福利厚生企業研修

posted:2021 11.10

updated: 2022 10.21

福利厚生が採用に与える影響とおもな事例【採用担当者必見】

よしふみ
福利厚生が採用に与える影響とおもな事例【採用担当者必見】

福利厚生は従業員が快適にイキイキと働くうえで大切なものですが、採用においても重要な存在です。
しかし、福利厚生と採用が具体的にどういう関係なのかイメージできない方もいるかもしれません。

そこで今回は、福利厚生が採用に与える影響やおもな事例について紹介します。採用担当者は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

社内イベント・研修の資料はこちら!

資料ダウンロードはこちら

そもそも福利厚生とはどのようなもの?

福利厚生が採用に与える影響を紹介する前に、まずは福利厚生の基礎を確認することから始めましょう。「福利厚生なんて常識だから知っているよ!」という方もいるかもしれませんが、常識であるがゆえに勘違いしているところもあるかもしれません。
福利厚生についてすでに知っている方も、見直しという形で読んでみましょう。

福利厚生は2つに分けられる

福利厚生は、企業が従業員に対して通常の賃金や給与とは別に、支給する非金銭の報酬です。日本では一般的な制度ですが、福利厚生の具体的な内容は各企業で異なります。

また、福利厚生は大きく2つに分けられます。法定福利厚生と法定外福利厚生という分け方であり、「法律に明記されているか否か」という点で区別するのです。

たとえば、健康保険や介護保険、厚生年金などは法律に明記されているため法定福利厚生に該当します。一方、家賃の一部補助や交通費の支給などは法律に明記されていないため、法定外福利厚生となります。

福利厚生のメリット

福利厚生のメリットとしてはさまざまありますが、その1つして挙げられるのが従業員満足度の向上です。福利厚生を充実させることでワークライフバランスが実現するようになり、プライベートと両立しながら仕事ができます。従業員としても働きやすい職場となるため、満足度が向上します。

他には、生産性の向上や従業員の健康維持といったメリットも。働きやすい職場は効率よく業務を進められるうえに、従業員同士のコミュニケーションも活性化されるため、生産性の向上に繋がります。また、福利厚生を導入する企業のなかには健康診断といった制度を設けているところもあり、従業員の健康維持にも役立っています。

福利厚生のデメリット

福利厚生にはメリットだけではなく、デメリットもあります。特に大きいデメリットといえるのがコストであり、福利厚生を充実させるほどコストが高くなります。
そのため、無理して中小企業が福利厚生を充実させようとすると、経営が苦しくなる恐れがあります。こうした背景により、福利厚生が充実している会社は大企業が多いです。

また、従業員一人ひとりのニーズに応えるのは非常に難しく、内容によっては一部の従業員にイマイチな福利厚生と思われるかもしれません。こればかりは仕方ありませんが、事前にアンケートを取るといった情報収集をしておくことで、できる限り多くのニーズに応えられます。

ここまで福利厚生のデメリットを紹介してきましたが、デメリットがあるからといって福利厚生を設置しないのはおすすめできません。上記で述べたように、福利厚生のなかには法律に明記されている内容もあるため、福利厚生がまったくないというのはNGです。
デメリットが気になるのが正直なところですが、それでも設置しなければならない存在であることを理解しておきましょう。

採用において福利厚生が重要である理由

福利厚生は従業員満足度や生産性の向上に繋がるメリットがありますが、採用においても福利厚生は重要な存在です。しかし、それほどまでに福利厚生が重要な理由とは一体何なのでしょうか。

理由1.企業を選ぶ基準として福利厚生があるため

突然ですが、就活生が入社したい企業を選ぶ際に何をきっかけとしているかご存知でしょうか。
勤務地や人間関係、業務内容などが思い浮かぶかもしれません。しかし、一番多いのは給与や福利厚生といった待遇に関する情報です。

これはマイナビが行った20年卒就職モニター調査8月のデータによる結果であり、回答者の45%以上が給与や福利厚生といった待遇に関する情報を入社決定の判断基準としています。この結果からわかるように、就活生は企業を選ぶ基準として福利厚生をチェックしており、充実した内容であれば、興味を持ってもらいやすくなります。

理由2.働きやすい職場であることをアピールできるため

上記でも紹介しましたが、福利厚生が充実している企業は働きやすい職場づくりを心がけています。そのため、働きやすい職場であることをアピールすれば、就活生にとっても魅力的な企業であると思うようになります。

事実、現在の就活生はワークライフバランスを重視している傾向です。先程登場したマイナビによる20年卒就職モニター調査8月のデータでは、企業の福利厚生をチェックするときに注目したポイントとして、リフレッシュ休暇や育児支援、独自の休暇制度がトップ10にランクインしています。

