企業研修

posted:2021 02.25

updated: 2022 10.21

リモート研修の効果を高めるには?グループワークのコツやおすすめテーマ

IKUSA.jp編集部
リモート研修の効果を高めるには?グループワークのコツやおすすめテーマ

せっかくリモート研修を実施するのであれば、効果が高い方法を取り入れたいですよね。

新型コロナウイルス流行の影響により、新入社員研修や実践研修などをリモートスタイルで行うケースが増えてきました。

しかしまだまだリモートでの実施に慣れない方も多く、「どんな方法を取り入れれば効果を期待できるのかわからない……」と悩む方も少なくないようです。

そこで今回は、リモート研修の効果を高めるためのグループワークのコツやグループワークにおすすめのテーマなどをご紹介。

リモート研修に慣れていない企業担当者の方は、ぜひこの記事も参考に、自社に合った研修計画を立ててみてください。

お問い合わせはこちら

リモート研修でのグループワークが増えている!

Image of remote work using smartphone

今、リモート研修でのグループワークが増えている傾向にあります。

冒頭でも触れた通り、新型コロナウイルス流行の影響により、1ヵ所に集合して行うスタイルから、リモートスタイルへと徐々に移行されてきているのです。

新型コロナウイルスの影響を除いても、近年はリモートワークの導入が徐々に進んでいたこともあり、リモート研修でグループワークを検討する企業が多くなってきています。

とはいえ、リモート研修に慣れているという企業はまだごくわずか。大多数の企業が、リモート研修でグループワークを行うことにさまざまな疑問や不安を抱えている状況です。

リモート研修でのグループワークを成功させたいのであれば、コツを把握したり、適切なテーマについて理解を深めていったりする必要があります。

リモート研修でグループワークを行うコツ

Smiling businessman using headset when talking to customer. Tech support manager in headset consulting a client. Happy young male customer support executive working in office.

リモート研修でグループワークを成功させるためには、どのようなコツを把握し、実践すればよいのでしょうか。

ここからは、リモート研修でグループワークを行うコツを解説します。

チャットの活用も検討する

リモート研修でグループワークを行う際は、音声や映像のやりとりだけではなく、チャットも活用しましょう。

チャットを活用したテキストコミュニケーションを取り入れることで、よりリモート環境でのコミュニケーションが活性化されます。

たとえば、講義スタイルのリモート研修であれば、参加者が質問や意見、感想などを自由にチャットに書き込むことで、他の参加者や講師にその情報を共有できます。

また、チャット機能を取り入れておけば、万が一音声トラブルが発生した場合でも、チャット上でやりとりできます。

リモート研修では意外にもチャット機能が便利に使えるので、チャットの活用も前提として研修内容を計画するといいでしょう。

音声・映像の環境確認を徹底する

リモート研修の場合、音声や映像の乱れはできる限り避けなければなりません。

なぜなら、音声や映像が乱れると参加者の集中力が切れてしまうきっかけとなるだけでなく、コミュニケーションが図れなくなり、研修として成り立たなくなってしまうからです。

音声や映像のトラブルを避けるためには、環境の確認が必要不可欠。主催者側の機器の環境確認はもちろんのこと、可能であれば参加者の環境もヒアリングしておくと、事前に対策を講じやすくなるでしょう。

オンラインならではのツールを導入する

リモート研修の実施環境は、当然ながらオンライン上となります。最低限、映像と音声の機能を備えたWeb会議系ツールがあればリモート研修は可能です。

しかし、さらに便利なツールがあると、よりリモート研修の効果を高められるでしょう。

たとえば参加者同士で共有して自由に書き込めるホワイトボード系のツールや付箋系のアプリ、オンライン上でできるゲーム系のツールなど、リモート研修をより充実させてくれるツールは多数あります。

「どんな研修を行うのか」「何を目的として研修を実施するのか」などと照らし合わせながら、より適したツールがないか探してみてください。

研修内容を録画しておく

リモート研修で使用する会議ツールには、録画機能が搭載されているものも多いので、積極的に活用しましょう。

録画すべき理由は、次の2つ。後から見直して次回の研修計画の参考にできるから、そして万が一参加者の通信が途中で途絶えてしまった場合、録画した映像で研修内容を確認できるからです。

リモート研修に慣れていない企業の場合、一度研修を行ってみるとさまざまな課題が見えてくるでしょう。次回のリモート研修をよりスムーズかつ充実したものにするためにも、研修の様子は毎回録画しておくことをおすすめします。

またリモート研修では、使用端末や通信環境などにより、参加者が途中で離脱してしまうケースも少なくありません。再度ツールにログインして研修に参加できれば問題ありませんが、場合によっては再参加できないこともあるでしょう。

離脱してしまった参加者が後で研修内容を確認できるように研修内容を録画しておき、いつでも共有できるよう準備しておくことが大切です。

リモート研修のグループワークにおすすめのテーマ

Happy mixed race young woman wearing headset, looking at laptop screen, watching educational lecture, enjoying interesting webinar, writing notes. Smiling employee holding video call with clients.

