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updated: 2022 

観光業界におけるインバウンドを解説!対策や人気のスポットを紹介

観光業界におけるインバウンドを解説!対策や人気のスポットを紹介

年々、海外からの外国人観光客は増加傾向にあり、今や「インバウンドブーム」とも呼ばれています。
しかし、普段はあまり外国人観光客と関わらないお仕事をされていると、「インバウンドって何?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インバウンドについての理解を深めるために、ホテルや宿泊業界、サービス業を含めた、観光業界におけるインバウンドの概要や取り組みについてご紹介します。
インバウンドについて理解を深めたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

インバウンドとは?

インバウンドとは?

インバウンド(inbound)とは、英語で「入ってくる」という意味を表します。日本の各業界では、一般的に「インバウンド」=「日本に訪れる外国人観光客」という意味で使われています。
インバウンド対策とは、外国人観光客に向けた、観光をよりストレスなく過ごしてもらえる施策を行うことです。具体的な取り組みとしては、海外ではすでに当たり前になっているキャッシュレス化の推進や、日本語に明るくない外国の人でも買い物がしやすい仕組み作りなどがあります。

観光業界におけるインバウンドの意味は?

観光業界におけるインバウンドの意味は?

近年、外国人観光客の誘致がビジネスの世界で注目を集めているのにともない、観光業界でも「インバウンド」という言葉の使われ方が変化しています。日本の観光業界では、外国人が日本を訪れる旅行全般を「インバウンド」といいます。日本から見て、「外から内に入ってくる」という意味合いです。

代表的な使われ方としては、インバウンド消費(外国人観光客の日本国内での消費活動)、インバウンド需要(外国人観光客の旅行における需要)、インバウンド市場(外国人観光客のインバウンド消費によって成る市場)、インバウンド対策(インバウンド消費やインバウンド需要を促し、取り込むための政府や企業による取り組み)などがあります。

ちなみに反対の意味の「アウトバウンド」については、「日本から出ていく人」を指します。

何故いま、インバウンドという言葉を頻繁に耳にするのか

何故いま、インバウンドという言葉を頻繁に耳にするのか

なぜ現代において、インバウンドという言葉を耳にすることが多くなっているのでしょうか。その理由としては、年々海外からの観光客の数が増えていることが挙げられます。

そのような変化に対して政府は、新たな観光ビジョン「明日の日本を支える観光ビジョン」を制定し、外国人観光客への対策を強化しています。

観光業界におけるインバウンド対策とは?

観光業界におけるインバウンド対策とは?

インバウンド対策が注目されはじめたことにより、観光業会でもさまざまな取り組みが進められています。

それでは、具体的に一体どのような取り組みがあるのでしょうか。詳しくご紹介していきます。

多言語による案内、翻訳機の導入など

外国人観光客が最も不自由を感じる点として、言語対応が進んでいないことが挙げられます。日本に来る外国人は、どうしても日本語に明るくない人が多いです。

そのため現在では、多くの案内板やパンフレットなどで、英語表記が取り入れられています。飲食店などでも、メニューを多言語対応させることによって消費を促すことができるため、多くの店舗で外国語対応が進められています。

無料Wi-Fiサービスの提供

Wi-Fi環境の整備は、日本が海外と比べて遅れをとっている点の一つです。

日本国内において、街中で無料のWi-Fiを使えるスポットというのはあまり多くありません。しかし外国人の訪日旅行中に、情報収拾のための電波は欠かせないものです。無料のWi-Fiを整えていくことで、外国人観光客の満足度は高まり、より多くの再訪につなげることができるかもしれません。

決済方法の多様化

決済の方法も、インバウンド対策として大きく注目されるポイントです。

海外ではキャッシュレス決済が普及しており、クレジットカードをはじめ、電子マネーやバーコード決済など、キャッシュレスでの支払いが当たり前になっています。しかし日本国内においては、キャッシュレス化があまり推進されていない部分もあります。

インバウンド対策が進められる中では、そのような決済方法の多様化に対応するため、多くの企業や店舗があらゆるキャッシュレス決済の導入に乗り出しています。

インバウンド観光客が多い国

インバウンド観光客が多い国

日本へ来る外国人観光客はたくさんいますが、一体どの国の人が多く旅行にきているのでしょうか。実は、日本へのインバウンド観光客は、圧倒的にアジアの人が多くなっています。

昨年に日本に旅行に来た外国人観光客を国別に見てみると、最も多いのが中国で、全体のおよそ30%を占めていました。次いで韓国が多く、20%近くを占めています。それに続く2カ国もアジアで、台湾がおよそ15%、香港がおよそ7%となっていました。

アジア以外で最も多いのがアメリカで、こちらは全体の5%ほどとなっています。そのほかにも、タイヤフィリピン、オーストラリア、イギリスなどからの外国人観光客が多いようです。

まとめ

旅行業界におけるインバウンド

旅行業界におけるインバウンドとは、外国人観光客のことを指します。

インバウンド観光客の数は年々増加傾向にあり、国内のインバウンド対策は急速に推進されています。旅行業界でも、インバウンド対策としてさまざまな施策が行われています。

対策が急がれる現代において、外国語対応やキャッシュレス化を率先して進めていくことが必要でしょう。

 

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IKUSA.jp編集部
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