな問題です。

とはいえ、一口に福利厚生といっても種類や内容は膨大。また、近年はユニークな福利厚生も増えていることから、どのような福利厚生を導入すればいいのか判断に迷う企業も多いでしょう。

そこで、今回は、スタートアップ・ベンチャーの福利厚生の事例を紹介します。自社に導入する福利厚生のヒントにもなるため、ぜひ参考にしてみてください。

スタートアップ企業における福利厚生の必要性

スタートアップ・ベンチャー企業に福利厚生が必要な理由は、「モチベーション」「人材確保」「イメージアップ」の3つです。

社員のモチベーションに影響する

スタートアップ・ベンチャーにおいて、充実した福利厚生の有無は社員のモチベーションに影響します。たとえばマッサージサービスや格安で利用できるレジャー施設など提供すれば、社員は適度にリフレッシュでき、仕事に対するモチベーションが高まることでしょう。

社員のモチベーションが高まれば、生産性が向上し、パフォーマンスも高まるでしょう。これが成長過程にあるスタートアップ・ベンチャー企業に充実した福利厚生が必要である理由です。

とはいえ、福利厚生ならなんでもいいわけではありません。きちんと社員のニーズをチェックし、積極的に利用してもらえるような福利厚生をつくる必要があります。事前に社員に希望やライフスタイルなどをヒアリングしておくと、ニーズにマッチした福利厚生を導入しやすいでしょう。

人材確保に寄与する

スタートアップ・ベンチャー企業にとって、福利厚生は人材確保にかかわります。もともと福利厚生は離職率の低下を期待できる施策として、多くの企業で導入されているからです。実際、福利厚生が充実している企業は、離職率が低く、社員の勤続年数も長い傾向にあります。

また、福利厚生が社会保険や必要最低限の手当てしか設けられていない企業と、福利厚生を数多く設けている企業とで比較すれば、当然後者のほうが魅力的な企業であると判断できます。魅力的な企業には求人の応募が集まりやすいため、人手不足を回避しやすくなるでしょう。

中小企業を中心に人手不足が蔓延しており、優秀な人材を取り合う事態も増えています。企業としてはなるべく社員には自社にとどまってほしいはず。人材確保に悩む企業は、対策として福利厚生を充実させるのがおすすめです。

会社のイメージに関わる

福利厚生は会社のイメージに影響します。ビジネスを始めたばかりのスタートアップ・ベンチャーの場合、顧客からの信頼や投資家からの出資を得る手段として、企業イメージを高めておく必要があります。その点で福利厚生は重要な施策といえるでしょう。

福利厚生として特別な休暇取得を認めていたり、レジャー施設の利用料を企業で負担したりする場合、企業は社員を大切に扱っているイメージがあるでしょう。売上を適切に使っているイメージも強くなり、企業のイメージアップを図りやすくなるのです。

イメージアップできれば、新たな顧客を確保しやすくなるだけでなく、企業のファンも増えやすくなるもの。また、イメージのいい企業で働く社員のモチベーションや意欲、責任感も刺激できます。

スタートアップ企業の福利厚生事例

スタートアップ・ベンチャー企業の多くが充実した福利厚生を設けており、なかにはとてもユニークな施策も。そこでここからは、スタートアップ・ベンチャー企業の経営者ならぜひ参考にしたい、福利厚生の具体的な事例を紹介します。

さくらインターネット

インターネットサービス事業を展開するさくらインターネットでは、独自のパッケージスタイルの福利厚生を取り入れています。名称は、「さぶりこパッケージ」で、仕事とプライベートを両立・充実できるような内容が特徴です。

自宅やカフェ、コワーキングなど好きな場所で働ける「どこでもワーキング」。出社時間を10分単位で設定できるフレックス勤務。リフレッシュを目的とした特別な休暇制度など、さまざまな福利厚生を導入しています。産休および育休明けにフレキシブルな時短勤務を認める「ファミリータイム」は、子育て世帯にはうれしい福利厚生ですね。

このようにさくらインターネットの福利厚生は、社員が働きやすいよう工夫されている点が魅力です。

ZOZO

ZOZOでは、社内のサークル活動や、共通の趣味をもつ社員同士のコミュニティづくりなど、コミュニケーションや交流に関わる福利厚生をメインに導入しています。サークルやコミュニティ内で必要な費用は会社が負担するため、社員はコストを気にしないですむ点がポイントです。

ほかにも、フレックスタイム制度や子育て世帯向けに家族時短制度、スキルアップを目指す社員への最大10万円の手当などを提供しています。社員の働きやすさやモチベーションアップにつながる内容が、ZOZOの福利厚生の特徴です。

アカツキ

アカツキでは、コミュニケーションや教育、スキルアップ、健康などさまざまな分野の福利厚生を取り入れています。

コミュニケーション関連の福利厚生では、交流会や社員旅行、役員とランチできる制度などを導入。教育やスキルアップでは勉強会や書籍の確保、健康面では予防接種を積極的にサポートしています。

社員のさまざまな面に寄り添う福利厚生が特徴であり、社員の満足度向上が期待できる福利厚生です。

パスクリエイト

よりよい社会の創造を理念としているパスクリエイトでは、社員目線で設けた福利厚生が充実しています。ユニークな内容が目立つため、「ほかの企業とはちょっと異なる福利厚生を導入したい」と考えている企業には参考になるものばかりです。