リモート研修でグループワークを実施するにあたって「どのようなテーマで行えばいいのか」は、担当者の方の大きな悩みの種でしょう。

リモートでも実施しやすいグループワークを選ぶ必要がありますが、これまでに経験がないと、どんなものが適しているのかはイメージしにくいかと思います。

ここからは、リモート研修のグループワークにおすすめのテーマを紹介します。テーマ選びにお悩みの企業担当者の方は、こちらも参考にしてみてください。

課題解決系

課題解決系のグループワークとは、参加者が与えられた課題をもとに解決策を模索していくものです。

実際に自社が抱えている課題や架空の課題をテーマにするなど、どのような課題を選ぶかは自由。参加者同士でディスカッションを重ねながら、適切な解決策を見つけていきます。

課題解決系のテーマでは、発想力を鍛える、視点を広く持てるようにするなどの効果が期待できます。

新入社員研修や人材育成研修などでグループワークを取り入れたい時におすすめです。

自由発想系

自由発想系のグループワークでは、「結論のないお題」をもとにディスカッションしていきます。

たとえば「ドラえもんの道具で最も優れていると思うものは?」「空を飛ぶのと、過去に戻るのとではどちらが魅力的か」「幸せを定義するとしたらどんな定義になるか」などです。

いずれも正解はなく、個人の価値観や考え方などで回答内容は大きく異なります。

このディスカッションを行うことで「相手がどのような考え方を持っているのか」を理解しやすくなり、結果的にチームワークの向上に繋がります。

とくにコミュニケーションの活性化を目的としてリモート研修を実施したい時におすすめです。

選択肢系

選択肢系のグループワークでは、一つのお題に対して回答の選択肢を複数設け、グループごとに話し合いながら一つの選択肢を選びます。

たとえば「働くうえで大切なのは?」というお題に対し、回答の選択肢には「お金」「やりがい」などを設けます。グループごとに話し合い、どちらが大切かを決定します。

グループによっては、なかなか話がまとまらないなどさまざまな問題が生じますが、そうした事態も必要なプロセス。

発言や説得、理解」など、ビジネスに必要なプロセスを体験できることから、実践的な研修としても期待できます。

討論系

討論系のグループワークは、文字通り「討論」を目的としたものです。

お題は、基本的に意見が半数に分かれそうなものが適しています。たとえば「情報収集方法は、テレビとネットのどちらが適しているのか」「子供には運動と勉強のどちらを積極的にやらせるべきか」などです。

2つのグループに分けて討論を進めていくことで、お互いに予想外な意見が飛び出したり、白熱しすぎて感情的になったりするなど、いろいろな展開が期待できます。

討論を目的としているので、正解発表などはありません。しかし「どのような内容で討論されているのか」をチェックしておくことで、各個人の考え方の傾向や発言スタイルなどを知ることができます。

リモート研修のグループワークが適しているケース

Work from home COVID-19 concept. Hand of office worker using notebook computer working for social distancing meeting online with social media application

リモート研修のグループワークは、必ずしもすべての企業に適しているわけではありません。

そのため、自社がリモート環境でのグループワークに向いているのかどうかをあらかじめ判断する必要があります。

具体的にどのような企業がリモート研修のグループワークに適しているのでしょうか。

コストを削減したい企業

規模を問わず、研修を実施するとなるとコストが発生します。当然、参加人数が多ければ多いほど広い会場をおさえなければならず、場合によっては備品も新調する必要があるなど、あらゆる部分でコストの負担に悩まされるでしょう。

しかしリモート環境であれば、会場をおさえる必要はありませんし、資料の共有などは電子ファイルでできます。実際に集合して研修を行うよりも、リモート環境で研修を行ったほうがコストを削減しやすいのです。

また、参加者のほうも交通費をカットできる、研修に参加するための衣類を新調しなくて済むなど、コスト面でさまざまなメリットがあります。

準備の手間や片付けの負担が大きいと感じている企業

すでに触れた通り、リモート環境であれば会場をおさえる必要がないため、会場内の設備を整えたり備品を揃えたりする必要もありません。

準備の手間が少なくなるということは、片付けの手間も軽減できるということです。準備や片付けの負担が大きいと感じる企業にとっては、リモート環境でのグループワークは大きなメリットといえるでしょう。

とくに参加人数が多い場合、準備の手間が大きくなりやすいもの。リモート研修でグループワークを取り入れれば、準備を最小限におさえて実施できます。

新型コロナウイルスの感染対策をしたい企業

2021年2月現在、新型コロナウイルスの終息が見えない状況です。公共施設やオフィス、学校などでのクラスター発生も起こっているなか、複数人が集まってグループワークを行うのは得策ではありません。

