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2021 09.30

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大学のイベント一覧と企画を成功させるためのポイント

IKUSA.jp編集部
大学のイベント一覧と企画を成功させるためのポイント

学園祭や文化祭、オープンキャンパス、公開講座など大学で実施されるイベントの種類はさまざま。成功に導くためには、企画や広告宣伝など多方面に配慮してイベントを形作る必要があります。

今回は、多くの大学で共通して開催されるイベントの一覧や企画を成功させるためのポイントについて解説。初めて大学イベントの企画・運営を任された方向けに役立つ情報を紹介しています。

大学で開催されるイベントの一覧

Speaker at Business Conference and Presentation. Audience at the conference hall.

大学で開催されるイベントを一覧にしたので、まずはこちらをご確認ください。

  • オープンキャンパス:進学希望者向けに学内見学を実施する場
  • 講演会・公開講座:学生以外に講義を開放する場
  • 学生座談会:在学生と高校生がコミュニケーションを取る場
  • 学園祭・文化祭:各組織がさまざまな出し物を企画・運営

各イベントの詳細については次項から解説していきます。

オープンキャンパス

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オープンキャンパスは大学の雰囲気や施設の充実度を判断するための場所です。オープンキャンパスの特徴やイベントを成功させるために意識すべきポイントを解説します。

オープンキャンパスの概要や特徴

オープンキャンパスは学生以外にも学内を開放できる特定の日を設け、進学希望者や受験希望の高校生などが実際にキャンパス内を見学する取り組みを指します。オープンキャンパスに参加した学生は志望校を身近に感じられ、受験勉強へのモチベーションを高められるので、ぜひ参加したい活動です。

オープンキャンパスは学内の施設見学だけでなく、体験授業や入試説明会なども兼ねる場合があります。運営・企画する側にとって、いい学生を集めるために重要な位置づけのイベントです。

オープンキャンパスによって「この学校に進学したい!」と感じさせられる、魅力的なイベント作りが求められます。オープンキャンパスは例年、夏休みの時期に行われます。

イベントを成功させるポイント

オープンキャンパスの運営では押さえておきたい注意点が二つ存在します。それぞれの詳細な内容を解説します。

ほかの大学と差別化をはかる

学部・学科について淡々と説明したり、キャンパスを案内したりするだけでは学生が退屈だと感じるおそれがあります。

オープンキャンパスで重要なのは、参加する学生に大学について興味を持ってもらうことです。そのためには、「この大学は自分に合いそうだ」と感じさせたり、おもしろい取り組みを印象づけたりする必要があります。

差別化の第一歩は、他大学で開催されているオープンキャンパスの内容を調査することです。サンプル数としては近隣の学校を3~5つは選ぶ必要があります。

次に自分たちの学校の特色はどこか把握しましょう。この大学でしかできない事柄ではなく「学生から見ていいと感じるであろうこと」をアピールする意識が求められます。

「来てよかった」と感じるプログラムを構築する

オープンキャンパス参加後「この学校に行きたい」と感じさせるためには、魅力的なプログラムの構築が必須になります。かといって、盛り上げればいいというものでもありません。

重要なのは、参加者の視点に立ってプログラム内容を検討することです。オープンキャンパスに参加する学生は、学問的な事柄だけでなく、その大学に入学して楽しい学生生活を送れるかも気になっています。

学生たちがイメージしやすいように、在校生の雰囲気や大学の周辺環境など、生活に密着した部分の情報を伝える必要があります。いい恰好をしようとせず、リアルな部分も含めて紹介したほうがいいでしょう。

講演会・公開講座

Speaker Giving a Talk at Business Meeting. Audience in the conference hall. Business and Entrepreneurship. Copy space on white board.

大学は学生ではない一般の方向けに、講演会や公開講座を展開する場合もあります。

講演会・公開講座の概要や特徴

講演会は特別講師を外部から招き、その人の人生観や体験談について話してもらう場を指します。

講演会は参加者が多いことが特徴で、一般的には、集会所やホールといった大規模施設で開催されます。年齢層や性別など多様な属性の方がたくさん参加するため、収容キャパに優れた施設で行う必要があるのです。

公開講座は学生以外の一般人を対象に実施する講義です。大学の公開講座は、1980年代の大学開放活動の一環として始められたという経緯を持ちます。

公開講座を行う回数が多いときは、エクステンションセンターという専門施設を設置し、その中で公開講座を専門的に扱います。基本的にはアカデミックな講座が中心ですが、手芸や絵画といった趣味に近い講座を開催する場合もあります。

