従業員満足度

posted:2021 05.19

updated: 2022 10.21

これから取り組む方は要チェック!職場環境の改善事例10選

よしふみ
これから取り組む方は要チェック!職場環境の改善事例10選

「今の職場環境を改善したいけど、何をすればいいのかわからない…」
「職場環境の改善って、他の会社はどんなことをしているんだろう?」

上記のような悩みを抱えているなら、職場環境の改善事例をチェックしたうえで計画してみることがおすすめです。
今回の記事では、職場環境の改善事例を知っておく利点や、主な職場環境の改善事例などをご紹介。どのように改善すればいいのかわからない方や他社の改善事例が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

職場環境の改善事例を知っておく利点

「職場環境の改善事例を知る必要はないのでは?」と思うかもしれませんが、それは非常にもったいない考え方です。
あらかじめ改善事例を知っておくことは、以下のような利点があります。

どのように改善すればいいのか参考にできる

突然職場環境を改善するといっても、具体的にどのようなことをすればいいのかわからないでしょう。曖昧な計画で進めると、改善できないどころか状況を悪化させてしまう恐れがあります。

そのときに職場環境の改善事例を知っておけば、改善策を考えるうえでの参考となります。現在の職場環境を分析するうえでも役立つため、全く改善事例を知らないよりも、あらかじめ調べておくほうがおすすめです。

自社に合ったアイデアが見つけられる

職場環境の改善は、さまざまな業種・業界で行われています。だからこそ、自分が働く業種・業界が同じ改善事例をチェックすることで、自社に合ったアイデアを見つけやすくなります。

そもそも、アイデアはすぐに思い浮かぶものではありません。さまざまな情報を得て、これまでの経験も踏まえたうえで見つかるものです。だからこそ、職場環境の改善に関する知識がないのであれば、他社の成功事例をチェックしてどのように進めていけばいいのかイメージしてみるといいでしょう。

主な職場環境の改善事例

職場環境の改善事例を知っておく利点を伝えたうえで、株式会社サイバーエージェントや熊本地域医療センター、花王株式会社などの改善事例を紹介します。どの事例が参考になるのかチェックしながら読んでみてください。

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントでは、人事評価制度を改善するために月に1回の面談を実施。3つのポイントを設けて部下と上司の面談を行い、コミュニケーションの活性化につなげました。

また、株式会社サイバーエージェントは働く人の心身の健康が会社の成長につながると考えており、「リモデイ」や「勤務時間モニタリング」などを行っています。
なお、「リモデイ」は特定の曜日にリモートワークを行うという制度です。「勤務時間モニタリング」はオンライン出勤簿を利用して、毎日勤務時間をモニタリングします。

株式会社HUGO

株式会社HUGOでは、シエスタを導入しました。一般的な休憩時間よりも3倍長い3時間の間、社員はさまざまなことができます。昼寝はもちろんのこと、娯楽を楽しんだりトレーニングで自分を鍛えたりするのもOK。株式会社HUGOのシエスタは徹底しており、シエスタ中は電話もつながりません。

ここまでする理由には、生産性が挙げられます。眠気や疲れが残っていると、どうしても生産性が下がってしまいます。そこでシエスタを導入してリフレッシュすることで、眠気や疲れを解消。そのうえで仕事をすることで生産性が高いまま働けます。

熊本地域医療センター

熊本地域医療センターでは、日勤と夜勤で制服の色を変えるというシンプルな改善を実施。「それだけ?」と思うかもしれません。しかし、この小さな改善により、残業時間の削減や業務効率化などを達成できました。

たとえば、医師が看護師に何か仕事を依頼する際、これまではどの看護師が日勤なのか夜勤なのかわかりませんでした。しかし、色分けによって日勤と夜勤の看護師はわかるようになりました。
医師が終業手前の看護師に、仕事を依頼してしまうトラブルを避けられるようになりました。

西日本電信電話株式会社

NTT西日本でおなじみの西日本電信電話株式会社では、女性社員11人で構成された「現場環境改善プロジェクトチーム」を発足。女性社員の視点から、全社員が働きやすいと思える職場環境の改善を行いました。

まず各支店の現場からさまざまな声を集めて、どのような問題を抱えているのか分析したうえで改善しました。女性社員の視点から始めた改善は男性社員の意識にも変化をもたらすようになり、女性社員と同じ悩みを男性社員も抱えていたことが発覚。その結果、これまで使っていた工具を改良するなどの改善が行われました。

株式会社TBエンジニアリング

株式会社TBエンジニアリングでは、男性でも安心して子育てができるような環境を目指しました。実際に男性社員の育休取得を目指すために、一人ひとりに声をかけて制度の認知度を向上。結果として男性社員も育休を取得するようになり、長期間の取得者も表れるようになりました。

この他、株式会社TBエンジニアリングは業務の負担を減らす取り組みも行っています。トップを含めた会議での残業予測に基づいて人員配置を決定。そのうえで、少人数のチームごとによる業務の見直しや、こまめなメンバーの入れ替えを通じて業務の負担を減らしています。

