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updated: 2024 

忍者修行18種!大人も子どもも挑戦できる基本動作・忍術を紹介

忍者修行18種!大人も子どもも挑戦できる基本動作・忍術を紹介

アニメ『バジリスク~甲賀忍法帖~』のヒットに加え、『NARUTO―ナルト―』の世界的大ヒットもあり、国内外を問わず忍者に対する関心が高まっているようです。日本の忍者の歴史は飛鳥時代より続いているとされており、年月にしておよそ1,500年。たいへん歴史ある文化です。今回は、忍者の修行をまとめて紹介します。現代に通じるモノ、成長できるモノもたっぷりです。

 

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歩く・走る

足並み十法

音を立てずに歩く、忍者特有の歩き方。「抜き足差し足忍び足」のことです。手足の同じ側を前に出すように歩きます。そうして腰にかかる負担を減らし、より長い距離を歩けるようにする狙いがあったといわれています。

足の小指やつま先から順に地面に接するような歩き方を基本とし、その他、動物の歩き方をもとにしたものもあります。修行をするならば、まずは二足で音を立てずに歩き、次第に四つん這い、手の上に足を乗せて歩く……と発展させていきます。

忍者走り

上体は前傾姿勢、片手を前に、逆の手は後ろにして、ほとんど腕を振らずに走ります。そうすることで障害物に手を接触させにくく、かつ見つかりにくい姿勢で走れるためです。

忍者走りの一般的なイメージとは異なりますが、マラソンランナーの安藤友香選手のほとんど両腕を振らない走り方が『忍者走り』と注目されましたので、気になる方は動画サイト等でチェックしてみてください。

忍術

水遁(すいとん)の術

シュノーケリングの要領で水中から筒状のものを出し、呼吸する術です。忍者は竹筒を使用していたそうですが、簡単そうに見えてじつは熟練の技術が必要になるとされています。試しにお湯を張った浴槽等で挑戦してみてください。吸った空気を飲み込むことすら困難なことが分かると思います。

水蜘蛛の術

水蜘蛛と呼ばれる木で作った道具を使用して水上を移動する術であり、これも非常に難しいとされています。たとえばプールや海で、ビート板の上に立とうとしてみると、バランスを取ることが非常に困難です。歴史書に記されている忍者はそれができたようなのですが、どれほどの修行を積めば会得できるのでしょうか。

水上を歩くことのロマンは大きいですが、忍者が実際に水上を歩いていたかというと疑問が残るようです。

火遁(かとん)の術

忍者は火を使うことに長けているといわれています。火遁の術は身を隠すこと、または敵から逃れることを意味しており、火を巧みに操って敵を欺く術です。後述する「火術」にも通じます。現代で使用すると大問題になりかねない案件ですので、術の使用は絶対にやめましょう。知識として覚えておくだけにしてください。

煙遁(えんとん)の術

煙を出し、敵から身を隠す術です。現代フィクションの映画やドラマ等で目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。「煙に巻く」とは、まさにこのことです。

金遁(きんとん)の術

金属類によって敵から逃れる術です。鐘を鳴らしたり、銭を撒いたり、といった方法が主体であったとされています。銭を撒いて、敵がそれを拾っている間に逃げるというのは、現代社会でも場面によっては遭遇する可能性がありそうです。

木遁(もくとん)の術

木々や稲、麦、草等を利用して身を隠す術です。いわゆる「木の葉隠れ」はこれに該当し、木に登って身を隠すことも含まれます。比較的習得しやすそうな忍術ではないでしょうか。

身を隠さなければならない場面は意外と多いと思います。そんなときには、身の回りにあるものに目を向け、身を隠す。いざというときの選択肢のひとつになりそうです。

土遁(どとん)の術

地形の構造を利用して身を隠す忍術です。木遁の術と同様、その場の環境を巧みに利用します。現代社会は障害物がたくさんある場所が多いので、標的からきれいに身を隠せるよう日頃から修行を積んでおけば、いざというときに役に立つかもしれません。大切なことは、標的に見つかる前に身を隠すこと。スピード感も大切です。

分身の術

高速な動きで残像をつくり、敵の目を欺く術だとされています。非常に夢とロマンのある術ではありますが、現代人が習得するにはハードルが高すぎるようにも思います。

体と技を鍛える武術


忍者八門と呼ばれる、基本的な忍者の武術を紹介します。忍者が、忍者として必要なことを忍者修行者に教えるためのものなので、必読かと思います。

骨法術

武器を使用せずに敵と戦う武術であり、打撃技が中心とされています。具体的には、力士の張り手のイメージで敵を打つ『掌底』や、蹴り技の『浴びせ蹴り』等があり、プロレスラーが技として取り入れたこともあるようです。

打撃は『打つ』ことをひたすら繰り返さなければ強くなりません。空手等の打撃系の格闘技を始め、体を鍛えてみてはどうでしょう。感覚的に、「体の硬直化している又は骨等の硬い部分」が狙った部分に当たるようになれば、強い打撃が身につくと思います。