イベントを成功させるポイント

内容面・広告宣伝活動の二つの軸から、講演会や公開講座を成功させるためのポイントを解説します。

登壇実績や経験をもとに講師を選定する

講演会を実施する講師を決めるには、登壇実績や経験が重要なポイントになります。

集客を第一に考えるのであれば、高い知名度や人気を持つ著名人・芸能人に依頼したいと考えるところです。しかし、大勢の人の前で話す経験・技術に長けていないと、つまらない話に終始してしまい、講演会が失敗する可能性が高いです。

人気やトレンドに左右されず、実績を重視した講師選びがポイント。単純な登壇本数のみならず、話しぶりや参加者の反応に関する情報も得られると、より実力ある講師に依頼できるでしょう。ブログやSNSを活用すれば、参加者の生の声が拾える可能性も高いです。

効果的な広告の手法を選ぶ

テレビや新聞広告、ポスター、ホームページ、イベント告知ツール、チラシ、インターネット広告、SNSなど広告宣伝に利用できる媒体の種類はさまざま。

このうち、講演会・公開講義の開催に適しているのは、こくちーずやPeatixなどのイベント告知ツールがいいでしょう。これらのサイトを閲覧する方はもともと講演会・セミナーの類に興味がある人たちなので、反応率は高いはずです。

そのほかの媒体としては、SNSでの告知も有効だと言えます。大学にとってはいい学生を集めることが重要な目的の一種なので、若者の利用者が多いSNSからリーチを獲得するのが効率よい手法だと言えます。より多くの方に情報を拡散するため、フォロワーが多い方に協力してもらいましょう。

学生座談会

Young businesswoman explaining financial graphs to her partners in the meeting office.

学生座談会は高校生にとって、在学生と話せる貴重な機会になります。学生座談会の特徴や成功するためのポイントは以下のとおりです。

学生座談会の概要や特徴

学生座談会はその大学への入学を希望する高校生と在学生との間の交流の場です。入試説明会やオープンキャンパスなどのフォーマルな場面では聞きにくい質問も、年齢が近い大学生に対してであれば、フランクに聞きやすいでしょう。

生活スタイル(一人暮らしなのか、実家暮らしなのか)や大学生活でやっておいてよかったことなど、率直な疑問や日常生活についてもざっくばらんに話すことが可能です。大学にとって自校のいい宣伝機会にもなり得るので、質問に答える大学生のチョイスには気を配りたいところ。

全国大学生活協同組合連合会のホームページには、千葉県立高校の学生と、難関大学の学生たちによる座談会の内容がアップされているので、参考に確認するのもいいでしょう。

イベントを成功させるポイント

学生座談会は事前の準備が重要です。参加する本人たちに任せずに、運営側は話しやすい空気づくりや想定問答の作成などを行う必要があります。

アイスブレイクを取り入れる

ほとんどの高校生は目上の人との会話に緊張するため、アイスブレイクを導入すると高い効果を見込めます。アイスブレイクは参加者の緊張を緩和し、場の雰囲気を和らげる場面に適したアクティビティです。

具体的にはかんたんなゲームを実施します。たとえば、前の人の自己紹介を重ねた上で自分の紹介を始める積木式自己紹介、直近で起きたいいことや新しいことを一人ずつ話していくGood&Newなどが挙げられます。話しやすい空気をつくることが目的なので、ゲームの勝ち負けにはこだわらず、楽しむことを第一に臨みましょう。

オンラインでアイスブレイクを行う際の注意点としては、ビデオ機能をオンにすることです。表情を読めないと相手の感情を読みづらくなり、せっかくの楽しいゲームも盛り上がりが半減する可能性があるためです。

想定問答を考えておく

高校生からの質問に答える大学生に対して、想定問答を考えるよう依頼しましょう。事前に運営側が想定される問いの内容を列挙し、アンケートか何かの形で回答してもらう形式でも構いません。

事前に準備しておかないと、学生が納得できる回答を準備できない場合もあります。想定問答作成の際は率直な感想を述べてもいいですが、あまりネガティブな内容に陥らないよう注意が必要です。

たとえば「学食が美味しくない」「授業がつまらない」などと言われたら、高校生は入学する意欲が失せてしまうはずです。魅力的な大学だと思われるように注意を払いましょう。