アンシン建設工業株式会社

アンシン建設工業株式会社では、社員食堂を設けて働く人の健康維持やコミュニケーションの活性化を目指しています。現場の職人や営業担当といった部署が異なる人々が一緒に食事をとっており、社員同士の交流を深めるスペースとして役立っています。

また、業務の効率化を図るために自主的に業務マニュアルを更新。さまざまなイベントを通じて、必要な情報をマニュアルに書き込んでいくため、引き継ぎが行われる際にはすぐにマニュアルが把握できます。

花王株式会社

花王株式会社では、フレキシビリティとメリハリを両立させる生産性の高い働き方の実現を目的としたさまざまな取り組みを行っています。

たとえば、夜型の長時間残業を抑圧する目的とさらに柔軟な働き方を実現する目的から、フレックスタイム制のコアタイムを廃止しました。廃止した理由は、コアタイムを利用するとそれ以外の時間にしわ寄せがきたり、かえって長時間労働を助長してしまったりなどの問題があったため。コアタイムの廃止により、結果的に残業が減少傾向になりました。

大和証券株式会社

大和証券株式会社の場合、19時前退社が導入されました。もし支店長以下の社員が19時を過ぎたあとも業務をする場合は、あらかじめ上司に申請しなければなりません。こちらもシンプルな改善ですが、結果として19時前退社を目指すために業務の効率化が行われるようになったとされています。

コニカミノルタジャパン株式会社

コニカミノルタジャパン株式会社は、本社移転をきっかけにさまざまな取り組みを行いました。具体的には、ペーパーレス化やフリーアドレス化、ファミレス席の導入など。結果としてオフィスのコストを削減することに成功しました。

また、コニカミノルタジャパン株式会社では、外部向けにオフィス見学ツアーも開催中。実際にオフィスの様子を見られるため、自分の目でどのようなアイデアが詰まっているのか知りたい方は参加してみてください。

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社が行った職場環境の改善は、公平性より個性の重視を優先させた内容です。そのうちの1つが選択制人事制度であり、9パターンのワークスタイルを用意して、各々の好きな働き方を選べるようにしました。

他にも、サイボウズ株式会社では再入社や副業をOKとする取り組みも実施。個性の重視を優先させる改善によって、離職率の大幅な減少に成功。また、社長自ら育休を取得することで他の社員も取得しやすい空気を作りました。

職場環境の改善を行ううえでのポイント

上記でさまざまな改善事例を紹介しましたが、実際に行う際にはいくつかのポイントがあります。効果的な改善を目指すためにも、ぜひ以下のことを覚えておきましょう。

まずは課題を見つけることから始めよう

職場環境の改善において、最初に行うことは課題を見つけることです。職場環境の改善を検討しても、改善すべき課題が見つからなければ先へ進めません。だからこそ、始めから改善策に目を向けるのではなく、今の職場環境の課題を調べることから始めましょう。

課題を見つける方法としては、社内アンケートがおすすめです。全社員にアンケートに答えてもらうことで、今の職場環境に対する不満や理想などを把握できます。その結果を参考に改善策を考えれば、社員の満足度が高い職場環境が実現できるでしょう。

課題に対しては的確な対策を

課題に対する改善策は、的確である必要があります。残業時間の長さが課題であるにもかかわらず、オフィスのレイアウトを変更するという改善策は的確なものとはいえません。そのような改善策は社員の不満をさらに高める原因になってしまいます。

社員が満足してくれるような職場環境を目指すためにも、必ず課題に対して的確な改善策でなければなりません。今回のような残業時間の長さが課題なら、無駄な業務を減らしたり、社員一人ひとりの業務量を適切な量に分配したりしましょう。

快適職場指針を参考にするのもおすすめ

職場環境の改善を行う際には、厚生労働省による快適職場指針を参考にするのもおすすめです。快適職場指針では、「作業環境の管理」「作業方法の改善」「労働者の心身の疲労の回復を図るための施設・設備の設置・整備」「その他の施設・設備の維持管理」という4つの視点から、快適な職場環境の形成を目指すための措置を行うこと望ましいとしています。

4つの視点は、どれも職場環境の改善において重要なことです。作業環境から社員の健康まで幅広くカバーされているからこそ、快適職場指針を用いて今の職場環境がどうなっているのか分析することもできます。

事例を参考に職場環境の改善をしてみよう

今回は、職場環境の改善事例を知っておく利点や主な職場環境の改善事例などを紹介しました。職場環境の改善は、株式会社サイバーエージェントや西日本電信電話株式会社、コニカミノルタジャパン株式会社などさまざまな会社が行っています。
現在働いている職場環境の改善を検討中であれば、今回紹介した事例を参考にしながら計画してみるといいでしょう。

この記事を書いた人

よしふみ
旅行系からビジネス系に至るまで、幅広いジャンルを執筆するWebライター。国内外を旅しながら、記事を書いています。
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