すでに現代は結婚・出産しても共働きを続けることが一般的となりつつあります。そのうえでは、休暇や育児支援は非常に大切なポイントであり、働きやすさを確認するうえでは欠かせない部分です。だからこそ、そのことが充実していることをアピールすれば、ワークライフバランスを重視している就活生からの注目を集めやすくなります。

理由3.就活生が持つ不安の解消につなげられるため

就活生は、初めて社会人となるからこそさまざまな不安を持っています。具体的には以下のような例があります。

  • 「ビジネスマナーがわからないから、入社した際に多くの人に迷惑をかけそう…」
  • 「できればプライベートと両立できるような企業が良いけど、そんなところってあるのだろうか…」
  • 「いずれ子どもを持ちたいけど、子育てしながら仕事できるだろうか…」

もし上記のような解決するような企業があれば、就活生としては非常に魅力的な企業と思って入社したいと思うようになります。これらの悩みを解決する方法として挙げられるのが福利厚生であり、福利厚生を採用においてアピールすることで就活生が持つ不安の解消に繋げられます。

どんな福利厚生が就活生に対して効果的?

一口に福利厚生といっても、家賃補助やスキルアップの支援など具体的な内容はさまざまあります。そのため、どのような福利厚生を就活生に対してアピールすればいいのか悩むかもしれません。

もし福利厚生を就活生にアピールしたいのであれば、以下の2つを重視するようにしましょう。

金銭的なサポート

1つ目は、金銭的なサポートです。具体的には家賃補助や交通費の支給などが該当します。また、企業によっては資格の取得や参考書の購入などに対しての補助をしてくれる場合もあります。

金銭的なサポートに関しては、企業のユニークさが現れやすい部分です。たとえばNEW STANDARD株式会社では、社内でサウナー(サウナを楽しむ人)が増えたことから、QOL向上のためにサウナ補助制度を新設。サウナにかかる費用の一部を補助してくれるという内容であり、他社にはないユニークな取り組みです。

休暇

2つ目は、休暇です。休暇は働くうえで非常に重要な存在であり、休暇があってこそワークライフバランスの実現を目指すことができます。

休暇においても1つ目同様に、企業によってさまざまな内容が用意されています。たとえば、株式会社バーグハンバーグバーグでは、祝日がない月に「ほうれん草の夢を見る日」といったオリジナルの休日を設けて特別休暇としています。また、株式会社ジークレストでは推しメン休暇制度を設置。1年に1度だけ、推しメンの誕生日に休暇を取れる制度であり、女性向けゲームを制作している企業ならではの制度です。

金銭的なサポートと休暇を求める背景

ここまで読んだ方のなかには、「どうして金銭的なサポートと休暇が効果的なの?」と疑問を感じる方がいるかもしれません。この背景としては、別の項目でも登場したマイナビによる20年卒就職モニター調査8月のデータの結果が挙げられます。

マイナビによる20年卒就職モニター調査8月のデータによると、企業の福利厚生をチェックするときに注目したポイントにおけるトップ5が、金銭的なサポートと休暇関連で埋まっています。特にトップ3はすべて金銭的なサポートであり、どれだけ就活生が金銭的なことに対して不安を抱えているのか垣間見えるでしょう。

今の就活生はバブル世代ではなく、むしろ不況の時代を過ごしてきました。そのうえ、ブラック企業が次々と暴露され始めたこともあり、金銭的な不安解消とワークライフバランスの実現を重視するようになっていると考えられます。

福利厚生をアピールする際のポイント

採用において福利厚生をアピールする際には、いくつかのポイントがあります。効果的なアピールをするためにも、しっかりとポイント内容を覚えておきましょう。

採用ページで必ず福利厚生を紹介する

いずれの企業も就活生を呼び込むために採用ページを作るものです。その際には、必ず福利厚生のことを記載しましょう。
上記でも述べたように、福利厚生は就活生において企業選びの重要な判断基準です。もし福利厚生に関する情報がなければ、待遇面に不安を感じてしまいます。だからこそ、必ず福利厚生の情報を記載しましょう。

なお、採用ページに関しては無料で制作できるツールも存在しているため、ページの新設や整備に悩むことはありません。予算があるならば、外注して制作してもらうことも選択肢の一つ。プロならではの質の高い採用ページを実現できます。

