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2020 07.31

社内研修の目的とは?設定のコツをご紹介

犬千代
社内研修の目的とは?設定のコツをご紹介

社内研修を行う際には、目的の設定が非常に重要になります。

企業としてどのような社員を育てたいのか、研修の結果としてどのような成果を得たいのかを明確に定め有意義な目標を立てることで、研修に費やす貴重なコストやリソースを無駄にすることなく活かすことができるでしょう。

今回は社内研修の目的について、現在あらゆる企業が抱える人材面での課題から目的設定のコツなど詳しくお話ししていきます。

 

企業が人材面で抱える課題

まず手始めに、企業が人材面においてどのような課題を抱えているのか、お話ししていきます。

 

企業が求める人材像

企業が研修を行うのは、簡潔に言うと自社の社員を企業として求める人材像に近づけるためです。では企業が求めているのは、一体どのような人材なのでしょうか。

一般的にスキルやノウハウに長けた人材が求められていると思われがちですが、実は実際に求められているのは「主体性」「積極性」「協調性」「柔軟性」「コミュニケーション力」などの基礎的な能力です。「主体性を持って積極的に事業推進ができる」「円滑なコミュニケーションを図り柔軟に対応できる」など、仕事に取り組む際の姿勢や特性が重視されていることが分かります。

 

研修に対する課題

上述のように企業には求める人材像があり、社員をそれにかなう人材に育てるために研修を行います。しかし研修によって望むような成果を出せていない企業も多く、各社がさまざまな課題を感じています。

「自社にマッチした研修方法がわからない」「研修に関するノウハウがない」「結果や効果が見えにくい」「インプットだけでなくアウトプットもできる研修を行いたい」など、状況や求めるものによってさまざまな課題を持っています。

このような課題に直面してしまう一つの要因として、研修の目的をしっかり定義できていない可能性が考えられます。研修によってどこを目指すのか、どのような成果を求めるのかによって、研修方法や必要なノウハウ、成果の判断などもある程度定めていくことができるでしょう。

 

研修の目的とは

研修の目的としてはさまざまな考え方がありますが、最も基本的かつ重要なのが「個人の成長」です。企業に属する各個人の成長を最大の目的といて、社内研修は行われます。

個人の成長によって期待できるのは、各個人が研修によって得た学びや成長を実際に普段の業務に活かすことです。これはつまり個人の「行動変容」ということになります。企業が研修の目的とするのは、「個人の成長」そしてその先の各個人の「行動変容」なのです。

 

目的達成のために重要なのが「研修目標」

研修「目的」と研修「目標」はよく混同されがちです。先述のとおり研修目的は「個人の成長」および「行動変容」ですが、研修目標はその目的を果たすために各個人が到達するべき具体的な地点を指します。

例えば新人研修において研修の目的を「参加者に基本的な社会人スキルを身につけさせ、現場で即戦力として活躍できる状態にする」と設定したとします。その場合に目標として設定すべき事柄として挙げられるのは、「納期管理の意識を持つ」「書類作成のスキルを身につける」「報連相を習慣化する」などのようなものでしょう。

定めた目標を達成することで結果的に研修の目的を果たすことができるような項目を設定することが大切です。

 

研修の目標設定のコツ

きちんと有意義な目標を立てることができるよう、研修の目標を設定する際に実践すべきコツがあります。ここで研修の目標設定のコツを3つご紹介します。

 

事前に課題を洗い出す

研修の目標として設定されるのは基本的に、現状で満たしていない、つまり課題とされている要件です。事前に課題を洗い出しておくことで、研修で解決すべきことを間違いなく目標に設定することができます。

また課題を見つけるために、現在地(現状)から研修の目的達成までの距離を認識して取り組むことも重要でしょう。

 

課題解決の優先度を定める

最終的には全ての課題を解決することが望ましいですが、とはいえあらゆる方向の課題を一度の研修で解決することは決して簡単ではありません。研修にさまざまな要素を組み込もうとした結果、全体的に内容が薄くなってしまい思うような成果が得られないという事態も考えられます。

参加者がしっかり学びを定着させることができ、研修自体の目的を確実に果たせるようにするためにも、解決すべき課題の優先順位を定めた上で目標設定をすることが大切です。

 

行動変容を前提とした目標を立てる

先述の通り研修の目標は「参加者の行動変容」という目的を果たすために設定するものです。そのため研修で目指すべき目標はその先の目的である「行動変容」を前提とした項目であることが望ましいです。

行動につなげることが求められるため、具体的に期限を定めた目標や数値的な目標を立てることが必要です。「○月までに」や「半年で個人の営業売り上げ30%UP」などと達成すべき期限と基準を定めておくことですべきことが明確になり、行動変容につながりやすくなるでしょう。

また新人研修などでなかなか数値的な目標を立てることが難しい場合にも、達成したかどうかがわかりやすい目標を立てるとよいです。

 

研修の種類

一口に研修といっても、その形式によって以下のようにいくつかの種類に分かれます。

 

  • OJT型研修
  • OFF JT型研修
  • eラーニング型研修

 

それぞれ詳しくご紹介していきます。

 

OJT型研修

OJT」という言葉は、ビジネスマンの方であればたいてい聞いたことがあるのではないでしょうか。OJTとは実務の現場で実際に働きながら学ぶ研修方法で、研修の対象者に上司や先輩社員がメンターとして付き、通常業務の中で実践的にスキルを身につけていくというものです。

OJT型研修の特徴としては、研修が終了した時点から即戦力として実務での活躍が期待できる点が挙げられます。そのため日本の多くの企業では新入社員に対して、全社の新人研修が終わったのちに配属先にてOJT型研修が行われるのが一般的になっています。

即戦力を求めている企業にとっては、まさに最適な研修方法です。

 

OFF JT型研修

On the Job Training」の頭文字を取ったOJTに対して、その反対の意味で「OFF JT」という言葉があります。これは実務の現場から離れて行われる研修で、一般的には社内の会議室などに参加者を集め、外部の講師を招いて行われる研修です。

OFF JT型研修では、新人研修の場合は基本的なビジネスマナーやビジネススキル、通常の研修ではリーダーシップやマネジメントスキル、専門性の高いノウハウなどを学ぶことができます。

またOFF JTは、オンラインによる通信教育の形で行われることもあります。

この記事を書いた人

犬千代
SEOライターとしてWeb業界に入り、今年で業界4年目のライター兼「ikusa.jp」編集長。
リアルアクティビティ事業とデジタルマーケティング事業を展開する株式会社IKUSAにて、イベント運営、事例記事・ノウハウ系記事の執筆に尽力。
研修・社内イベント・周年イベントなどの現場に触れながら、日々実感しているチームビルディングやコミュニケーションの大切さを記事に書き連ねている。

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