そんな時はやはり、リモート研修でグループワークを取り入れることをおすすめします。リモート環境であれば、参加者同士で接触するリスクを回避できるため、安心して研修が行えます。

また、会場での感染流行を防げるだけではなく、移動のタイミングでの感染を防ぐことにも繋がるため、結果的に新型コロナウイルスの感染対策が期待できます。

参加率を高めたい企業

「何度研修を実施しても参加率が低い……」といった悩みを抱えている企業にも、リモート研修でのグループワークはおすすめです。

会場などに集合して参加するスタイルの研修は、「面倒に感じてしまう」「移動で時間がかかる」「身支度を整えるのが億劫」など、さまざまな理由により参加のハードルが高いと感じることがあります。

しかしリモート研修であれば自宅から参加できるため、一般的な研修よりも気軽に臨めるでしょう。

「自宅からでも参加できるなら」と参加に積極的になる方が増えることが期待できるため、社員の自発的参加を希望する企業にとって、リモート環境でのグループワークはもってこいだといえます

すでにリモートワークを推進している企業

すでにリモートワークの導入が進んでいるのであれば、せっかくの機会に研修もリモート環境で行ってみましょう。

リモート環境でのグループワークは、リモートならではのコミュニケーション方法を学べる場でもあります。

リモート研修でグループワークを取り入れれば、リモートワークで交流が少なくなった社員同士のコミュニケーション活性化に繋がり、結果的に仕事のパフォーマンス向上が期待できます。

リモート研修でグループワークを実施する際の注意点

Young attractive asian female student sitting at table looking at laptop writing journal by hand note idea script, diary or sketch design on notebook at home office or library with copyspace concept.

リモート研修でグループワークを実施する場合、いくつか注意点があります。具体的にどのような点に注意したらいいのか、見ていきましょう。

音声や映像トラブルに注意

リモート研修では、音声や映像トラブルが発生しがち。トラブルが発生しないのがベストではありますが、トラブルの発生を想定し、あらかじめ対策を講じておく必要があります。

外部の専門会社に依頼をしておいたり、システムに詳しい人材をトラブル対応担当者として配置したりするなど、スムーズにリモート研修が進められるように準備しておきましょう。

マイクをミュートにする場面をルール化しておく

リモート研修では、参加者同士の音声でうるさくなりがちです。話し声だけでなく、自宅からの参加であれば参加者の家族の生活音が響くこともあるでしょう。

こうした状況では、発言者の声が聞き取りにくくなり、進行にも影響が出る可能性があります。

話していない時にはミュートにする、発言を求められた時のみマイクをオンにするなど、マイク関連のルールを明確にしておくようにしましょう。

あらかじめツールの使い方を共有しておく

リモート研修の参加者のなかに初めて参加する方がいる場合は、あらかじめツールの使い方を共有しておいてください。

ツールの使い方がわからないままリモート研修に参加すると、必要な機能を活用できず、研修に追いつけないなどの問題が発生するかもしれません。

せっかくの研修の機会にもかかわらず、使い方のレクチャーで時間が過ぎてしまうことも考えられます。

予定通りにリモート研修を行うためにも、かんたんなマニュアルを作って配布するなど、全員が使い方を理解できているようにしましょう。

発言者が偏らないように配慮する

コミュニケーションの活性化やディスカッションを目的としてリモート研修を実施したにもかかわらず、いざ始まってみると、発言する人がいつも同じといったことになる場合があります。これでは、せっかくのグループワークが意味を成さなくなってしまいます。

リモート研修では、実際に会って話すのと異なり「どのタイミングで発言すればいいのかわからない」という悩みが生じやすいのが現状です。

進行役が一人ひとり発言者を指定していったり、一定の人のみ話している状況になった時に「○○さんはどうですか?」と発言していない人に話を振るなどして、全員が同程度発言できるように工夫しましょう。

まとめ

Happy young attractive woman in glasses looking at laptop screen, waving hands, holding video call with friends from home. Smiling pretty millennial teacher making hello hi gesture, welcoming clients.

リモート研修のグループワークは、近年需要が急増している状況です。

もともとリモートに切り替えられつつある業種もありましたが、ほとんどが新型コロナウイルスの影響で導入せざるを得なくなったというものです。そのため、リモート環境に慣れていない企業はまだまだ多いといえます。

今回は、そうしたリモート研修に慣れていない企業に向けて、グループワークのコツやおすすめテーマを紹介しました。ぜひ参考にしながら、自社のリモート研修に取り入れてみてください。

資料ダウンロードはこちらお問い合わせはこちら

この記事を書いた人

IKUSA.jp編集部
IKUSA.jpでは、楽しさを主軸にした体験型のイベントや研修に関する情報をご紹介していきます。オンラインでもリアルでも、参加者全員が楽しめるイベントはIKUSAにお任せください。
RELATED ARTICLES関連する記事
RECOMMENDおすすめ記事
PAGE TOP