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2021 10.03

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開催前にチェック!福利厚生費で忘年会を開催する際の注意点

よしふみ
開催前にチェック!福利厚生費で忘年会を開催する際の注意点

社内イベントはさまざまありますが、そのなかでも忘年会は多くの企業で採用されてきたイベントです。しかし、忘年会を福利厚生費として計上する際にはいくつかの注意点があります。

この記事では、忘年会におけるメリット・デメリットや福利厚生費で忘年会を開催する際の注意点を紹介します。せっかくの忘年会を最後まで問題なく進めるためにも、開催前にぜひチェックしておきましょう。

そもそも忘年会を行うメリットとは?

冒頭で述べたように、忘年会は多くの企業実施されることが多い社内イベントの一つ。
とはいえ、そもそも忘年会にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

社員同士の意見交換ができる

忘年会といえば、食事やドリンクを楽しみながらコミュニケーションを図れる魅力があります。普段は別部署同士の従業員であり、交流の機会が少ないケースは多いでしょう。しかし、忘年会を通してさまざまな部署の社員と交流することが可能です。

社員同士の意見交換によって、新しいアイデアが生まれたり、これまで抱えていた課題が解決したりなど会社にとって良い効果をもたらす成果が得られるかもしれません。
また、大きな企業であれば社長や上司に自分を売り込むチャンスとしても活用できます。取引先がいる場合には、忘年会を通じて自分を売り込めば、これまで以上に良好な関係が築けるでしょう。

チームワークの向上に繋がる

忘年会で社員同士のコミュニケーションが活性化されれば、チームワークの向上にも繋がります。チームワークが良くなれば、円滑に業務が進めやすくなります。そのうえ、業務中には話題にならないような会話が展開されることも多く、さらにお互いを知ることに繋がります。結果的に、勤務中はお互いに思い合った業務進行ができるでしょう。

オンラインでも開催できる

新型コロナウイルスの影響で、会社によっては忘年会を中止したところもあるでしょう。
忘年会は多くの人が集まるため、ソーシャルディスタンスが求められている昨今においては厳しいのが現状です。しかし、実際のところはオンラインでも忘年会を開催することができます。

オンラインでの忘年会は、好きなドリンクや料理を用意できる上に、それぞれの距離が離れていても開催できるという利点があります。そのため、お酒が苦手な方や海外で働いている方でも気軽に参加することが可能。これまでの忘年会にはなかった新しい雰囲気のなかで楽しめます。

忘年会にはデメリットもある

忘年会はメリットだけではなく、デメリットもあります。安易に忘年会を開催して失敗しないためにも、デメリットまでチェックした上で開催するかどうか検討してみましょう。

お酒が苦手な人にとってはツラい

忘年会といえば、やはりお酒は欠かせないもの。お酒が好きな方にとっては嬉しいイベントですが、反対にお酒が苦手な方にとってはあまり楽しめないイベントと思うかもしれません。特に現代では、食生活の多様化といったことから国際的にお酒離れが進んでおり、忘年会に行きたくないと思う人もいます。

酔っ払っている人に絡まれる恐れがある

忘年会も最初の頃はいいものの、段々と時間が過ぎていくにつれて酔っ払う人が増えていきます。人によっては他の参加者に絡んでしまう恐れがあり、絡まれた側としては嫌な思いをするものです。
もちろん、飲み過ぎはその人の問題でもありますが、トラブルが起きると業務上の人間関係にも悪影響を及ぼすため注意が必要です。

思うように楽しめない

友人同士の忘年会なら楽しめるものの、会社の忘年会は緊張したり、参加者に自分と同世代が少なく会話が合わなかったりと、楽しめない方もいます。業務と忘年会を割り切れる方であれば問題ありません。まるで忘年会も業務の一つであると思ってしまう方にとっては、せっかくの忘年会も楽しめなくなります。
また、上司の顔色をうかがう必要もあるため、そういった意味で忘年会が楽しめない方もいます。

福利厚生費として忘年会を開催する際の注意点

忘年会のメリット・デメリットを知った上で、福利厚生費として忘年会を開催する際の注意点を見ていきましょう。どんな忘年会でも福利厚生費としてまとめられるわけではありません。
トラブルを起こさないためにも、どのような忘年会なら福利厚生費として計上できるのか、正しく理解しておきましょう。

そもそも福利厚生費には何が含まれるの?

そもそも福利厚生費とは、福利厚生に関する費用のことを指します。おもに該当するのは、健康保険や雇用保険、家賃補助など。ただ、福利厚生費は法定福利費と法定外福利費の二つに分かれるため、そのことに注意しておく必要があります。

法定福利費は、法律に規定が定められている福利厚生の費用を指します。おもなものとして、上記でも登場した健康保険や雇用保険、厚生年金保険など。一方の法定外福利費は、法定福利費に含まれていない福利厚生の費用であり、家賃補助や通勤費、社員旅行などが含まれます。今回のテーマである忘年会は、法律に規定されているものではないため、法定外福利費となります。

全員が参加していないとNG

忘年会を福利厚生費で開催するのであれば、全員が参加していないとNGです。これは忘年会も含めた法定外福利費における要件であり、幹部だけの忘年会や営業成績優秀者だけの忘年会などは福利厚生費として計上できません。
だからこそ、福利厚生費で忘年会を開催するのであれば、全員が参加できることが前提条件であることを覚えておきましょう。

忘年会の費用は常識の範囲で

忘年会の費用に関しては具体的に決められていませんが、常識の範囲にしておきましょう。このことも法定外福利費の要件であり、社会通念上に則ってあきらかに常識の範囲に収まらない金額の場合は福利厚生費として認められません。

ただ、あくまで常識の範囲に収まるような金額ならば処理できるため、費用次第では忘年会で行ったゲームの費用や景品代も福利厚生費として計上できます。もしイベントも含めた忘年会を開催したいのであれば、費用面に中止しながら計画してみましょう。

2次会・3次会の処理には注意

忘年会の雰囲気や参加人数によっては、2次会や3次会へ進むこともあります。要件を守っていれば1次会は福利厚生費として計上できるものの、2次会や3次会に至っては計上が難しいといえます。
基本的に2次会や3次会は自由参加であるため、参加しない従業員も出てくるでしょう。これでは、法定外福利費の要件にある「すべての社員を対象としている」という内容に引っかかりません。
そのため、2次会や3次会までは福利厚生費として計上できない可能性が高いです。

また、2次会や3次会は1次会よりもビジネス的な要素が少ないため、そういった意味でも福利厚生費としての計上が困難となります。もし2次会や3次会を開催するのであれば、福利厚生費ではなく交際費や個人への給与として扱われるでしょう。

注意点を踏まえた上で開催しよう

今回は、忘年会自体のメリット・デメリットや福利厚生費で忘年会を開催する際の注意点を紹介しました。忘年会は社員同士のコミュニケーション活性化といったメリットがある一方で、お酒が苦手な方にとっては苦痛になりやすいという欠点もあります。

また、福利厚生費として計上するとなれば二つの要件をクリアしなければなりません。そうしないと福利厚生費として計上できなくなるため、これから開催する方はその点に注意して忘年会を行いましょう。

この記事を書いた人

よしふみ
旅行系からビジネス系に至るまで、幅広いジャンルを執筆するWebライター。国内外を旅しながら、記事を書いています。

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