また、骨法術には蘇生術も含まれているそうです。

剣術

侍のように斬る、というよりは剣で突くことが中心になるようです。現代社会で実践してはいけませんが、忍者になるための修行として(絶対に刺さらなく斬れないモノを使用して)訓練をするのであれば可能かと思います。忍者における剣術の歴史は浅く、戦国時代を機に忍術に組み込まれたとされています。服部半蔵や猿飛佐助が剣を振るっている姿を想像すると、気分が上がりますね。

槍術

槍で突いたり、敵を叩く忍術です。槍は、敵との距離を保ちながら戦えるのでよく使われていたそうです。しかし、リーチが長い槍は隙も多く、使いこなすにはかなりの修行を積む必要がありそうです。

手裏剣術

イメージ上の忍者といえば、やはり手裏剣でしょうか。手裏剣が敵に当たったかと思いきや変わり身の術で丸太に刺さっている……というシーンは誰しも思い浮かべられると思います。

手裏剣は飛び道具です。狙ったところにズバッと刺さるようになるまで訓練を積まなければなりません。忍者修行を体験できる施設等で手裏剣投げを体験させてくれるところもあるようですので、学び、持ち帰って修行を積めば抜群のコントロールを身につけられるかもしれません。

火術

火薬を用いた武術です。火薬を詰めた竹筒等を花火のように使うだけでなく、煙を立てて敵を混乱させたり、敵陣に火を点けたり、明かりとして使用したり、暖を取るための手段として活用したりと、用途は多岐に渡ります。

気合術

「気合だ!」と気持ちを高ぶらせるのではなく、敵の精神を沈下させる術という意味合いが強いとされています。言い換えれば、敵を意気消沈させる武術です。現代では「パワハラ」と秒殺されてしまいそうですが、ひと昔前でしたら出世の手段等にも応用できたかもしれません。敵に金縛りをかけたり、達人の領域に達すれば遠くの敵を倒すこともできたそうです。

教門

忍者とバレることなく、大衆の中に溶け込むために必要であったとされています。民衆の常識や関心事をしっかりと押さえ、会話等をしても違和感を持たれないようにするために必要だったのでしょう。

人の中に溶け込むというのは、現代社会でも重宝しそうです。特に若人は、「他者の評価」を重要視する傾向が強いようですので、達人の域に達している人が多いのだろうと思います。

遊芸

忍者の身軽でときに派手な動きは、この遊芸を学んだことによるとされています。遊芸では、軽業と呼ばれる身のこなしを体得します。芸と呼べる程の、たとえばサーカス団員のような軽快な身のこなしとアクロバティックな動きを身に着ければ、現代社会でも人気者になれそうです。

修行を活かす忍者合戦 -SHINOBI-

忍者修行を経て、「そろそろ実践してみたい」と思ってきた方は、『忍者合戦-SHINOBI-』で修業の成果を発揮してみてください。忍者合戦は、当たっても痛くない刀で腕につけたカラーボールを落とし合う、合戦型忍者アクティビティです。アクティビティでは、専用に開発した「忍ビブス」を装着していただくことで、あっという間に忍者に変身できます。

忍者修行してきた方だけでなく、もちろん、いきなり『忍者合戦—SHINOBI-』に挑戦しても大丈夫です!

シンプルなルールですので、お子様も、大人の方も、外国の方も一緒に楽しむことができます

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戦国気分を味わえる「チャンバラ合戦」

「忍者も格好いいけれど、やっぱり侍も好き!」そんな方にご紹介したいのが、「チャンバラ合戦」です。スポンジ製の刀を持ち、相手の腕についた「命」と呼ばれるカラーボールを落とすという単純なルールですが、体格や性別、年齢よりも戦略によって勝敗が決まるため、奥深い魅力があります

合戦形式は3種類あり、チームに分かれて戦う「全滅戦」の他、チームの大将を守り抜く「大将戦」ではチームビルディング効果も期待できます。また、個人戦の「バトルロイヤル」はとにかく盛り上がるため、イベントの締めくくりにぴったりです。

参加者全員が一緒に楽しめるイベントがしたい」というときには、チャンバラ合戦がおすすめです。

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まとめ

忍者の修行について知れば知るほど、「忍者ってカッコいい!」と唸ります。「忍びはただ生きて死ぬのみ」といわれていますが、忍者は決して野性的な生き方をしているのではなく、賢く俊敏な影のヒーローだとわかります。現代社会で活用できることも多いので、ぜひ忍者修行にチャレンジしてみてください!

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この記事を書いた人

ともしど
コンテンツ制作ディレクター/IKUSA編集部ディレクター。寿司板前時代には魚をさばくパフォーマンスを毎日行い、マグロの解体ショーも積極的に実施。「お客様に感謝され喜ばれること」をモットーとして寿司板前の仕事をするなかで学んだ経験を生かし、Web業界で奮闘中。
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