これまでの福利厚生を見直してみる

どのような福利厚生が就活生の需要を満たすのかわからない場合は、一旦現時点の福利厚生を見直すことから始めてみましょう。何度も述べているように、福利厚生は企業によってさまざまです。そのため、長く働いている方でも自社の福利厚生をすべて覚えている方は少ないはず。場合によっては、ほとんど利用されていない福利厚生もあるかもしれません。
改めて見直してみることで、就活生に注目されそうな福利厚生のヒントが見つかる可能性も高まります。

福利厚生を見直す際には、法定福利厚生と法定外福利厚生で分けてみるのがおすすめ。特に法定外福利厚生は法定福利厚生よりも自由度が高いため、その企業ならではの福利厚生が見つかりやすくなっています。

具体的な数値と一緒にアピール

福利厚生をアピールする際には、具体的な数値と一緒にアピールしましょう。数値やデータも活用することで、アピール内容の信用性や権威性が向上します。また、具体的に福利厚生を説明できるようになるため、福利厚生におけるミスマッチを防げます。

実際、育児休暇をアピールしたい場合、単純に「育児休暇があります!」といってもどのくらいの休暇なのか把握できません。しかし、取得率が90%以上であることや、取得可能な期間などをアピールすれば、具体的に内容を把握できるうえに育児休暇が取得しやすい職場であるというプラスのイメージ与えられます。就活生からの注目度を高めたいなら、有効なアピール方法といえるでしょう。

安易に福利厚生を増やすのはNG

就活生が魅力的に思えるような福利厚生がない場合、新しい制度を作ろうと思うでしょう。
確かに就活生向けに魅力的な制度を作ることで興味を持ってもらいやすくなるかもしれません。しかし、必ずしも福利厚生を増やせばいいというわけではないのです。

そもそも福利厚生は、すべての従業員に対するものです。就活生のためだけに新設するとなれば、他の従業員から反発されるかもしれません。
従業員からの理解がなければ、せっかく福利厚生を新設しても、従業員に利用してもらえない場合があります。結果的に無駄なコストを招くことになるでしょう。そのうえ、すぐに福利厚生の制度を廃止することも難しいため、後々に大きな問題となる恐れがあります。

もし福利厚生を新設するのであれば、採用のことだけ考えるのはNGです。今後の経営状況や人員といった長期的な視点で考えつつ、慎重に考えたうえで決めるようにしましょう。

福利厚生にもメッセージ性を

福利厚生をアピールする際には、メッセージ性も重要です。メッセージ性に共感してもらえれば、自分に合った企業であると感じてもらえます。特に、メッセージ性はユニークな企業であるほど重要な部分となるため、福利厚生をアピールする際は心がけてみましょう。

たとえば別の項目で登場した株式会社ジークレストの場合、ガールズイベントに参加する際にその費用を企業が補助してくれる制度を設けています。これにはしっかりとしたメッセージがあり、さまざまなものに触れてゲーム開発に役立てて欲しいという思いが込められています。そのため、どんなガールズイベントでもOKというわけではなく、企業が指定した女性向けゲーム開発に役立つイベントのみが対象です。

福利厚生を用意した理由も重要

少し上記の話と似ていますが、メッセージ性ではなく設置した理由を紹介することもおすすめです。就活生のなかには、「なぜこのような福利厚生があるのか」と疑問に感じる方もいます。その疑問を取り除いてあげることで、さらに企業や福利厚生に対して興味を持ってもらいやすくなるのです。

例として株式会社カヤックの鎌倉職住近接手当を取り上げてみましょう。同社の福利厚生の1つに、鎌倉職住近接手当は鎌倉や逗子といったエリアに住んでいる人に対して、家賃の一部を補助するというものがあります。「なぜ鎌倉や逗子だけなのか」と感じるのではないでしょうか。
これは株式会社カヤックが、鎌倉に住んで鎌倉で働くことを推奨しているという理由があるためです。理由まで伝えれば、制度を設けている意味も伝わり、さらに魅力的な福利厚生であると思ってもらいやすくなります。

内定者・新入社員には研修も大切

新しく社員を採用するうえでは、福利厚生だけではなく研修も大切です。大手人材会社であるマイナビが就活生向けに20212月に行ったアンケート調査によると、「企業選択のポイント」という項目において、「福利厚生制度が充実している」と答えた学生は32%で、3位という結果になりました。一方、1位となったのは「社員の人間関係が良い」で、42.8% でした。

研修は、内定者や新入社員にとって、初めて同期とのコミュニケーションを図る大切な機会です。研修をしっかり行うことでコミュニケーションが活発になるため、人間関係の構築に対する不安を解消できます。

