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2021 05.01

研修

動画研修って何をすればいいの?種類や効果、実施時のポイント

IKUSA.jp編集部
動画研修って何をすればいいの?種類や効果、実施時のポイント

新型コロナウイルスの感染拡大の影響や時代の変化などにより、ビジネスの場では「動画研修」を取り入れるケースが増えてきました。

研修といえば、かつては社内や会場などに集合して実施することが一般的でした。しかし現代では、参加者が自宅から参加するスタイルが浸透し始めています。

 

動画研修を実施するにあたり、注意しなければならないのが、参加者目線の研修内容にすることです。対面でのコミュニケーションがない分、動画上でいかに研修効果を高めるかを意識する必要があります。

今回は、動画研修の種類や期待できる効果、実施する際のポイントなどについて解説します。

動画研修とは?

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動画研修とは、文字通り「動画コンテンツ」を活用した研修のこと。あらかじめ撮影・作成した動画を研修受講者に配布し、各々が都合のいいときに視聴するスタイルです。

動画は視聴場所を問わず、気軽に見られるのが魅力。通勤途中や休み時間など、空いた時間に視聴できるので、忙しい方でも参加しやすいといえます。

また、動画研修は何度も視聴できる点が特徴です。よく聞き取れなかった部分や理解がイマイチな部分は、再度聞き直すことができます。後日「どういう内容だったかな」と復習しやすい点もメリットです。

 

動画研修というと「参加者が集中して取り組めないのでは?」といった不安を抱える担当者の方も少なくないようです。しかし、意外にも動画研修のほうが定着率が高くなるケースも。

「新型コロナウイルスの感染リスクがあるから」といった理由だけではなく、「社員のために」動画研修導入を検討するのもアリでしょう。

動画研修の種類

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一口に「動画研修」と言っても、さまざまな種類があります。そのため、動画研修の導入を検討しているのであれば、それぞれの種類・特徴を把握しておいたほうがベター。適した動画研修の種類は、企業や職場などによって異なるからです。

では、各動画の種類や特徴を見ていきましょう。

マニュアル動画

マニュアル動画とは、製造工程や業務工程など、マニュアルを映像化した動画研修資料のこと。文章のみでの説明ではイメージしにくい部分も、映像付きで解説できることから、多くの企業で導入されています。

とくに製造関連の業種の場合、複雑な作業工程は口頭やテキストだけで説明するのは難しいのが現状です。イラストや写真で解説する方法もありますが、直感的に理解するには、動画が最も適しています。

また、動画であれば撮影するだけで大まかなマニュアル内容を紹介できます。必要に応じて音声での解説を加える必要がありますが、大量のイラスト・写真の資料を準備する必要がありません。

「絵や写真で資料を作るより動画を撮影したほうが早い」「実物・実際の現場の様子を見せたほうが分かりやすい」といった場合には、マニュアル動画の作成をおすすめします。

自社商品(サービス)の解説・紹介動画

新入社員や転職者などに向けて自社の紹介をする動画は、動画研修としては定番でしょう。

まだまだ自社商品(サービス)に関する理解が浅い場合、実際の業務に入る前に、最低限の知識を得ておく必要があります。自社のことを知れていないと、顧客への紹介も当然ながらできないからです。

これから自社で働き始める方に向けた自社商品の解説・紹介動画は、視覚的にも理解しやすいでしょう。とくに、テキスト化すると膨大な文章量になってしまう商品やサービスの場合、写真や画像付きで触れられる動画は非常に便利です。

「契約内容が複雑」「商品詳細が分かりにくい」「一般的に認知度が低い」といった商品・サービスを取り扱っている場合には、動画研修で触れておくと受講者の理解が深まりやすいでしょう。

ビジネスマナー関連の研修用動画

ビジネスマナーに関する研修用動画は、新入社員向けの研修に人気です。

新社会人は、これから働くうえでさまざまなビジネスマナーを身につける必要があります。とくに顧客と接することが多い業種や外部からの印象が重要になる業種は、一通りのビジネスマナーを心得ておきたいもの。

ビジネスマナーの動画研修は、OKの場合・NGの場合で比較したり、在籍している社員の実際のビジネス現場を映像で解説したりすることもでき、社会人経験のない新入社員でも分かりやすく学べるでしょう。

トップメッセージ動画

トップメッセージ動画とは、社長や代表などが社員向けに発信する動画です。動画を通して、会社に対する思いや今度どのように活躍してほしいかなどを伝えることができます。

トップメッセージ動画に関しては、動画研修が流行する前から一部では定番となっていました。とくに規模の大きい企業や支店・店舗数が多い企業は、トップメッセージ動画を発信するケースが多く見られました。

新型コロナウイルスの影響もあって、最近は企業の規模に関係なくトップメッセージ動画を作成する事例が増えているようです。

集合研修時に撮影した動画の共有

動画研修の必要性を認識してはいるものの、事情によりなかなか動画を作成できない方もいるでしょう。そんなときには、過去の集合研修の撮影動画を共有するのも一つの選択肢です。