具体的には、「早起きは1,000円の得」として、始業時間の2時間以上前に出社した社員に11,000円支給しています。また、始業時間の1時間以上前の出社であれば、500円を支給。社員が「早く会社へ行って働こう」と意欲が高まることでしょう。

ほかにも昼寝を認めていたり、部活動があったりと、かゆいところに手が届く福利厚生が揃っています。

ジークレスト

ゲームやエンターテインメントコンテンツを取り扱うジークレストでは、ユニークな「推しメン休暇制度」という福利厚生を設けています。自分が推しているメンバーの誕生日やライブの開催日に休暇を取得できる制度です。

1年に1回取得できるうえに、推し活を支援するための活動費の一部を会社が負担してくれるのは、推しメンがいる社員にとってはありがたいですね。ジークレストがいかに楽しく働ける会社か、よくわかる福利厚生です。

GMOインターネット

GMOインターネットが導入する福利厚生は、近年注目されている「シエスタ(お昼寝)」。お昼寝は、午後のパフォーマンスや意欲向上につながるとして、導入する企業が増えています。

GMOインターネットでは、昼寝用ベッドやアイマスク、耳栓などを提供。福利厚生として利用しやすくなるようサポートしています。しかも、シエスタの時間は123013301時間とたっぷり。すぐに寝付けない方でも、ゆったりとリラックスしながらお昼寝を楽しめます。

OKUTA

OKUTAの福利厚生は、オンオフそれぞれに対応した内容が特徴です。プライベート面では、休暇取得制度や住宅取得支援、結婚・出産のお祝い制度など。ビジネス面では、定期的な研修やさまざまな評価制度などを導入しています。

またOKUTAでは社内恋愛・結婚を推奨しており、社員同士の恋愛や結婚も応援する福利厚生も提供。これまでに25組のカップルが結婚しています。

ワヴデザイン

ワヴデザインでは、ほかの企業にはないユニークな福利厚生を導入しています。それが、「11カ月働いたら、1カ月間休息を取得できる」という制度。休暇中の1カ月の過ごし方にルールはなく、社員が思い思いに過ごせるのが魅力です。

長期的な休暇を利用して旅行を楽しんだり、スキルアップを楽しんだりと、自由に過ごせるので、ストレス解消に効果大です。ストレスマネジメントは生産性に大きく影響します。社員のストレスを減らすための福利厚生はとても重要です。

サイボウズ

サイボウズの福利厚生の特徴は、「働きやすさ」にこだわった施策であること。子連れ出勤を認めていたり、他部署への体験入部ができたりと、社員の頑張りを後押しするような福利厚生が豊富です。ほかにも、退職後6年間は復帰を認める制度は、人材確保の面でもメリットの大きい福利厚生といえるでしょう。

子育て中の社員や意欲がある社員、チャレンジ精神がある社員にピッタリの福利厚生は、先進的な働き方改革で知られるサイボウズならではでしょう。

スタートアップ企業が福利厚生を検討するときのポイント

スタートアップ・ベンチャー企業が福利厚生の検討をする場合、注意点があります。キーワードは「スキルアップ」「ユニーク」「コミュニケーション」「ライフスタイル」です。

スキルアップにつながる福利厚生を検討する

スタートアップ・ベンチャー企業の福利厚生では、スキルアップにつながる福利厚生を積極的に導入するのがおすすめです。社員のスキルアップは、生産性やパフォーマンスの向上を促します。企業の成長も期待できるため、資格取得支援や、研修などは積極的に取り入れるといいでしょう。

ユニークな内容にも目を向ける

スタートアップ・ベンチャー企業は、ぜひユニークな福利厚生にも目を向けてみてください。ユニークな福利厚生は、社員の満足度に関わるだけでなく、企業イメージを向上させます。「楽しそうな会社」「社員がいきいきした会社」などのイメージを獲得できれば、人材確保面で有利に働きし、即戦力を雇用できます。

コミュニケーションにつながる制度を取り入れる

福利厚生を選ぶ際には、コミュニケーションを活性化する施策がおすすめです。スタートアップ・ベンチャー企業は、チーム内のコミュニケーションが必要不可欠。新たなアイデアが生まれるチャンスも高めるためには、社員同士での活発な会話や議論が効果的だからです。

ライフスタイルに関わる内容をチェックする

健康系や子育て関連、リフレッシュ系など、ライフスタイルに関わる福利厚生は、社員のプライベートを充実させます。ストレス発散や、リフレッシュ、健康維持にもプラスに働くので、結果的には仕事のパフォーマンスを高めてくれます。成長過程にあるスタートアップ・ベンチャーでは、社員が毎日いきいき働ける環境が重要です。福利厚生を導入する際は、ライフスタイルに着目するのがおすすめです。

まとめ

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本ページでは、スタートアップ・ベンチャー企業における福利厚生の必要性や事例について解説しました。福利厚生にはさまざまなバリエーションがあり、頭を悩ませる担当者は少なくありません。紹介した事例を参考に、自社にフィットした福利厚生を吟味してみてはいかがでしょうか。

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