「福利厚生に惹かれて入社したけど、人間関係がうまくいかなくて離職してしまった」という事態を防ぐために、研修を行うことはとても重要なのです。

マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査 2月の活動状況

内定者・新入社員に研修が大切な理由

内定者・新入社員に対しての研修が大切な理由は、複数挙げられます。そのうちの1つが、社会人としての意識と責任を持ってもらう必要があるためです。学生の気持ちで社会人としてデビューすると、取引先や上司とうまく関係が築けないかもしれません。
そうなってしまうと働くことへのモチベーションが下がってしまい、すぐ辞めてしまう恐れがあります。しかし、あらかじめ社会人としての意識と責任を持っておけば、ビジネスにおける初歩的なミスも防ぎやすくなります。

また、働くうえでの基礎知識を身につけるために研修を行うケースも。業務上で必要なことを事前に伝えることで、スムーズに仕事をこなせるようになります。ただ、内容によっては合宿やオンラインなど開催方法が異なることがあります。

内定者・新入社員向けの研修内容とは?

内定者・新入社員向けの研修内容には、ビジネスマナーや業務上で基礎知識、ビジネスにおけるコミュニケーションスキルなどが挙げられます。

また、研修前のアイスブレイクやグループワークなどを通じて、内定者や新入社員同士の交流を図ることもあります。事前に交流しておくことで同僚として共に助け合いながら仕事を進めることが可能。特にリモートワークの場合はなかなか他の社員と交流できないからこそ、コミュニケーションが重要となります。

おすすめの内定者・新入社員研修とは?

内定者・新入社員研修を開催することが決まったとしても、具体的にどのような内容で進めていけばいいのか悩む方も多いはず。そんなときには、外部に任せてみてはいかがでしょうか。
そこで最後の項目では、おすすめの内定者・新入社員研修として3つピックアップして紹介します。

サバ研

サバ研はサバイバルゲームを活用した研修であり、内定者・新入社員研修はもちろんのこと、チームビルディング研修やリーダーシップ研修などにも向いています。この研修ではアメリカの軍隊でも起用されているOODA LOOPというフレームワークを体感しながら学ぶことが可能。コミュニケーションも積極的に求められるからこそ、自然に内定者・新入社員同士の絆も深まるでしょう。

ただ、サバイバルゲームと聞いて「当たったら痛そうだし、なんだか危なそう…」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、サバイバルゲームは正しく実施しないと危険です。しかし、サバ研の場合は専門のスタッフがしっかりと安全に管理しています。
そのうえ、当たっても痛くないレーザー銃に切り替えた実施も可能です。痛みに不安を感じる方でも安心して楽しめるでしょう。

サバ研の資料ダウンロードはこちら

リモ謎

オンラインで内定者・新入社員研修を開催したい場合には、リモ謎がおすすめです。リモ謎はリモートワークと謎解きを組み合わせた研修であり、チームで協力しながら謎を解いていきます。チームワークが求められるため、内定者・新入社員に対してコミュニケーションスキルを高めてもらいたいと考えている場合にもぴったりです。

また、リモ謎では「閉ざされた電脳世界からの脱出」や「終わらないリモート会議からの脱出」といった複数のストーリーを用意。難易度設定もできるため、受講生のレベルに合わせて最適な謎を出題してもらえます。

リモ謎の資料ダウンロードはこちら

体験型合戦研修IKUSA

最後に紹介する体験型合戦研修IKUSAは、実戦形式でPDCAが学べる大人数参加型の研修です。PDCAはビジネスにおける基礎的なフレームワークであり、幅広い業界や業種で用いられています。そのため、内定者・新入社員研修にも最適であり、実戦形式で楽しみながらPDCAを学べます。

体験型合戦研修の場合は、3つのプランが用意されています。それぞれ内容や時間が異なるため、予算や研修時間などを考慮して選んでみると良いでしょう。

体験型合戦研修IKUSAの資料ダウンロードはこちら

福利厚生をアピールして注目を集めよう

福利厚生は採用においても重要な部分であり、うまくアピールすることで就活生からの興味を引くことができます。
多くの就活生から注目されるような取り組みをしたいのであれば、早速自社の福利厚生を見直して魅力的なものがないか探してみることから始めてみましょう。

 

2021年には年間600件を超えるオンラインイベント・オンライン研修を実施させていただきました。企業や自治体、商業施設、学校などのイベント・研修実施に関するサービス資料は以下よりダウンロードしてください。

資料ダウンロードはこちら

この記事を書いた人

よしふみ
旅行系からビジネス系に至るまで、幅広いジャンルを執筆するWebライター。国内外を旅しながら、記事を書いています。
RELATED ARTICLES関連する記事
RECOMMENDおすすめ記事
PAGE TOP