学園祭・文化祭

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大学のイベントといえば、真っ先に学園祭や文化祭を想起する方は多いでしょう。学園祭・文化祭の概要や成功するためのポイントを解説します。

学園祭・文化祭の概要や特徴

学園祭や文化祭は盛り上げることが何よりも重要です。学生時代、もっとも心に残った出来事として、学園祭や文化祭と答える方は少なくないはず。模擬店やお化け屋敷、音楽LIVEなど色々な団体が趣向を凝らしたイベントを形作ります。

参加者にとってはワクワクするイベントですが、その裏には学園祭・文化祭実行委員たちの涙ぐましい努力を忘れてはいけません。こういったイベントは昔ながらの暗黙のルールが存在し、型どおりに終わってしまう場合も多いです。

文化祭実行委員会が主体になり、旧来の慣習を打破することで、トレンドを押さえた人々のニーズが高い企画が可能です。オンラインの学園祭・文化祭では、飲食物の販売ができないことに注意が必要です。

一般的にチョコバナナや焼きそばなどの模擬店は運動系の部活・サークルが実施することが多いもの。オンラインで従来の手法が使えなくなった彼らは、各部活の特性を活かした出し物を行うようになっています。

たとえば早稲田の学園祭では、サッカー部はウイニングイレブンのゲーム実況を行っています。

イベントを成功させるポイント

イベントを成功させるために求められる三つのポイントを紹介します。大規模なイベントであれば運営組織を縦割りにすると、業務を効率的に進められるでしょう。また学園祭や文化祭の場合、模擬店やステージなどの箱ものをできるだけ鮮やかに彩ると集客に効果的です。

そしてすべてのイベントに共通するもっとも重要なポイントが、ターゲットを意識した企画の立案です。それぞれの成功ポイントについて、具体的な内容を確認しましょう。

部門に区分して効率的に企画を進める

模擬店や小さな出し物は各サークルの手に任せられますが、メインステージの大きなイベントは実行委員会が主体的に進めていきます。運営組織やイベントの規模感が大きい場合、部門ごとに準備を進めたほうが効率的です。

たとえばお金関連のすべてを管轄する会計部門や、広告宣伝活動に特化した後方部門の構築が考えられます。縦割り組織は各セクションの機能や役割が明確になるため行動を取りやすく、全体のパフォーマンスが上がりやすい特徴を持ちます。

縦割り組織は官僚組織と揶揄され、悪い文脈で使用される場合が多いですが、うまく利用すれば業務効率化には役立ちます。

見た目の華やかさを意識する

人間は中身が重要だと言われますが、イベントに関しては必ずしも当てはまりません。見た目を華やかに保つだけでも、興味を示したお客さんが訪れてくれるでしょう。模擬店やステージではロゴやタイトルバナー、ラメなどを用いて、できるだけ派手な装飾を施すことをおすすめします。

運営スタッフの衣装も、イベント映えする可愛らしいものにすると好ましいです。イベントは目立ってなんぼの部分も大きいので、全体的にカラフルな色柄で包むといいでしょう。

明確なターゲットを設定する

明確なターゲットの設定は、イベントの成功を分かつほど重要な要素です。万人向けのありふれた企画よりも、特定の層に絞った攻め気味のイベントのほうがコアなファンが集まりやすくなります。口コミも広がりやすく、かえってペルソナを絞ったほうが集客では効果的な可能性も高いのです。

たとえばお化け屋敷でカップルをターゲットにするなら、「付き合ってからしばらく経過し、倦怠期を迎えているカップル」のようにできるだけ具体的にペルソナを絞りましょう。この場合、怖がらせるのはもちろん、思わず吹き出してしまうようなおもしろネタもあったほうがいいと言えます。

明確なターゲットの設定によって、特定の層に「刺さる」企画の構築がしやすくなります。

まとめ

Revellers in a street party (festival parade) in Hamburg, Germany. A man in disguise as Elvis Presley and another as a green crocodile walk on the street.

大学のイベントには複数の種類がありますが、どのイベントにも共通して大切となる事項がターゲットの明確化です。ターゲットが絞り込めたら、その層が喜ぶにはどうすべきか一生懸命考えていきます。

基本スタンスは以上ですが、各イベントによって注意すべきポイントは異なります。本記事を参考に、ぜひたくさんの方に満足してもらえる企画を実現しましょう。

この記事を書いた人

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