過去に集合研修を行ったことがあれば、資料として保存するために研修の現場を撮影している可能性があります。もしその動画資料が動画研修に活用できるものであれば、実際に資料として使うといいでしょう。

実際の集合研修の様子は、研修内容に触れられるだけでなく、参加者同士のコミュニケーションの様子を見られるなど、勉強になる要素が多くあります。そのため、あらためて動画を作成しなくても、実際の研修の様子を動画として共有するだけで動画研修が成立するのです。

ただし過去の集合研修時の動画を共有する場合、プライバシーの侵害や情報漏洩などのリスクに注意しましょう。参加者の顔が第三者に見られることで、プライバシーに関する問題が発生するかもしれません。また、第三者への提供禁止というルールの下で実施した研修の場合、動画研修の資料として利用すると外部の講師や対応した研修会社とトラブルになる可能性があります。

過去の集合研修の動画を共有する際には、当時の契約内容を確認する、動画に映っている参加者に第三者への共有の許可を得ておくなどの対応が必要です。

動画研修にはどんな効果やメリットが期待できる?

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徐々に浸透しつつある動画研修ですが、実施したことがない方にとっては、動画研修でどのような効果が得られるのかが大きな疑問となるのではないでしょうか。

ここからは、動画研修で期待できる効果やメリットについて解説していきます。

理解を深めることに繋がる

動画研修の効果としてまず挙げられるのが、理解を深めやすい点です。

言語化しにくい内容も、画像や映像とともに解説できるので、言葉だけでは分かりにくい研修内容でも、受講者はスムーズに理解できるでしょう。

とくに、製造工程の解説や業務の流れなどに関する研修の場合、言葉だけで説明してもイメージしにくいことがあります。

このような研修内容であれば、動画研修で実施することをおすすめします。

低コストで新人研修を実施できる

動画研修の効果として魅力的なのが、コスト面です。

一般的な会場に集まって行う研修の場合、外部への委託費用のほか、会場費用や備品費用、交通費などさまざまなコストがかかっていました。

しかし動画研修の場合、必要なのは動画のみ。参加者は、スマホやパソコン、タブレットなどの端末さえあれば視聴できるので、特別な備品を配布する必要もありません。

具体的な動画研修内容や使用ツールなどによっては、コストをかけることなく研修資料を作成できます。

オンライン環境に慣れやすい

動画研修を取り入れることにより、参加者のオンライン環境への対応力向上が期待できます。

対面がメインの研修では、講師の話に耳を傾ける形式であったり、ディスカッションなどのコミュニケーションをメインにした形式のものが多い傾向にあります。そうした研修の場合、基本的にはパソコンやスマホなどを活用することはあまりないでしょう。

しかし、日ごろからオンライン環境を利用して業務を進めることが多い場合、ある程度端末操作には慣れておいたほうがいいといえます。動画研修ではオンライン環境が必須となることから、必然的にオンライン環境に慣れやすいのです。

動画研修を実施する際のポイント

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動画研修を実施するにあたり、いくつかの注意点があります。動画研修を成功させるためにも、以下のポイントを把握しておきましょう。

一方的なアクションにならないよう工夫する

動画研修を実施する際には、一方的なアクションにならないように工夫しましょう。

参加者が聞くだけのスタイルだと、集中力が途切れやすいだけではなく、考える機会もないことからアウトプットに繋がりにくいといえます。

なるべくクイズやアクティビティなどを取り入れる、アンケート回答を前提とするなどの方向性で動画研修を実施しましょう。

長時間に及ぶ動画は避ける

もともと動画資料は、モチベーションの維持が難しい傾向にあります。集中力の低下や積極的な参加姿勢が見られなくなるリスクがあるため、長時間に及ぶ動画を研修で使用するのはNG

1回数時間にも及ぶような長時間の動画は避け、なるべくコンパクトにしぼった動画を研修に使用しましょう。どうしても長時間に及んでしまう場合には、短時間ずつ区切り、複数の動画に分けることをおすすめします。

ゴールを明確にして動画を作成する

動画研修を成功させたい場合には、ゴールを明確にすることも大切です。

「とりあえず学んでほしいことを発信するだけ」の姿勢で研修を実施すると、研修のゴールが曖昧で、研修効果があまり期待できません。

参加者に何を学んでほしいのか・何をできるようになってほしいのかなどを明確にしたほうが、よりポイントをしぼった研修内容になりやすく、研修の効果も得られやすくなるはずです。

自社で研修動画を作成する際には、ゴールを明確にしたうえで動画を作成しましょう。

まとめ

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この記事では、動画研修の種類や効果、実施時のポイントなどについて解説してきました。

さまざまな事情により、需要が高まっている動画研修。業務もリモートにシフトしつつある今、研修も徐々に動画を活用した形が増えていくと考えられます。

今後研修の予定がある企業担当者の方は、これを機に動画研修の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

IKUSA.jp編集部
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